シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
プロフィール
シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

サイトの意図や星づけに関しては、はじめにをお読みください。

シアトルのレストランをお探しの方は、下の「カテゴリ」の中から [一覧] シアトル をお選びください。

日記はこちら
カテゴリ
全体
はじめに
[一覧] シアトル
[一覧] 北アメリカ
[一覧] ヨーロッパ
[一覧] アジア
[一覧] 南アメリカ
[一覧] オセアニア
シアトル
北アメリカ(シアトル以外)
ヨーロッパ
アジア
南アメリカ
オセアニア
以前の記事
2016年 10月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 06月
2014年 07月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 03月
2009年 07月
2009年 05月
2009年 02月
2008年 12月
2008年 09月
2008年 06月
2008年 04月
2007年 08月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2005年 12月
2005年 08月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2004年 08月
2004年 04月
2003年 06月
2003年 05月
2003年 04月
2003年 03月
2003年 02月
2003年 01月
2002年 12月
2002年 11月
2002年 10月
2002年 09月
2002年 08月
2002年 07月
2001年 01月
検索
その他のジャンル


<   2013年 10月 ( 27 )   > この月の画像一覧
Frenchie (フレンチ)
b0198361_0273750.jpg

★★★☆
フランス料理
Frenchie
5-6 Rue du Nil
Paris, France

Frenchieは、パリの新ビストロブームの中でも最も人気のある店の一つ。シェフのGregory Marchand氏はニューヨークの有名レストランGramercy Tavernでずっと働いていた人で、その腕はそこで証明されている。

ここも3コースのメニューだけで、アペタイザー+メイン+デザートかチーズの3コースが€45と、とてもお得。各コースには二種類くらいの選択肢がある。毎晩7時と9:30の二回だけのサービスで、予約が必須。二か月半前から、オンラインで予約することができる。僕は予約がオープンしてすぐに予約したのに、もう7時の回はいっぱいで、9:30の回になってしまった。まぁその前に友達と飲みに行けたから、それで結果的によかったんだけど(笑)。

アペタイザーはウズラとキノコ。とてもシンプルなプレゼンテーションなんだけど、味わいはとても深く、どことなく焼き鳥を想像させてくれるソースに感動した。そのソースに負けないくらいのキノコの味わいもスゴイと思った。なるほど、この店は人気があるわけだわ。

b0198361_0273969.jpg
Wild mushrooms, quail, chestnut

メインは仔牛を選択。カリフラワーのピュレとスイスチャードがついてきた。仔牛の肉はいくつか別のカットを使ってたんじゃなかったかな。これは感動するほどでもないけど、しっかりとした味で、胸を張って美味しいといえる一品だった。体調のせいで小食になっていたので少し残したら、またサーバーに心配されてしまった(笑)。

b0198361_0274252.jpg
Veal, black trumpet mushroom, cauliflower, swiss chard

最後はデザートの代わりにチーズを注文。少し苦手な山羊のチーズが入ってたけど、3種類ともそれぞれに異なった性格があってとても美味しかった。チーズがあるとワインが進んで困ってしまう。

b0198361_0274438.jpg
Selection of British Isle cheeses aged at Neal's Yard Dairy

人気があるのは頷けたけど、それほど感動ってほどでもなかったかな。何度か行って、他の料理も食べると印象が違うのかもしれない。最後にシェフとちょっと話ができてよかった。今度は彼が以前働いていた、ニューヨークのGramercy Tavernで食べる計画を進めることにしよう。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-29 21:30 | ヨーロッパ
Les Papilles (レ・パピーユ)
b0198361_0232626.jpg

★★★½
フランス料理
Les Papilles
30 Rue Gay-Lussac
Paris, France

Les Papillesも、最近のパリのビストロブームでとても人気のある店。本当なら違う日のディナーに行こうと予約してあったんだけど、一人だと夜の10時まで予約が取れなかったり、結局は体調を崩して熱が出てしまったために、泣く泣くキャンセルした。パリの最終日にあちこち歩き回っていたら、結構近くにLes Papillesがあることを発見。本当は公園でバゲットサンドイッチでも食べようかと思ってたんだけど、開いてたらそこでランチしてもいいなぁということで、そっち方面に向かうことにした。

着いたのはちょうど12時。中を覗くと、店の人がナプキンを折りたたんだりしてるのが見える。何時に開くか知らなかったので、ドアをちょっと開けて「開いてる?」と聞くと、にこやかに"Yes!"と答えてくれてラッキー。予約なし用のテーブルは少数しかないらしく、開店と同時に入れてラッキーだった。

ここにはアラカルトのメニューもあるけど、シェフのコースメニューの方がオススメだという。アペタイザー、メイン、チーズ、デザートで€31。アペタイザーとメインだけだと€24.50、メインとデザートだけは€22と、色々な組み合わせができる。僕はデザートはいらないので、アペタイザーとメインだけのコースを頼むことにした。

この日のアペタイザーは、カリフラワースープ。やっぱりカリフラワーって今が旬なのかな。かなり大きな容器にたっぷりとスープが入っていて、スープ皿にはクルトンやハム、クリームなんかの具が入っている。そこに自分でスープを入れて食べるらしい。一口食べて、「美味しいっ!!」。スープは濃厚なカリフラワーの味がするけど重くないし、それにクルトンやベーコン(?)の味わいも加わって、これは今回の旅行で食べたスープの中で一番かもしれない。それに表面的でない、実質があるような味わいで、小手先だけではないシェフの力を垣間見た気がした。

b0198361_0232998.jpg
たっぷりのスープはこんな容器に入ってきて、自分で注ぐ
b0198361_0233135.jpg
カリフラワースープ

メインはアヒル。アツアツのスキレット(これもココットなのかな)にニンジン、小芋、さやいんげんなんかと一緒に載ってきた。これも自分で皿によそうらしい。それにしてもアヒル肉、でかすぎるよー! ミディアムレアに調理された肉は、ナイフとフォークで切ると血がにじみ出る感じ。うーん、美味しい! 美味しすぎる! 肉の美味しさもさることながら、この皮が最高に美味しい。皮にはスパイスを擦り込んであるんだろう。ほのかにシナモンのような香りが漂ってくる。小芋もニンジンも味が濃くて、とてもいい付け合わせだった。

b0198361_0233340.jpg
メインのアヒルも鉄鍋に入ってきたのを、自分でサーブする
b0198361_0233597.jpg
アヒル肉

一時は諦めたこの店だけど、来ることができて本当によかった! 見てくれだけじゃない美味しい料理は最高だったけど、サービスもとてもフレンドリーで気持ちがよかった。最初に招き入れてくれた男性は実はこの店のオーナーのBertrand Bluy氏だったみたい。ペラペラの英語で、きちんと納得がいくまでメニューを説明してくれた姿勢に感動。サーバーの女性もいつも笑顔で対応してくれて、アヒル肉を残したときには、何か不都合があったかどうか心配そうに聞いてくれたし。なるほど、TripAdvisorで人気があるのも当然だ。店は僕が食べ終わる頃には満杯で、予約のない人は断られる状況になっていた。12時ピッタリにここに着くことができて、本当によかった!
[PR]
by seafoodie | 2013-10-29 12:00 | ヨーロッパ
Vivant Table (ヴィヴァン・タブル)
b0198361_0165168.jpg

★★★☆
フランス料理
Vivant Table
43 rue des Petites Ecuries
Paris, France

Vivant Tableは、最近のパリのビストロムーブメントの有名人Pierre Jancou氏のビストロ。彼は「ナチュラルなワイン」を提供することにこだわりがある人らしい。その彼のことを調べていると、彼の新しいレストランVivant Tableでは日本人がシェフをやっているらしいことが判明。面白そうなので、行ってみることにした。

ここではセットメニュー(€60)しかなく、選べるのはメインで二者択一のみ。€130だとそれぞれにワインマッチもしてくれるみたいだけど、今回はあまり飲む予定はなかったのでそれはパス。一杯だけワインを頼んでみたんだけど、ワインマッチしなくてよかったと思った。「ナチュラルワイン」ってのがどんなワインかわからないけど、僕の飲んだのはとてもキツい味でアルコールの味ばかりが目立った一杯だった(聞いてみるとアルコール度数は12.5%でそんなに高くないみたいだけど)。とても風変りで、僕の飲んだワインの中では美味しくない部類に入ってしまう。

まずはアミューズが3つ続けて出てきた。最初はカリフラワースープにカニだったかな? 二つ目は肉のようだけど、サーバーが英語を話さないんで不明。三つ目はニョッキらしい。全て美味しかったけど、感動するほどでもない。カリフラワースープが一番好みに合ったかな。

b0198361_0165450.jpg
Amuse Bouche 1
b0198361_0165730.jpg
Amuse Bouche 2
b0198361_0165940.jpg
Amuse Bouche 3

最初のコースはホタテ。やばっ、これってTerroir Parisienで食べたのと似たような感じなのかな? ホタテの季節なのかな。キャベツと一緒に調理してあって、歯触りもよく美味しかった。

b0198361_017295.jpg
Coquilles St Jacques / Choux Pointu

次はアンコウとキノコ。今度はLe Grand Véfourのメニューとかち合ってしまった(笑)。しっかりした身はキノコの旨みと一体となって美味しいんだけど、これもちょっと一本調子な味という気がした。昼に食べたばかりというのも影響しているのかもしれない。美味しいことは美味しいけど、感動のない味だった。

b0198361_017551.jpg
Lotte Braisée / Champignons de Saison

肉料理は黒豚かリドボーか選べたので、僕は迷うことなく黒豚。どっしりとした味でとても美味しいんだけど、このソースだったら豚じゃなくても牛肉でもよかったのにとか思ってしまった。せっかく黒豚を使ったんだから、豚の脂の香りを活用したソースだったら最高だったのになぁ。今回スペインでかなりの量の豚料理を食べたので、ちょっと辛口になってしまっているのかもしれない。十分に及第点の味だったけど。

b0198361_017771.jpg
Cochon Noir de Bigorre

デザートはパイナップルのグラニータ。これは個人的に大ヒットの味。半分凍ったようなグラニータがパイナップルの身を包み込んで、爽やかな風味が口の中の油っぽさを洗い流してくれるよう。元々アイスクリームとかシャーベットとか、冷たいデザートが好きなことは好きなんだけど、フランス料理には珍しいスッキリとしたデザートは点数が高かった。

b0198361_0171092.jpg
Granité d’Ananas

最後は栗のフランで締め。栗の優しい味わいでとても美味しかったんだけど、テクスチャがちょっと…。グズグズで柔らかいので、何か別の汚いものを想像してしまった。そんなこと考えるのって僕だけなのかなぁ?

b0198361_0171494.jpg
Flan de Potimarron

最近のパリでの新ビストロブームに乗った店だけあって、満足なディナーだったと思う。ただサービスがちょっとなぁ。サーバーは男性一人、女性一人の合計二人だけだったんだけど、女性は英語も少しは話せるのに料理を持ってくるときには半分はフランス語で説明してたし。皿の置き方も雑で、フレンドリーさが全く感じられなかった。それと入口の近くに座らされたんだけど、男性のサーバーが同経営の隣のワインバーによく出入りするらしく、その度にバタンバタンと大きな音で閉まる扉がとても気になった。最後に現金で支払ったときには、彼はお釣りを間違えてたし(多くもらいすぎてたので彼に言って返してあげた)。なーんか歯車が噛みあってないようなサービスだった。まぁビストロにサービスを期待しちゃいけないんだけど、それにしても……。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-28 19:00 | ヨーロッパ
Le Grand Véfour (ル・グラン・ヴェフール)
b0198361_042496.jpg

★★★★
フランス料理
Le Grand Véfour
17 Rue de Beaujolais
Paris, France

Le Grand Véfourは、ずっとミシュラン3つ星だったレストランなんだけど、最近なぜか2つ星に下がってしまった。それでも以前からずっと行ってみたいと思っていたレストランなので、今回ちょっと安めの(それでも高いけど)ランチに行ってきた。

とても時代を感じさせるパレ・ロワイヤルの回廊の一角にLe Grand Véfourはある。中に入ってビックリ! こんな豪華絢爛な場所は初めてかも! まるでベルサイユ宮殿の中にダイニングテーブルが置いてある感じ。観光客もいるけど、常連らしいビジネスマンたちや、きちんとした服装の人たちで溢れてる。僕もジャケットを着てたしネクタイもしてたけど、一人だということもあってこの雰囲気に気おされてしまって、今までにないほど緊張してしまった。ナイフとフォークをどちら側から使うか、一瞬思い出せないほどだった。料理が進むうちにリラックスしてきたけど、あの緊張は今思い出しても笑ってしまうくらいスゴかった(笑)。

さて、ランチは3コースで€98。ただの3コースだと思っていたら大間違い。アミューズ・ブーシュや、チーズのコース、それに怒涛のようなプチ・フールももちろん入っている。

アミューズは二つ。最初はあまりの緊張に写真を撮り忘れてしまったんだけど、カレー粉を使った何かで最高に美味しかった。二つ目のアミューズはフォアグラのダンプリング。そのまま口に放り込むと、プリプリしたパスタの中から、濃厚なフォアグラの味が飛び出してくる。重すぎも軽すぎもしない、パーフェクトなバランス。言っちゃ悪いけど、これが一番印象に残ってる料理かな。

b0198361_042929.jpg
フォアグラのダンプリング

アペタイザーは豆のスープ。新鮮な豆の香りが胸をスーッとさせてくれる。個人的には塩味がほんの一つまみだけ多すぎるような気がしたけど、このままでも十分OK。トマトの中にはヤギのチーズと豚肉が少し入っているらしく、噛みしめるとその深い味わいにビックリする。かなり普通の軌道からは外れた味なんだけど、スープの味と喧嘩しないのは、やっぱり見事としか言いようがない。全体的に素晴らしいスープだった。

b0198361_043375.jpg
Cold young French peas bouillon and ginger, glazed tomatoes with fresh goat cheese and smoked pork chest

メインにはアンコウを選択。タンドーリのスパイスで調理してあって、下にはキヌアが敷き詰めてある。アンコウの身はしっかりとした繊維質で、口に入れる瞬間にはインド風の香りが感じられる。軽い味つけなんだけど、身の味をしっかりと支える感じ。それにやっぱりこのアンコウの筋肉のような歯触りがいい。キヌアのベースもニンジンのジュースを吸ってなかなかの美味しさなんだけど、全体的にはちょっと飽きのくる味かもしれない。魚が軽い味つけなんだから、付け合わせはもうちょっとドッシリした味でもよかったんじゃないかと思った。まだ体調が完全じゃないし、味も一本調子だったので、二つある身のうち一つを残したら、マネージャーらしき人が「何か不都合でもありましたか?」と心配そうに聞いてきた。いや、ただお腹がいっぱいなだけだと答えても、「何か違うものをお持ちしましょうか?」と聞いてくる。いやー、別のものを持ってきてもらってもこれ以上食べられないよ。何も不都合はなく、単にあまり食べられないだけだと言って、やっと納得してくれた。やはりこのクラスのレストランは、こういう気配りがすごい。

b0198361_043690.jpg
Roasted monkfish with tandoori spices, quinoa and carrots as a risotto, carrot juice
b0198361_043936.jpg
付け合わせの野菜

チーズのコースは、目の前に山のようなチーズプレートを持ってきてくれて、その中から選べる。もちろん自分で全て選ぶ必要は全くなくて、サーバーに自分の好みを伝えて選んでもらうこともできる。僕はクリーミーなチーズと、すごく強い味と香りのチーズを選んでもらった。向こう側のクリーミーなヤツはブリーかカマンベールかなと思ったんだけど、苦味がないので違うのかな。そのままパンに塗って食べたいほど美味しかった。手前のはたぶん山羊のチーズ。独特な酸味があって、僕はこれはちょっとだけ苦手だ。右側の色の濃いのはリバロ。「すごく強い」ってことでリバロが来るかなと思ったんだけど、やっぱり来たか(笑)。これはすごく臭いことで有名なチーズ。納豆のような、腐敗臭の一歩手前のような匂いがあるんだけど、口に入れるとその味の成分の複雑さにウットリとしてしまう。やっぱり僕はリバロが大好きだ。中の柔らかい部分だけを食べるときと、外の皮も一緒に含めて一緒に食べるときとで、全く性格が違うのも面白い。僕は臭いチーズが好きだから、全部皮も一緒にいただいた。満足!

b0198361_044138.jpg
チーズは山のようなチーズプレートから選べる
b0198361_04444.jpg
僕はクリーミーなものとすごく強い風味を持つものを選んでもらった

チーズのコースが終わると、プチ・フール4種をテーブルの周りに置いてくれた。あれ、デザートの前にプチ・フール?と思ったら、その後すぐに真ん中にデザートを置いてくれた。

プチ・フールはこんなに食べられるわけもないので、シャーベットとカスタードだけ食べることにした。マカロンやゼリーも美味しそうだったのになぁ……。

b0198361_045118.jpg
b0198361_045435.jpg
b0198361_045649.jpg
b0198361_045870.jpg
怒涛のごときプチ・フール

デザートはチョコレートムースのケーキにキャラメルアイスクリーム。プレゼンテーションからして嬉しくなってしまう。メインのケーキはムースだけど普通のケーキのような生地もあって、しかも底にはウエハーが敷いてあって、様々な口当たりを楽しむことができる。程よい甘さで、チョコレートの味わいが口いっぱいに広がって、甘いものはあまり食べない僕も幸せを噛みしめてしまう。この間のAkrameで食べたチョコレートといい、やっぱりパリはチョコレートが美味しいかも! キャラメルのアイスクリームも、チョコレートの味の間に新鮮な風を吹かせてくれてよかった。

b0198361_044759.jpg
Milk chocolate mousse on hazelnut pastry, caramel ice-cream and Guérande sea salt

最後にコーヒー(これは別料金)を頼んだら、チーズ台の横にあったシフォンケーキを切ってくれて、そのスライスと一緒に来た。素晴らしい食事の後のコーヒーは美味しいし、シフォンケーキは控えた甘さで最高に美味しかった。

b0198361_05130.jpg
b0198361_05529.jpg
コーヒーを頼むと、シフォンケーキもついてくる

いやー、堪能しました! メインがちょっと単調な味だったことを除けば、他は最高だった。あまりの美味しさに、途中からは緊張も忘れて100%楽しんでたもん。いつかここにはディナーでも訪れてみたいな。

店を出るときに、一番近い地下鉄の駅はPyramidesですよね?とマネージャーに聞くと、行き先を尋ねてきて、その後パリの地下鉄のマップを持ち出して、どういう行き方がいいかちゃんと調べてくれた。それはもう事前に調べてあったんだけど、やっぱりここのサービスは素晴らしいと感心させてくれた。最後には「よいご旅行を!」と送り出してくれた。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-28 12:30 | ヨーロッパ
Terroir Parisien (テロワール・パリジャン)
b0198361_2358926.jpg

★★★☆
フランス料理
Terroir Parisien
20 Rue Saint-Victor
Paris, France

Terroir ParisienはシェフYannick Alléno氏のレストラン。彼はつい最近までHotel Le Meuriceでミシュラン3つ星レストランを持っていて、本当はそこに行こうと計画していたんだけど、調べてみると彼はそこのレストランを辞めて、代わりにAlain Ducasse氏のレストランが入ることになったそうな。Le Meuriceの素晴らしさはずっと耳にしていたので、その情報にガッカリ(まぁ僕はAlain Ducasse氏の大ファンでもあるんだけど)。調べてみると、Yannick Alléno氏はパリにビストロ風の店もオープンしているらしい。それじゃそこに行ってみましょうかということで、予約を入れておいた。

黒・白・灰色で統一された店内はとてもモダンなんだけど、棚には新鮮な野菜が飾ってあって、それがみずみずしい印象を与えていた。

まずはフレンチオニオンスープを注文。持ってきてくれたのは具が入ったボールと、スープの入った容器。自分でスープをボールに注いで出来上がり。一口飲んでみると、今までで一番軽い感じのフレンチオニオンスープかな。オニオンスープのどっしりとした部分を濾しとってしまった感じ。具と一緒に食べると、それぞれの具に対して性格の違う味になる。白い具は牛の骨髄で、クニュっとした舌触りと、深みのある脂肪のような味わいがスープとよく合う。確かに全体的に美味しいことは美味しいけど、ちょっと物足りない感じかなぁ。頭にフレンチオニオンスープの既成概念があったからかもしれない。

b0198361_23581298.jpg

b0198361_23581448.jpg
French onion soup from "Les Halles" with beef marrow

メインにはホタテのグラタン。ネギとムール貝と一緒に調理してある。ライスと一緒に出てきた。深い味わいのホタテにクリームソースがよく合って、しかもネギが全体の印象を軽くしてくれている。ムール貝も美味しいんだけど、なぜかこの料理には牡蠣の方が合うんじゃないかと思ってしまった。とても美味しかったけど、ちょっと一本調子かな。二つ食べて、一つは残してしまった。

b0198361_23581834.jpg
Scallop Gratin with leeks, mussels and cream

サイドディッシュの欄に書いてあったポテトフライが猛烈に食べたくなって、それも一緒に注文。メインにライスがついてくるんだったら、それを言ってくれたら頼まなかったのにな。でもちょっと前からポテトフライのことが頭にずっとあったから、いっか。これは可もなく不可もなくの、普通の美味しさだった。

b0198361_23582210.jpg
Fries

Yannick Alléno氏のレストランということで期待が大きすぎたのか、なんだか普通だったなという印象が残った。まぁビストロ料理だからしょうがないのかな。サーバーにシェフがいくつレストランを持っているか聞いてみると、全世界に16もあるんだそうな。パリにも、この日から数日後に新しいレストランをオープンするらしい(今調べたら、Hôtel Salomon de Rothschildの中のレストランらしい)。またパリに行ったときには、もうちょっとアップスケールの彼の料理を食べてみたい。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-27 19:00 | ヨーロッパ
Les Cocottes (レ・ココット)
b0198361_235597.jpg

★★★☆
フランス料理
Les Cocottes
135 Rue Saint-Dominique
Paris, France

Les Cocottesは、シェフChristian Constant氏のレストラン。彼は以前Crillonでミシュラン2つ星レストランのシェフだったんだけど、もっとシンプルな、もっと伝統的な料理を提供したくなって独立。このLes Cocottesや他のレストランを開いたらしい。Les Cocottesでは、ほとんどの料理が鉄鍋に入って出てくる。

ここのレストランは予約を取らないため、開店と同時に行かないと並ぶことになる。今回はランチだったため11:30頃には行ってみたんだけど、11:45分頃から人が並び始め、開店時には15~16人の列になっていた。

メニューには色々とあるみたいだけど、病み上がりなのであまり食べることができないだろう。飲み物と、Cocotte du jour(本日のスペシャル鉄鍋料理)を頼むことにした。

出てきたのは牛肉を二種類のニンジンと一緒に煮込んだもの。とても柔らかく煮込まれた牛肉はホロリと口の中で崩れて、どっしりとした、でもとても家庭的な味を与えてくれる。煮込まれたニンジンもエグさは全然なく、牛肉の味といいコンビネーションだと思った。なるほど、これはおふくろの味なのかもしれない。家庭でこういう料理を食べている姿が想像できるな。

b0198361_23551211.jpg

とても美味しかったんだけど、病み上がりで胃の調子が元に戻っていないため、半分くらいしか食べられなかったのが残念だった。本当に色々な鉄鍋料理があるらしいから、パリに住んでいたら何度も通って色々と試してみたい感じの店だったな。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-26 12:00 | ヨーロッパ
Akrame (アクラム)
b0198361_23462441.jpg

★★★★
フランス料理
Akrame
19 Rue Lauriston
Paris, France

Akrameはパリでは結構新しい部類に入るレストランらしい。パリ旅行を計画しているときに、ニューヨークの有名レストランGramercy Tavernのマネージャーの友達が勧めてくれた場所。ネットで検索してみるととても良さそうな場所なので、パリ到着のその夜に予約を入れておいた。ネット予約ができるというのもポイントが高い。

場所は凱旋門から5分ほど歩いた場所。予想していたよりも小さ目のレストランで、それでも中はとても落ち着いた感じだ。

メニューはコース料理のみ。4コース€75と6コース€95。それぞれ€50、€60を足すことで、各コースにワインマッチもしてくれる。今回はあまり飲める気分じゃなかったのでワインは一杯だけにして、6コースを頼んでみることにした。それと今日のスペシャルとして、白トリュフの料理を€35で追加できるらしい。トリュフのサンプルも持ってきてくれた。これを見せられたらもうしょうがない。そのコースも追加することにした。

まず怒涛のように出てきたアミューズはイカ墨の煎餅に燻煙されたウナギを置いたもの、黒オリーブから作ったクラッカーにヨーグルトのソースを載せたもの、マッシュルームの頭にマスタードクリームを載せたものの3種。どれも見た目が凝ったつくりで、なんだかドキドキしてしまう。どれもなかなか美味しかったけど、一番印象に残ったのはイカ墨の煎餅。イカ墨とウナギの味のコンビネーションがとてもよかった。その他のアミューズは目新しさが先で、味はそれほどでもなかったかな。

b0198361_23462799.jpg
The "Pecking at": Paper squid ink, smoked eel / Black olive crackers, yogurt / Mushroom, mustard cream

さて、いきなり出てきたのは追加したトリュフのコース。バーミチェリを細かく切ってあって、その上にトリュフの薄切りや山のように載っている。ソースは軽いクリームソース。期待していたほど強い香りではなかったんだけど、それでもこの香りには恍惚となってしまう。バーミチェリとトリュフを一緒に噛みしめると、そのままではわからなかった香りが鼻に抜けて、またまた恍惚状態。ソースが軽いので香りと味を十分に楽しめる。これは本当に美味しかった。

b0198361_23463024.jpg
Mushroom: Truffle, Truffle Cream, Vermicelli

さて、通常コースの始まり。最初はカリフラワーのスープ。赤いゼリーはカンパリから作られている。カリフラワーの優しい風味を楽しんでいると、カンパリの苦味にサプライズされる感じ。この苦味は僕はあまり好きではないんだけど、カリフラワーの甘味を引き立てるって感じでこの程度だったらいいかな。

b0198361_23463369.jpg
Vegetables: Cauliflowers, Campari

次はノルマンディーのアサリ。リンゴとズッキーニの千切りが載っている。味つけはどこまでも優しく、アサリ本来の味が前面に出ているんだけど、砂抜きが完全じゃなかったみたいで、口の中でのジャリジャリ感がとても気になった。それ以外はとても美味しいコースだったんだけどなぁ。

b0198361_23463626.jpg
Shell: Clams, Grany Smith Apple, Courgettes

次は「何が入ってるか当ててみてください」と言われたサプライズコース。コンソメは魚で取ったことはわかったんだけど、それが何の魚かはわからなかった。なんかそれに煎茶を加えたような風味があったんだよな。真ん中に盛ってあるものは生肉っぽかったんだけど、その歯触りがとても独特で面白かった。スープと肉のコンビネーションが絶妙な感じで、これはとても気に入ったコースだった。正解はニシンのコンソメに、真ん中は仔羊の心臓と牡蠣。なるほど、心臓だったらあの歯触りも頷けるなぁ。

b0198361_23463970.jpg
Surprise: Lamb heart, Oyster, Herring

次はロブスター。生の身をガラスの瓶に入れて持ってきてくれて、それに目の前でロブスターから取った熱いストックを注いで調理。その後、身だけを皿に載せてくれた。レモンソースに、左にあるのはビターレモンのクリーム。酸っぱさと苦味を自分で好きなだけつけて食べる。ロブスターの身の甘さと相まって、これはやっぱりさすがの美味しさだった。ここのシェフは酸味とか苦味とか普段はあまり好まれない味覚と、真っ向から対決している気がする。

b0198361_23464146.jpg
Shellfish: Lobster, Lemon

魚のコースはRed Mullet。これは今調べたらヒメジとかウミヒゴイとか呼ばれる魚らしい。それにビールの泡ソースがついてきた。ホロッと崩れるけど、とてもしっかりとした味わいのRed Mulletに、ビールのちょっとだけほろ苦いソースがよく合う。やっぱりここのシェフは苦味が好きみたいだ。

b0198361_23464497.jpg
Sailor: Red mullet, Carmine endives, Beer form

パレットクレンザーのレモンシャーベット。上にレモンとオイルから作った粘度のあるソースをたらしてある。酸味が飛び出ることもなく、甘味とよく調和していて、しかもオイルが全ての味を優しく仕上げていて、ただのパレットクレンザーとして食べるのはもったいない気がする一品だった。

b0198361_23464810.jpg
Refreshing: Lemon sorbet

メインコースは鳩肉。注文したときに胸腺(sweetbread)は好きかと聞かれたので、それはあまり好みではないと答えたので鳩肉になったらしい。これは美味しかったけど、結構普通の味わいだったかな。肉自体はどっしりとして美味しいんだけど、バニラの香りが鼻について、それに付け合わせのスイートポテトも甘くて、なんだかちょっと甘ったるく感じた一品だった。

b0198361_23465174.jpg
Meat: Pigeon, Sweetpotato, Vanilla

次はオッソー・イラティというチーズとマッシュルームを薄切りにして重ねたもの。マッシュルームの味と香りが森の中のような雰囲気を与えていて、とても面白かった。でも感動するほどの美味しさではない。目新しい足し算だけど、感動はあまりなかった。

b0198361_23465453.jpg
Milky: Ossau Iraty, Mushrooms

怒涛のようなデザート攻撃が始まった。フランス料理はデザートがたくさんあるのがちょっと苦手なんだよなぁ。一応ほとんど食べたけど、一番美味しかったのは左下の"All chocolate"と呼ばれるもの。それぞれにテクスチャの違うチョコレートが三層に重ねてあって、甘すぎず、カカオの美味しさが強調されていて、こんなに美味しいチョコレートを食べたのは初めてかも!と思ったくらい。最後にはお土産用の板チョコも出てきた。

b0198361_23465753.jpg
Sweetness: Charcoal pineapple / Licorice custard, yogurt sorbet / All chocolate

4人くらいの人にサーブしてもらってたんだけど、その中の一人がいやにフレンドリーで、フォーマルな感じの他の人たちとは一線を画していたんだけど、それがシェフだって最後の最後まで気がつかなくて大ショック。ここではシェフはキッチンにいることはなく、あちこちのテーブルにサーブしにまわっているらしい。どうしてもシェフと少し話をしてみたかったのでサーバーに言うと、今シェフは通りを隔てた別のレストランに行っているという。そこに行けば会えるよと言われて、勘定を済ませて行ってみた。

通りを隔てた真ん前にはAtelier Vivandaというレストランがあって、ここは肉料理専門の店らしい。シェフがこのレストランも持ってるなんて知らなかった。シェフは誰かのグループと話をしているところだったので入口で待っていると、店のスタッフが「シェフに会いたいの?」と聞いて、会わせてくれた。色々と話をした後去ろうとしたら、一緒に写真撮る?と聞かれて思わず頷いてしまった。場馴れしてるなー、このシェフ(笑)。

b0198361_2347185.jpg
シェフAkrame Benallal氏と

いやはや。感動する料理は少なかったとはいえ、シェフの独創性には脱帽だ。難しい酸味や苦味にも真っ向から挑戦して、プレゼンテーションにも気を遣い、驚くような作品を創り上げていた。今度パリに行くときにはAtelier Vivandaの方もチェックしてみたいと思う。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-24 20:00 | ヨーロッパ
Urfa Dürüm (ウルファ・ドゥルム)
b0198361_10072.jpg

★★½☆
クルドサンドイッチ
Urfa Dürüm
56 rue du Faubourg Saint-Denis
Paris, France

パリの10区は移民が多いことで有名だけど、そうすると食べ物も多文化主義よろしく様々な選択肢があることになる。Urfa Dürümは、そんな10区にあるレストランで、クルドのサンドイッチを出す店として有名らしい。

中の肉には色々と選択肢があるけど、僕は仔羊の肉を注文。店の中にあるオーブンで焼かれたフラットブレッドの上に野菜を載せ、その上に串刺しで焼いた仔羊の肉をスライドして落としていく。具を包み込むようにフラットブレッドをくるくると巻いて、出来上がり。店の中には小さなテーブルが二つあって、外にもいくつかテーブルがあったけど、なんとなく一人じゃ居づらい気がしたので歩きながら食べることにした。ちゃんと紙も巻いてあるんで食べやすいし。

一口かじると、香ばしい仔羊の肉からジューシーな肉汁が溢れ出す。その味と野菜とフラットブレッドとが渾然一体となって……ああ美味しいっ! 特に仔羊の肉が見事。控えめな味つけ、香ばしい匂い、絶妙の焼き加減、これで美味しくないわけがない。パリではファラフェルの店が有名(L'As du Fallafel)だけど、Urfa Dürümの方が僕的には好きだな。

b0198361_1001343.jpg
仔羊肉は串刺しで調理されてフラットブレッドの上に載せられる

b0198361_1001964.jpg
こんな風に野菜と一緒にくるくる巻いてくれる

b0198361_1002284.jpg
出来上がり! これだったら歩きながらでも食べられる

ちょっと中心地からは外れてるし、多人種のるつぼエリアなのでちょっとピリピリしたものも感じたけど、でもこれを食べることができて本当によかった。ここにはパリに行くたびに通ってしまいそうだ。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-24 14:00 | ヨーロッパ
Bodegas Castañeda (ボデガス・カスタニェダ)
b0198361_9443195.jpg

★★½☆
タパス/スペイン料理
Bodegas Castañeda
Calle de Almireceros, 1
Granada, Spain

Bodegas Castañedaは、泊まったホテルからすぐの老舗バル。日本のガイドブックにも、英語のガイドブックにも紹介されているからか、前日の夜にちょっと寄ったときには、観光客が大半を占めていた(日本人も3カップルくらいいた)。朝は11:30開店と他のバルよりもかなり早いので、昼を食べたい僕らにはピッタリだった。

b0198361_9443565.jpg
テーブルはいくつかあるけど、メインは立ち飲みバーのような雰囲気

サングリアとビールについてきたのは、このシンプルなタパス。パンの上にハムとチーズを無造作に載せただけ。でもこれだけでもとても美味しく感じてしまうのは、タパスの魔力なのかも。

b0198361_9443815.jpg
無料のタパス

スペインを離れる前に、もう一度だけハモン・イベリコを食べたい! ということで頼んだのがこれ。これで€16とかなり高いけど、一度口に入れたらそんな考えは吹っ飛んでしまった。口の中はもう快感の嵐! とても薄く切ってあるので、口の中で溶けていく脂の美味しさをダイレクトに感じることができる。もうこの脂の美味しさっていったら、ほとんど官能的ですらある。一口ごとに快感の声をあげてたもん(笑)。あー、これを食べることができて本当によかった!

b0198361_9445127.jpg
Jamón de Bellota "Joselito"

メニューから頼んだのは、豚肉を焼いたものにチーズを載せたもの。豚肉が熱いのでチーズが半分溶けた感じになって、口の中で豚肉によく絡む。あー豚肉とチーズってなんでこんなに合うんだろう? 大学時代によく行ったレストランで、ポークのチーズ焼きってものをよく食べてたけど、やっぱりこの二者は最高のコンビネーションなんだろう。

b0198361_9445367.jpg
Lomo a la Plancha con Queso

飲み物を頼んだので、また無料のタパスが来てしまった。今回はライス。とてもざっけない味だったけど(ちょっとしょっぱいかな)、なかなk美味しかったと思う。

b0198361_9445692.jpg
またまた無料のタパス

この店は食べ物のクオリティもなかなかだし、なんといってもこの老舗的雰囲気が売りだろう。

b0198361_9445833.jpg
現地の人や観光客が入り乱れて、店は大人気

スペインのバル、とことん堪能させていただきました!
[PR]
by seafoodie | 2013-10-23 11:30 | ヨーロッパ
Carmen Mirador de Aixa (カルメン・ミラドール・デ・アイシャ)
b0198361_9371318.jpg

★★★½
スペイン料理
Carmen Mirador de Aixa
Carril de San Agustín, 2
Granada, Spain

グラナダの最後の夜は、いい景色の場所に行きたかった。日本のガイドブックにもRick Stevesの本にも、このCarmen Mirador de Aixaのことが書いてあった。TripAdvisorも概ねポジティブな意見ばかりだったので、ここを予約することにした。景色が売りの場所は食べ物のクオリティが悪い場所が多いんだけど、今夜は景色がメインだし、これほど大勢の人が勧めていれば食べ物もダメダメってことはないだろう。

Carmen Mirador de Aixaは、サン・ニコラス展望台から歩いて5分ほどのところにある。残念ながら雨が降っていたんだけど、テラス席の半分はカバーされていて、しかもガスヒーターがあるので寒いということはない。最初の客だったので、カバーされているギリギリのテーブルを取ることができた。

b0198361_9371648.jpg
この景色は何物にも代えがたい

まずはサービスの一品。これは何だったかすっかり忘れてしまった。サルモレホの上にポテトが載ってるんだったかな? 感動するほどでもないけどとても美味しい一品で、クオリティの不安を拭い去ってくれた。

b0198361_9371870.jpg
サービスの一品

僕はアペタイザーにKumatoというトマトのサラダを注文した。Kumatoというのはスペインで開発されたトマトの一種で、緑と赤が混じったような色が特徴的。このスライスの上にパルメザンチーズとトリュフが載っていて、オリーブオイルがたっぷりとかかっている。Kumatoは初めて食べたけど、甘味と酸味が程よくブレンドされたトマトという感じで、僕は大好きだった。オリーブオイルがその風味を一層際立てている感じがする。上のトリュフはほとんど香りはせず、パルメザンチーズもこのKumatoには余計な感じだった。だからチーズもトリュフも避けて、Kumatoばかり食べてた。

b0198361_9372080.jpg
Al-Quibla (kumato, parmesan and truffle)

同行人はスペインのチーズ盛り合わせ。6種類ほどのチーズが載ってきて、どれも美味しかった!

b0198361_9372311.jpg
Assortment of Spanish cheeses

僕のメインはビーフのシシケバブ。エビもついてきた。ローズマリーとデーツのソースはほんのりと甘いし、串に刺さったビーフの隣にはリンゴがあるので、ビーフの味を楽しんでいるとフルーティーな香りが鼻に抜けるって感じで、なかなか面白かった。僕は甘いソースはあまり好きではないんだけど、肉自体は塩味がついているので、とてもいいコンビネーションだったと思う。

b0198361_9372534.jpg
Skewer of beef fillet and prawns with a sauce of rosemary and dates

同行人は炭火焼のラムチョップ。香ばしい匂いを放っていて、シンプルな味つけでとても美味しかった。同行人はすごく気に入って、手に持って骨の周りの肉までガジガジと食べてた。

b0198361_9372762.jpg
Charcoal-grilled lamb chops

デザートはいらないと伝えると、サービスのデザートが出てきた。ベリーのシャーベットにポッキーが刺さってる。これは結構甘かったけど、量が少なかったのでペロッと食べられてしまった。美味しかった!

b0198361_9372952.jpg
サービスのデザート

なるほど、これは人気があるのも頷ける。料理に対しては少しだけ考えすぎの傾向があるものの、この素晴らしい景色に負けないくらいのクオリティはある。静かで、でもポイントは抑えたサービスも見事だった。
[PR]
by seafoodie | 2013-10-22 20:30 | ヨーロッパ