シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Nell's (ネルズ)
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★★★½
アメリカ料理
Nell's
6804 East Green Lake Way N
Seattle, WA 98115
206-524-4044

Nell'sはグリーンレイクのすぐ脇にある、とても雰囲気のいいレストラン。14年もやってるレストランなんだけど、数えるほどしか訪れたことがなかった。今回は3回目で、しかも10年以上ぶり。この場所にNell'sがオープンする前はSaleh al Lagoというイタリア料理屋があって、そこは僕がシアトルで一番好きなイタリアンレストランだった。そこが閉店してNell'sになったとき、どうしてもSaleh al Lgoの美味しさと比較してしまって、それであまり行かなくなったんだと思う。今回はグリーンレイクで "Pathway of Lights" というクリスマスイベントが開かれていたので、ついでにここで食べることにした。

落ち着いたインテリアだけど、少しだけ時代の古さを感じさせてしまう。それでもジーンズで行くのはためらわれる感じの高級感があって、グリーンレイクの周りの人には大人気だと思う。

4コース$45のテイスティングメニューもあったんだけど、この日は鹿肉の気分じゃなかったので、アラカルトで注文することにした。

まずは自家製のフェットチーネ。オリーブのタプナードと、バーニャカウダと呼ばれるアンチョビ、ニンニク、オリーブオイル、バターから作られたソースがかかっている。かなり柔らかめのフェットチーネなんだけど、オリーブの香りとアンチョビの味がパスタによく絡んで、素晴らしい美味しさだった。アンチョビのパスタは前にも別の店で食べたことはあったけど、タプナードも一緒っていうのは初めてだ。二つとも似た味わいなんだけど、一緒に使われていてもはっきりと区別できるのが面白い。とても美味しかったんだけど、バーニャカウダに油をたくさん使っているせいか、最後の方はパスタのオイル漬けみたいになってしまったのが残念だった。まぁこれはバーニャカウダを使う以上、仕方がないのかな。

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House-made Fettuccini with kalamata Tapenade, Anchovy Bagna Cauda, and Dandelion Greens ($13)

同行人はカラマリを注文。"Saleh's"と書いてあるってことは、Saleh al Lagoのレシピを受け継いだものなんだろう。アイオリをつけて食べると、とても美味しい。ピリッとした辛さは衣から来ているんだろう。ただ、カラマリ自体には塩味はほとんどついていなくて、アイオリをつけないと美味しくなかった。同行人はマヨネーズ系がダメな人なので、塩をもらって振りかけて食べていた。そうすることで断然美味しくなったとのこと。

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Saleh's Calamari with Parsley Salad and Aioli ($11)

僕のメインコースは仔羊。完璧な焼き具合。表面の味つけも見事。微かにマスタードの香りのするソースも最高で、仔羊肉のジューシーな美味しさを何倍にも高めてくれていた。ここまで美味しい仔羊は久しぶりだった。最近よく訪れる新規オープンのレストランとは違って、どっしりと自信に溢れたものを感じさせてくれる。不満な点は何ひとつ思い浮かばなかった。

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Grilled Rack of Lamb with French Lentils, Savoy Cabbage and Whole Grain Mustard Jus ($29)

同行人は和牛スタイルのハンガーステーキ。見事な焼き加減で、肉質も上々。タイムを使ったソースがかかっていて、こちらも牛肉の味を引き出して素晴らしい味わいだった。でも僕の仔羊の後だったから、少しだけ感動は薄かったかな。同行人も、仔羊の方が美味しい!と言っていた。トリュフオイルを少しだけ使ったマッシュドポテトは、少しキメが荒い気がしたけど、味的にはとてもよかった。まぁポテトピュレって書いてあったわけじゃないから、これでも十分なのかもしれない。

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Kobe Hanger Steak with Truffled Mashed Potatoes, Rapini and Thyme Jus ($29)

満足のメインコースの後は、チーズプレートをデザートに頼んだ。5種類のチーズが載ってきて、一つは僕がちょっと苦手な山羊のチーズだったからあまり食べなかったんだけど、他のチーズはどれも素晴らしく美味しかった。特に左上のマンスターチーズは、まるでリバロのような臭みと深い味わいで、ウットリとしてしまうほどだった。

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Assorted Cheeses with Rustic Breads ($10)

いやー、以前何回か来たときにも美味しいとは思ったけど、今回ここまで満足させてくれるとは思わなかった。やっぱり前はまだSaleh al Lagoの味の記憶が大きかったんだろうな。今度また行ってみて、今回がまぐれ当たりでなかったことを確認したい。
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by seafoodie | 2013-12-14 17:30 | シアトル
Aragona (アラゴナ)
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★★★☆
スペイン料理
Aragona
96 Union St
Seattle, WA 98101
206-682-3590

僕の大好きなイタリアンレストランSpinasseのオーナー/シェフJason Stratton氏が、ダウンタウンに新しくスペイン料理のレストランを12月9日にオープンした。

Four Seasons Hotelの目の前にあるAragonaは、入った瞬間にまだペンキの匂いが感じられたほど新しいけど、インテリアはシンプルでエレガント。天井も高くて、とても落ち着いた雰囲気を演出してくれている。

メニューから注文を終わってすぐにナプキンに包まれて運ばれてきたのは、ナッツがたくさん入ったブレッドスティック。ナッツの味と香りがして悪くはないんだけど、なんだかボソボソした口触りで、健康食品を食べているかのような気になってしまった。ブレッドスティックは好きな方なんだけど、これは最後まで食べられなかった。

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ナッツのたくさん入ったブレッドスティック

まずアペタイザーの第一弾には、牛タンのエスカベチェ。普通の「タン」の印象とはだいぶ違っていて、これはかなり厚切りで、しかもとても柔らかい。キツすぎない酢の風味が、肉の味をやんわりと持ち上げてくれているよう。時々カラントのフルーティーな甘味が感じられて、最後まで全く飽きの来ない味だった。

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Beef tongue en escabeche with onion, currants and capers ($10)

アペタイザーの第二弾は、サンチョークのトルティーヤ。上にはアイオリソースとウニが載せてある。ポテトのトルティーヤによく似た味だけど、やっぱりどこか風味が違って軽い感じがするのはサンチョークならではなんだろう。ウニはそのまま食べるというよりも、アイオリの一部と考えた方がいいんだろう。アイオリにふっくらとした優しい味を与えていて、それがトルティーヤととてもよく合っていた。バルセロナのCal Pepで食べたトルティーヤの方が一枚上手だけど、この一品もとても美味しかった。

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Sunchoke tortilla with sea urchin and aioli ($14)

メインも二種類頼んで、最初はタコのグリル。香ばしい匂いに、しっかりとした味つけ。でもタコの風味を壊すことはなく、噛みしめるとタコの美味しさがよく味わえる。とても美味しいんだけど、感動するほどではなかったのも事実。Spinasseの素晴らしい味わいに達するには、今一歩という印象を受けた。

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Grilled octopus with "trinxat" potatoes, pearl onions and cauliflower ($21)

次はイカ墨のリゾット。上にはイカリングと、カブを丸く切ったもの、それにイカ墨で作ったメレンゲが載ってきた。リゾットはどっしりとしたイカ墨の旨みが感じられて、とても美味しい。レモンの味も感じるんだけど、それがちょっとだけ出しゃばりすぎていた気がした。レモンは別の皿でついてきて好みで入れることもできるので、最初はもう少しレモンを抑えた方がイカ墨をよく味わえる気がする。メレンゲも珍しかったし、なにせこの黒と白だけのプレゼンテーションが素晴らしいと思った。

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Black rice with squid meatballs, baby turnip and ink meringues ($22)

デザートのオリーブオイルのアイスクリームは、ココアとパン粉の衣を纏ってきた。オリーブオイルのアイスクリームは、以前Sitka & Spruceがオープンした当時にそこで有名だったデザートなので僕も食べたことがあったんだけど、ここのはもっとオリーブオイルの風味が強かった。ここまでオリーブオイルの香りがすると、いくらアイスクリームでもちょっとしつこい感じがしてしまう。もう少し量を抑えて、ヒント程度にした方がいいような気がするなぁ。アイスクリーム好きな僕が全部食べられなかったというのは、すごく珍しいことだもの。

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Extra virgin olive oil ice cream rolled in bread crumbs, cocoa nib and thyme with aerated and frozen chocolate mousse ($8)

オープン直後ということもあってか、メニューの品目も少なく(アペタイザー4品、サラダ3品、メイン4品)、どっしりとした自信を感じさせてくれる料理があまりなかったのが残念だった。でもSpinasse譲りの繊細さと創造性はそのままなので、これからどんどん美味しいものを生み出してくれる予感がする。少し落ち着いた頃に、またぜひ訪れたい場所だ。
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by seafoodie | 2013-12-11 18:00 | シアトル
Loulay (ルーレイ)
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★★★☆
フランス料理
Loulay
600 Union St
Seattle, WA 98101
206-402-4588

僕が大好きだったフランス料理レストランRover'sが閉店してはや6か月近く。そこのシェフ、Chef-in-the-Hat(帽子をかぶったシェフ)で知られるThierry Rautureau氏の新しいレストランがダウンタウンにオープンしたので、その初日にディナーに行ってきた。

ダウンタウンのど真ん中にあるLoulayは天井が高く、昔のDahlia Loungeのような高級さが感じられる。ダイニングルームにはテーブルの他にブースもいくつかあるし、階段を上ったところにもテーブルがあって、レストランを上から眺めながら食べることができる。奥にはイベント用の部屋もあって、大人数を収容することもできるらしい。僕たちはキッチンの目の前にある "Chef's Counter" に座って、様々な料理が出来上がるのを見ながら食べることにした。

カウンターに座ってかなり待ってもメニューを運んできてくれないので、頼まなければいけなかった。オープン初日なんだから、こういうこともあるよね。でもその後ダイニングルームのマネージャーが来て、待たせてしまったことを平謝りして、シャンペンをサービスしてくれた。こういうのはやっぱりさすがだ。

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天井が高いダイニングルームは、昔のDahlia Loungeを思わせる

アミューズは半熟卵の上にイクラが数粒乗ったもの。一口食べて、これはRover'sの繊細さだ!と思った。これは食事が楽しみだぞ。

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アミューズ・ブーシュ

メニューは小皿、中皿、大皿と分かれていて、4コース$49のテイスティングメニューもある。僕らはテイスティングメニューにあまり惹かれるものがなかったので、全てアラカルトで行くことにした。大皿のアイテムもパスして、小皿を一品とスペシャルのフォアグラをアペタイザーとして、その後は中皿を3種類頼んでシェアすることにした。

まずは小皿のアヒ・ツナ。大根と梨の千切りが乗っていて、ポン酢のようでちょっと違うソースがかかっている。口の中にはとても日本色の濃い味わいがいっぱいに広がるけど、100%日本的ではないのがミソ。マグロの赤身の味とソースが見事にマッチして、梨からくる微かな甘味も爽やかで、素晴らしく美味しい一品だった。Rover'sの料理の繊細さが感じられるけど、それよりはもうちょっとだけ思い切った味つけかな。

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Ahi Tuna (daikon radish, asian pear, ponzu) ($8.50)

次のフォアグラは、Rover'sで食べたそのままの味。カリカリの表面は香ばしく、トロリとした中身といい対比をなしている。甘味のあるソースとブリオッシュと一緒に食べると、フォアグラがそれほど好きではない僕でもウットリしてしまうほどの美味しさ。このフォアグラはRover'sで名物料理だったんだろう。もう一つのRover'sの定番、スクランブルエッグの上にキャビアを乗せたものもメニューに載っている。Rover'sファンの心をつかんでしまう作戦だ。

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Seasonal Seared Foie Gras ($17)

次はホタテ。中皿なんだけど、大きいホタテが一つだけ。まぁ二つあったら、それだけでメインになっちゃうかな。一口食べると……、しょっぱい! しょっぱすぎる! ホタテ自体に塩が振られている上に、パンチェッタのソースも塩気が多いので、全体的にとてつもなく塩辛く感じてしまう。ホタテ自体の味はいいんだけどなぁ。これはちょっと知らせた方がいいので、皿を取りにきたサーバーにその旨を伝えておいた。

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Seared Scallop (spinach gâteau, carrot purée, pancetta sauce) ($15)

中皿の第二弾はウサギ肉。それにキノコやパッパルデッレが入ってきた。これはスープからして、家庭的でホッとする味。キノコや小さな玉ねぎがいいアクセントになっていて、飽きさせない。ただウサギ肉が、場所によってはかなりドライだったのが気になった。小さな肉はいいんだけど、大きな肉は口の中でボソボソになってしまう。これさえなければパーフェクトだったのになぁ。

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Braised Rabbit (wild mushroom, arugula, pappardelle) ($14)

中皿第三弾は、豚の肩肉のコンフィ。それが春巻きの皮に包まれている。これもコンフィ自体の味は素晴らしいんだけど、ドライなんだよなぁ。たっぷりソースを吸わせないと、すぐにボソボソしてしまう。コンフィの味といい、チョコレートと唐辛子を使ったソースといい、味自体は素晴らしいから、そのドライさが余計に気になった。中でもこのソースは見事。言われなければチョコレートだとわからない感じで、カカオの密かな味に唐辛子の辛さが加わって、豚肉の味わいを素晴らしく高めていた。

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Confit Pork Shoulder (bitter chocolate-chili sauce, mustard greens) ($12)

デザートにはベニエを注文。キャラメルソースが甘すぎやしないかと不安だったけど、とても軽い甘さでホッとした。ベニエは口の中でポフッとつぶれて香ばしい味わいがいっぱいに広がる。欲を言えば、ベニエ自体がもうちょっと大きかったらよかったのになぁ。サワーアップルもモルトアイスクリームも、クリスマスを感じさせる味で、とても美味しかった。

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Beignets (sour apple, malt ice cream, caramel) ($8)

いくつかの不満はあったものの、全体的にとても満足のできるディナーでホッとした。Rover'sの繊細さから離れて、もうちょっと家庭的なボールドさを味わえた気がする。キッチンが落ち着けば、今回感じた不満も少しずつ消えていくだろう。ランチもやっているらしいので、また近々試してみたいと思う。
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by seafoodie | 2013-12-04 18:30 | シアトル
The Old Sage (ジ・オールド・セージ)
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★★½☆
アメリカ料理
The Old Sage
1410 12th Ave
Seattle, WA 98122
206-557-7430

The Old Sageは、Tavern Lawのオーナー/シェフで、SpurとThe Coterie Roomも経営する、Brian McCracken氏とDana Tough氏のコンビのレストラン。キャピトル・ヒルに最近オープンしたばかりのこの店は、「燻煙された肉・魚を中心にした食事と、ウイスキー&ビール」というテーマで、他のレストランとは一線を画している。

店に入って最初に感じるのが、その燻煙の香り。バーを主体にした店内にはラウンジのような場所もあり、食べるのが目的というよりも、飲みながら食事をつまむのにピッタリの雰囲気かもしれない。

まずはパン。サワーブレッドをボールのように焼いたもの。中には空気がたくさん入っていて、アツアツのパンの上にはフェンネルの花粉やキャラウェイ、海塩がかけてあって、オリーブオイルを軽くふってある。一口食べて、インド料理のナンの味わいによく似てると思った。香ばしい匂いがそう感じさせるのかもしれない。スパイスも塩も適度で、とても美味しかった。あまりにも美味しかったので、もう一つ頼みたいと思ってしまったほど。ハッピーアワーでは一つ$4だけど、それ以外の時間帯は二つ$8で出しているらしい。

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Puffed Sour Bread ($4) (caraway, fennel pollen & sea salt)

最初はヒッコリーで燻されたカンパチ。透明なドームの中に入ってきて、サーバーが蓋を取ると煙が溢れ出してくる。カンパチの刺身は、ほんの少しだけ燻されているみたいで、口に入れるときにヒッコリーの香りを感じて、その後はカンパチの甘味とヒッコリーの香りが口の中でいい具合に調和している。ブラックガーリックのソースをつけると、それにまた違う香りが加わって、これまた面白い。この料理には、一本も二本も取られた感じだった。これは酒のつまみにもピッタリだ。

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Smoked Amberjack (hickory) (mustard seed, radish & black garlic) ($16)

次は豚の頬肉をラベンダーで燻したもの。こちらの方はカンパチよりもしっかりと燻されていて、ソースもかかっている。肉はフォークで簡単に崩すことができる柔らかさ。口に入れるときにラベンダーらしき香りも感じるけど、花の香りほど繊細ではない。肉の繊維の一本一本まで煙が染み込んでいるような、とてもどっしりとした味わいだった。豚肉の味わいも十分に楽しめる。ただ、やっぱりずっと食べていると、燻煙の香りのせいでちょっと重たく感じてしまうかな。間にビートの酢漬けを食べると、口の中がサッパリしてまた食べられる感じだった。

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Smoked Pork Cheeks (lavender) (caraway, potatoes & pickled beet) ($18)

コンセプトからして、なかなか面白い店だったと思う。今度は友達と4人くらいで行って、別なものを色々と頼んで、ウイスキーでも飲みながらワイワイやってみたいな。そんな時にはピッタリの店だと思う。
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by seafoodie | 2013-12-01 18:30 | シアトル