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シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
プロフィール
シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

サイトの意図や星づけに関しては、はじめにをお読みください。

シアトルのレストランをお探しの方は、下の「カテゴリ」の中から [一覧] シアトル をお選びください。

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Shanik (シャニック)
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★★★☆
インド料理
Shanik     [次の訪問記へ]
500 Terry Ave N
Seattle, WA 98109
206-486-6884

カナダのバンクーバーで今一番ホットといわれているレストランVij's。そのオーナー/シェフの奥さんがシアトルにインド料理の店、Shanikをオープンした。場所はアマゾン本社のビル群のど真ん中。ここら辺には、Tom Douglas氏も最近レストランを何軒もオープンしている、いわばシアトルでかなりホットな場所になっている。

今回はランチに行ってきた。開店の11:30と同時に入ったんだけど、30分後には店は満杯になっていた。客の80%はアマゾンに勤務している人たちみたい。

オーダーしたのはプンジャビ・ラムカレー。ライスの上にラムカレーがかけてあって、その上には炒めた野菜が載っている。「パランタ」ってメニューには書いてあったけど、これは中に何も入ってないからチャパティだよね。

ラムカレーは芯の通った辛さがあって、辛いのが大好きな僕をも満足させてくれる。仔羊の肉もよく煮込まれていて、スパイスの香りと共に素晴らしい味わい。カレーも美味しい。全体的によくできた料理だとは思うんだけど、なんだか感動しない。有名なVij'sのことをよく耳にしていたから、この店に期待しすぎてたのかなぁ。どう言っていいのかわからないけど、なんかうわべだけ美味しいって感じ? 心の底から「美味しい!!」って思わせてくれる力がない。なんだろう、上品すぎるのかなぁ。チャパティの粉っぽい匂いも少し気になったし。

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Punjabi lamb curry with rice and paranta ($14.50)

まぁここはディナーで本領を発揮する場所なのかもしれない。予約ができないのが難点だけど、近々絶対にディナーにトライしてみたい。
by seafoodie | 2013-04-26 11:30 | シアトル
Rover's (ローバーズ)
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★★★★
フランス料理
Rover's     [前の訪問記へ]
2808 E Madison
Seattle, WA 98112
206-325-7442

シアトルに極上のフランス料理を26年間提供し続けてきたRover's。その歴史も6月23日で一旦幕を下ろすことになる。現在入っている建物のリースの更新がうまくいかなかったらしい。このシェフはすぐ近くにフレンチビストロLucを持っているけど、Rover'sが閉めた後にはまた新たなレストランをオープンする企画があるらしい。

そんなこんなで、Rover'sが閉まる前にもう一度!ということでディナーに行ってきた。一番大きな9コースのGrand Menu Degustationは$145。今回は最後ということで、ワインのペアリング($85)もお願いしてしまうことにした。

まずはアミューズ。右から、アスパラガススープ、ワカメのサラダ、ヤギのチーズのムース。アスパラガスのスープは口の中に春の風が吹き抜けるような味。ただ、言っちゃ悪いけど、香りはなんとなく漂白剤のような感じで好きになれない。このアスパラガスの本来の匂いなんだろうけど、もうちょっと何かで隠してくれたら嬉しかったなぁ。ワカメのサラダは、海藻のコリコリした歯ごたえと、エビの甘さ、それにオレンジのマーマレードの香りが合体してとても爽やか。ヤギのチーズのムースも、それほどの臭みがなく、とても軽くて美味しかった。

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Amuse-Bouche

次はソラマメのスープに、アーティチョークのムース。その上には「クシ」と呼ばれる牡蠣と、キャビアが載ったもの。ムースと牡蠣の間にあるのは、小麦粉をパリパリにした麺のようなもの。ソラマメの春の香りと、アーティチョークの甘さ、それに牡蠣とキャビアからくる海の味と香りが混ざって、口の中で素晴らしいハーモニーを奏でてくれる。パリパリの麺はまるでポテトチップスのような歯触りで、とても面白い。

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Fava Bean Soup, Kushi Oyster, White Sturgeon Caviar, Artichoke Mousse

次のコースはフォアグラのトーション。それがブラウンバターのクッキーのようなものに載ってきた。サイドは今が旬のルバーブ。フォアグラはネットリと深い味わいで、臭みは一切なく、まるでバターのよう。そのオイリー感が重く感じられる前に、クッキーの優しい甘さがふつふつと登り立って、ルバーブの爽やかな酸味が全体を引き締めてくれる。これはよく考えてあるなぁ。僕は普段はルバーブは好きじゃないんだけど、これはそれほど酸味が出しゃばっていなくて、全体を上品にまとめてくれる感じ。最初クッキーはちょっと甘すぎるかなと思って避けて食べてたんだけど、それじゃフォアグラが重く感じられてしまうので、やっぱり一緒に食べることにした。素晴らしい足し算だった。

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Sonoma Foie Gras Torchon, Brown Butter Cake, Compressed Rhubarb

次の舌平目には飛子が載ってきた。香りも味もいいんだけど、この舌平目はちょっとドライに感じたな。ソースをつけて食べて、やっとそのドライ感が薄れる感じ。身が小さいから仕方ないのかもしれないけど、Rover'sで初めて「?」と思った調理法だった。

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Petrale Sole, Nettle, Fennel Fondue, Pomme Gaufrette

お次はホタテ。素晴らしく美味しいんだけど、上に塗られたマッシュルームソースのせいか、ちょっとしょっぱすぎるギリギリの線。他の人のホタテの上にはソースは塗られていなかったのが疑問。僕のだけうっかりこぼしてしまったのかな? それを除けば、もう文句のつけようのない味だった。今回のコースの中で、一番感動させてくれる一品だったように思う。

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Scallop, Asparagus, Pancetta, Arugula, Mushroom Sauce

次のフォアグラは半熟卵と一緒にスープに浸ってきた。ベトナム料理の「フォー」風なんだという。分厚いフォアグラは臭みもなく、どっしりした旨みだけが口に広がる。スープはレモングラスベースで、微かな酸味と甘みがあって、フォアグラの重さにはピッタリ。卵の上にもリンゴを甘く煮たものが置いてあって、全体的な印象を軽くしてる。卵は本当に必要かな?と思ったけど、奇をてらった感じで面白かったのは事実。

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Foie Gras, Soft Poached Organic Egg, Lemon Grass Nage, Citrus

仔羊のスイートブレッドは、フライパンでこんがりと調理してあって、大きな骨に載って出てきた。膵臓だけあって、少し内臓的な臭いと味がするけど、しっかりとハーブで味つけをしてあって、それほど臭みが気にならない。美味しいけど、個人的にスイートブレッドはあまり好みじゃないなぁ。

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Lamb Sweetbreads, Caramelized Turnip, Brown Butter, Fresh Thyme

パレットクレンザー。レモンバービーナの紅茶の中に、赤い「風船」が入ってる。「全部口の中に入れて舌で風船をつぶしてください」とのこと。言われたとおりにすると、紅茶の爽やかな味わいの中に、ラズベリー味の液体が飛び出してきた。これはちょっと前に流行った、分子ガストロノミー風だな。「風船」の皮は何で作ってあるんだろう?

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Preserved Raspberry, Lemon Verbina Tea

メインコースは和牛スタイルのビーフ。ペッパーコーンソースでとても美味しいんだけど、上に載っているソースが僕には甘すぎたので、避けて食べなきゃいけなかった。僕の大好物のモレルマッシュルームもついてきて大喜び! 肉の下にはキノアが敷いてあるんだけど、これはあまり意味がないような気がしたな。甘いソースを除けば、とても美味しい一品だったけど。

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Wagyu Beef, Quinoa, Spring Onion, Morel Mushroom, Peppercorn Sauce

デザートはポット・ド・クレム、プロフィテロル、スフレの3品。どれもとても美味しかったけど、この頃にはもうお腹がいっぱいで、食べきることができたのはスフレだけだった。プロフィテロルの中身がアイスクリームじゃなかったのがちょっと残念だったな。

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Symphony of Desserts

最後はクッキーとグアバのゼリーで締め。

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Mignardises

全体的に最高に美味しかったけど、Herbfarmで感じたような感動はちょっと少なかったな。値段もHerbfarmに比べるとだいぶ高いし。それでもシアトルのフランス料理シーンを引っ張ってきたRover'sがなくなるのはとても惜しい。シェフとちょっと話をする機会があったんだけど、現在構想中の新しいレストランは純フランス料理というよりも、世界のあちこちの味を取り入れたニューフレンチのような感じになるらしい。いつオープンかはまだ全然わからないらしいけど、大いに期待したいと思う。

Rover's、今までありがとう!
by seafoodie | 2013-04-24 18:15 | シアトル
Little Uncle (リトル・アンクル)
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★★★☆
タイ料理(今回は香港料理)
Little Uncle     [前の訪問記へ]
1509 E Madison St
Seattle, WA 98122
206-329-1503

最近アメリカでは、「ポップアップ」と呼ばれるレストランが話題を呼んでいる。これはシェフが新しいアイデアを試すために、既存のレストランや他の会場を借りて、その腕前を披露するというもの。それで客の受けがよければ、新しいレストランをオープンする可能性もある。

今回のポップアップレストランは、僕の大好きなLittle Uncleで開催。"Big Trouble in Little Uncle"と名付けられたこのポップアップは、Spinasseで副シェフだったDavid Gurewitz氏がスターシェフで、香港のストリートフードを再現したものらしい。Little UncleもSpinasseも僕の大好きな場所なので、これは間違いなく素晴らしいものになるだろう。

開店よりも10分前に着いてしまって一番最初の客だったんだけど、注文をしているうちにどんどん人が並んできて、食べ物が出てくる頃には長蛇の列になってしまっていた。4種類のメニューの全てを注文してみることにした。

まずはチーズバーガーの肉まん。日本の普通の肉まんの半分くらいの小さなもの。ポフッと噛みつくと、中からは溶けたチーズが溢れだしてきて、それが肉の味を包み込んで、なるほどこれはアジア風チーズバーガーだ! 肉には生姜の風味があるんだけど、それが全然出しゃばりすぎないで、この一品がアジア生まれなんだということを主張しているよう。フカフカの皮の味と、これがまたよく合うんだ。素晴らしく美味しい一品で、これを3つか4つ、お腹いっぱいになるまで食べたい感じだった。

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Handmade Cheeseburger Steamed Buns ($3.30)

次は「紫の芽のブロッコリー」といわれるもの。単に野菜を炒めただけのものと思いきや、不思議に後をひく、懐かしいような深い味わいにビックリした。なんだろうと思ってメニューを見てみると、腐乳(豆腐を発酵させた中華料理の材料)を使ってあるからなんだ! メニューにはハラペーニョも書いてあるけど、その味はあまり感じられない。でも口の中の隅々まで広がるような、奥行きのある味わいに恍惚となってしまう。一本も二本も取られた気がした。

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Purple Sprouting Broccoli, Fermented Bean Curd and Jalapeno ($5.50)

3品目は、米から作ったヌードルを巻いて揚げたもの。ソースはホイスン、胡麻ペーストとチリオイル。シャクッとした歯触りで、揚げてあるからか見かけによらずドッシリと感じる。ホイスンの甘さと、胡麻ペーストの香り、それにチリオイルのピリッとした辛さが渾然一体となってヌードルの旨みをバックアップ。いやはや、これも最高に美味しい。

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Pan Fried Handmade Rice Noodle Rolls with Hoisin, Sesame Paste and Chili ($5.50)

4品目は「よだれ鶏」。茹でた鶏肉に、辛いソース、ピーナッツ、セロリなんかが載ってきて、ご飯と一緒に供されたもの。臭みの一切ない鶏肉の旨みを、辛いソースの澄んだ味わいが後押しして、これまた素晴らしい味。ピーナッツのコリコリした歯触りとナッツ系の甘味が、ときどき口をリフレッシュしてくれるよう。結構辛いんだけど、これがまたご飯とよく合うんだ。こんな澄んだ味わいの一品だったら、毎日でも食べたい感じ。

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"Saliva" Chicken - Poached Chicken, with Spicy Sauce, Peanuts, Celery and Rice ($10.95)

4品が4品とも、ど真ん中のストライク! どれも大衆的な料理なんだけど、濁った味わいにならずに、どれも背骨の通った澄んだ味だったのは本当に見事。こんな美味しい中華料理は、シアトルでは食べたことがない(シアトルの中華街はあまり美味しいとはいえない場所なんだけど)。

今回はポップアップだったので、今度いつこういう料理が食べられるかはわからないけど、また近いうちにぜひ同じようなイベントをやってほしい!
by seafoodie | 2013-04-21 12:00 | シアトル
Cha:n (チャン)
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★★★☆
韓国料理/フュージョン
Cha:n
86 Pine St
Seattle, WA 98101
206-443-5443

Cha:nはオープンしてからもう一年ほど経つ、韓国料理フュージョンの店。噂は聞いていたんだけど、Seattle Restaurant Weekのフィナーレの店として選んだ。

場所はパイク・プレイス・マーケットのすぐ近く。Inn At The Marketというホテルの入っているビルの一階で、すぐ近くには別のレストランMarchéもある。インテリアはシンプルながらに、アジア人として懐かしさを感じさせるものがある。

普通Seattle Restaurant Weekのディナーは3コース$28なんだけど、ここではそれにキムチのコースを加えて4コースを提供しているらしい。韓国の焼肉屋に行ったときには最初にキムチやら野菜やらがたくさん出てくるけど、あの感覚なのかな。

キムチ・サンプラーは、白菜、キュウリ、大根の三種類のキムチ。どれも美味しかったけど、あまり特筆するほどでもないかもしれない。個人的にはキュウリのキムチが一番美味しかったかな。

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Kimchi Sampler (house made cabbage, daikon, cucumber kimchi)

同行人は野菜の酢漬けコースを注文。様々な野菜の酢漬けに、白菜キムチ、それとトーストと「キムチ・コンパウンド・パター」なるものもついてくる。野菜の酢漬けはまぁ普通の美味しさなんだけど、このバターが面白い。「キムチ・コンパウンド」とはどんなものなのかわからないけど、確かにちょっとだけ辛い気がする。バターにはごま油がかけてあって、パンに塗って食べるとなるほど韓国の味だ。へー、バターとごま油がこんなに合うとは知らなかった。不思議に韓国風の海苔巻を連想させるんだよね。

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Pickled Vegetables (assorted house pickled vegetables, grilled bread, kimchi compound butter)

僕のアペタイザーはスパイシーポークのスライダー。甘辛ソースで炒めた薄切りの豚肉を、大根の酢漬けやネギと一緒に小さなバンに載せてある。個人的な好みからいえば、ほんの少しだけ甘味が強いかなという気もしないでもなかったけど、ピリ辛の味と豚肉のジューシーな旨みが最高に美味しかった。小さなスライダーだとはいえ二つも出てきてしまったので、これだけでお腹が一杯になってしまいそうだった。

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Spicy Pork Slider (thinly sliced pork butt, spicy sauce, scallion, pickled daikon, mayo, brioche)

同行人はタルタルステーキ。これがねー、最近食べたタルタルステーキの中ではダントツに一番の味! 蜂蜜と醤油がベースのソースがかかっているんだけど、それも単に薄化粧という感じで、牛肉の本来の美味しさを十分に味わえる。肉自身も嫌な風味は少しもない。韓国料理は肉の扱い方が上手いってことを、再認識させられた感じだった。梨のスティックは味覚をリセットしてくれる感じでよかった。ウズラの生卵もついてきたんだけど、つけると肉の本来の良さが覆い隠されてしまう感じがした。

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Steak Tartare (tenderloin beef, jalapeno, scallion, asian pear, pine nuts, honey soy sauce, quail egg)

僕のメインはビビンバ。僕が大嫌いなシイタケも載って出てきてゲゲッと思ったんだけど、混ぜる前に全部よけることで事なきを得てホッ。コチュジャンのような辛いソースを好みでかけて、全部グチャグチャと混ぜるのが楽しい。うん、美味しい! シアトルでは韓国料理の店ってあまり行かないから比較対象がないんだけど、何も足りないものはないように感じた。感動するほどでもないけど、十分に美味しいって感じかな。ただもうこの時点ではお腹がはちきれそうに一杯になっていたので、全部食べ切れなかったのが残念。

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Bibimbap in the Skillet (bulgogi beef, mixed vegetables, sunny side up egg, rice, spicy sauce)

同行人はショートリブを注文。ホロホロと崩れるように柔らかい肉は、少し甘味のあるソースをよく吸って、食べてみるとなるほど韓国風の味だ。たくさん盛ってあるネギがいいアクセントになって退屈させない。これはとても見事だと思った。

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Braised Short Rib with Fingerling Potatoes (soy sauce braised short rib, fingerling potato, pearl onion, chili)

僕のデザートはティラミス。甘さ控えめで美味しかったけど、特筆するほどのこともないかな。かなり大きかったので、二口三口食べただけで後は残してしまった。

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Tiramisu

同行人はクレムブリュレ。甘すぎることはなく、濃厚なカスタードの味を楽しんでいると、後味にほのかに残るのは生姜の風味。それも強すぎることはなく、本当に風味程度に留まっているのが嬉しい。こういう上品な甘さのデザートには、アメリカではなかなか出会えないからね。

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Ginger Creme Brulee

というわけで、初めてのCha:n訪問は大成功だった。フュージョンとはいえ、しっかりとした韓国料理が土台なので、どれもあまり文句のつけようのない味だった。オリジナルカクテルもたくさんあるみたいだったので、今度はハッピーアワーにでも行ってみたい場所だ。
by seafoodie | 2013-04-17 18:30 | シアトル
Barrio (バリオ)
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★★½☆
メキシコ料理
Barrio     [前の訪問記へ]
1420 12th Ave
Seattle, WA 98122
206-588-8105

http://seattletimes.com/seattlerestaurantweek/の一環で、Barrioに3コース$15ランチを食べに行ってきた。

まずはトルティーヤ・スープ。僕の大好きなメニューなんだけど、なかなか美味しいトルティーヤ・スープにはお目にかかれない。ここのはどっしりと深い味わいとスパイスの澄んだ辛さで、心から「美味しい!」といえる一品だった。トルティーヤのストリップにスープが染み込むと、コーンのいい香りがスープに加わって最高。正直いってあまり期待していなかったんだけど、この美味しさに感心してしまった。

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Tortilla Soup (chipotle braised chicken, tomatoes, guajillo chile broth, crema and tortilla strips)

メインはエンチラーダ。小さなボールのような容器に入ってきて、エンチラーダの周りはスープで溢れてる。容器が容器だけに、フォークとナイフを使うのがちょっと難しかったことを除けば、とても美味しかった。まるでスープに浸してあるような感じなんだけど、それだけに皮がたくさん味を吸っていて、それに溶けたチーズが絡まってとてもよかった。ただ以前も感じたことなんだけど、なんとなくよそ行きの味なんだよなぁ。心から安心できない味っていうか、なんというか。十分に美味しいことは確かなので、これは本当にもう個人的な好みとしか言いようがないのかもしれない。

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Chicken Verde Enchilada (jack and oaxaca cheese, tomatillo salsa, crema and red pepper-onion rajas)

デザートはバニラのジェラート。ジェラートとはいっても、普通にアイスクリームの味だった。美味しかったけど、かなり満腹になっていたので一口二口食べたところでギブアップしてしまった。

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Vanilla Gelato (ancho chocolate and candied pecans)

Barrioの味は個人的には100%好みに合うとはいい難い場所だけど、この店の雰囲気はとても独特で、こういうのが好きな人にはなかなかの場所だと思う。
by seafoodie | 2013-04-11 11:30 | シアトル
Crush (クラッシュ)
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★★★☆
アメリカ北西部料理
Crush     [前の訪問記へ]
2319 E Madison St
Seattle, WA 98112
206-302-7874

ここのところずっと行ってなかったCrush。以前行ったのはいつだったっけ?と調べてみたら、なんと7年半も前のことだった。Seattle Restaurant Weekで3コース$28ディナーの恩恵を被るために行ってきた。

前の訪問があまりにも昔のことだったので忘れかけてたんだけど、ここはとても雰囲気がいい場所。普通のトラディショナルな民家をレストランに改造した場所なんだけど、中はモダンなテーブルや椅子を使ってシンプルながらにエレガントな演出。以前民家だっただけに少し狭い感じもするんだけど、それだけにとてもムードがある感じで、デートなんかにはピッタリの場所だと思う。

まずアペタイザーは、カリフラワーのロースト。焼いただけなのになんでこんなに美味しいの?って感じで、僕が大好きなメニューの一つだ。ブラックオリーブを刻んだものを載せてあって、ときどきオリーブの味と香りがカリフラワーの味の奥から出てくる感じ。アイオリはほとんどクレムフレッシュといった感じで、とても軽くてカリフラワーとの相性は抜群だった。メニューにはミントって書いてあったんだけど、この載せてある葉っぱを食べてみると全然ミントじゃない。心地よい酸味が口の中に広がる。ソレルみたいな味だけど形はクローバーみたいだし、なんだろうと思ってサーバーに尋ねると、ウッド・ソレルと呼ばれるものらしい。この酸味も、カリフラワーにとても合ってたと思う。

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Roasted Cauliflower with Preserved Lemon (aioli, black olives, mint)

同行人のアペタイザーはニンジンのスープ。カイエンペッパーか何かを加えてあるらしく、すっきりとした甘さの中から、ピリリと辛味が立ち上ってくる。奥底に微かにライムの酸味が感じられて、後味にはまるで花のような香りが残る。一口もらっただけなんだけど、この味の複雑さに感動してしまった。

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Pressure Cooked Nantes Carrot Soup (curry, kaffir lime, almond cream)

メインは「地鶏」チキン。皮も香ばしく焼いてあって、とてもいい匂い。身には嫌な臭いは全くなく、健康そのものの鶏が目に浮かぶよう。とても美味しいんだけど、やっぱりチキンだけあって、ちょっと味は一本調子なんだよね。そこでリンゴのチャツネをつけて食べると、非凡な味に早変わり! リンゴの味が肉に加わると、なぜか豚肉を食べているような雰囲気になるから面白い。アメリカではポークにはリンゴのソースがつきものだからね。モッツァレラチーズを揚げたものはとても美味しかったけど、ちょっと付け合わせとしては個人的に重く感じた。

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Black Garlic Jidori Chicken (apple chutney, fried mozzarella curds)

デザートにはアールグレイのパンナコッタ。紅茶の香りが濃厚なクリームの味の中から立ち上ってくると、恍惚となってしまう。甘さは控えめで、とても上品。下にはブラッド・オレンジのマーマレードが少し置いてあるんだけど、これは個人的には余計な気がした。酸味が舌をリセットしてくれる感じなんだけど、パンナコッタ自体がそれほど甘くないので、必要ない感じ。それでも最近のデザートの中では大ヒットだった。

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Earl Grey Panna Cotta (blood orange marmalade)

うん、やっぱりCrushは自信に溢れた料理を出してくれる場所。ここは胸を張ってオススメできるレストランの一つだ。
by seafoodie | 2013-04-10 18:30 | シアトル
4649 (よろしく)
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★★★☆
日本料理/ラーメン
4649
1913 N 45th St
Seattle, WA 98102
206-547-4649

4649はWallingfordエリアに去年の暮にオープンした日本食レストラン。Wallingfordの目抜き通り45thには、石庵、4649、それに最近オープンのMiyabi 45thと、レベルの高い日本料理の店が並んでいて、本当に嬉しい。

店のテーマは北海道の居酒屋料理なのかな。メニューには北海道スタイルのから揚げ「ざんぎ」や、ジンギスカン、ちゃんちゃん焼きなど、北海道ならではの料理が並んでいて楽しい。

最近ランチはラーメン主体のメニューに切り替わったらしいので、それを食べに行ってきた。

まずはここでの新メニュー、味噌ラーメン。以前行ったときには塩ラーメンしかなく、「味噌ラーメンは開発中です」とのことだったので期待していた。スープはちょっとピリッと辛くてコクがあるんだけど、少しだけ弱く感じてしまうのはなぜだろう。麺は「やっぱりラーメンはこうでなくっちゃ」と思わせてくれるような味と舌触りで嬉しくなってしまった。チャーシューもよく調理されていて肉と脂の旨さがすごくよかったし、メンマもコーンもとてもいい味わいを与えていた。全体的に美味しいんだけど、なんでだろう、材料の一つひとつが「隣り合わせ」といった感じで、お互いを高めていないような気がした。だから美味しいけど、感動はちょっと少なかった。その点では、この間食べた塩ラーメンは見事だったなぁ。

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味噌ラーメン

一緒に頼んだのが、チャーシュー丼の小。チャーシューの深い味は甘辛いソースに増幅されて、海苔の香りと、ネギやパセリのシャクシャク感にも後押しされて、「なるほど!」って味。普通僕はパセリの味はあまり好きな方じゃないんだけど、このコンビネーションはとてもいいと思った。

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チャーシュー丼

今日のランチはこれだけだったけど、以前ディナーに行ったときは以下のような感じだった。

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焼き鳥

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枝豆

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つくね

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ミックスフライ

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エビのシソ風味

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焼きおにぎり

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塩ラーメン

どれも美味しかったけど、特に塩ラーメンは見事。どっしりと奥行きのあるスープがあまりにも美味しくて、色々と食べた後だというのに完食してしまった。

居酒屋メニューの石庵と、どこか似ているようで異なる4649の方向性。次回は4649ならではの、北海道のメニューを楽しみに行きたいと思う。


[追記 - 2013-04-18]

ちゃんちゃん丼は、北海道の郷土料理として有名なちゃんちゃん焼きを丼にしたものらしい。味噌とバターがメインの味つけで、焼いたサーモン、炒めた玉ねぎともやし、それとガーニッシュがご飯に載ってきた。なるほど、味噌とバターの香りが、サーモンを焼いた香ばしさによく合う。炒めた野菜の歯ごたえもいいし、ガーニッシュの香りも箸休めのようないいアクセントになってる。サーモンとご飯って、日本のお弁当でも代表格のコンビネーションだよね。こういう丼物にして美味しくないわけがない。出されたときに、「今日のご飯はちょっと硬めなんです。すみません」と謝られたんだけど、芯があるわけじゃなし、ほんの少し硬めなだけだったので全然OKだった。

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ちゃんちゃん丼 (ランチ $9.50)

もう一つの丼物は、ジンギスカン丼。これは炒めた野菜と仔羊の肉を、ガーニッシュと一緒にご飯に載せてあるもの。味つけは醤油ベース。ジンギスカンは学生時代に食べ放題の店でイヤってほど食べたけど(ああ懐かしき大黒屋)、こんな感じの丼物は初めて。焼肉のような香ばしいいい匂いで、とても食欲をそそってくれる。仔羊の肉なので、マトンのような嫌な臭みはほとんどない。醤油の焦げたような香りに包まれて、野菜のシャクシャク感と相まって、これも素晴らしい美味しさ。肉だし、醤油味ベースなので、ちゃんちゃん丼よりももうちょっとしっかりとした味わいだったな。

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ジンギスカン丼 (ランチ $8.50)

どちらもとても美味しくて、アメリカにいるということを忘れてしまいそうな感じ。僕は丼物が大好きなので、ここはランチで通ってしまいそうだ。
by seafoodie | 2013-04-09 11:30 | シアトル
Il Corvo Pasta (イル・コルヴォ・パスタ)
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★★★☆
パスタ/イタリア料理
Il Corvo Pasta
217 James St
Seattle, WA 98104
206-538-0999

Il Corvoは「パスタの美味しい店」として、前から評判を聞いていた店だった。以前は別の場所にあったらしいんだけど、3か月ほど前にパイオニア・スクエアに移ってきたらしい。なんとなくパスタのことを調べているうちにここにまだ行っていないことに気がついて、さっそく訪問してみた。

Il Corvoはパスタがメインの店で、月曜から金曜の午前11時から午後3時までのランチタイムしか営業していない。店内はとても簡素で、雰囲気を楽しむような場所じゃない。メニューは黒板に書いてあるものだけ。3種類ほどのパスタは日替わりで、毎日この店で手作りするらしい。

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簡素なインテリア。メニューは黒板に書いてあるものだけ

黒板の横のレジで注文して名前を告げ、お金を払ったら自分で好きな席に着く。料理ができたら名前を呼ばれるので、手を挙げて合図するとテーブルまで持ってきてくれる。食べ終わったらお皿は自分で片づける。The Wandering Gooseと同じ方式だ。

今回は初めてということで、食べきれないことを承知でパスタを二種類頼んでしまった。

まずはファルファッレ。クルミ、セージとパセリから作ったペストソースがパスタに和えてあって、上にはブルーチーズが載っている。このファルファッレのピロピロ、シコシコ感がたまらない! ペストソースは出しゃばりすぎないで、パスタの味を静かに優しくバックアップしている感じ。ときどきコリッとした歯触りで、クルミの甘さが味わえるのがまたいい。それに比べるとブルーチーズはかなりパンチの効いた味。大きい塊のままだとパスタの味を凌駕してしまう感じなので、フォークで小さく崩さなきゃいけなかった。ブルーチーズの独特の香りが、パスタの美味しさと一緒に鼻に抜けていくのもいい。

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Farfalle (with walnut, sage & parsley pesto, topped with smokey blue) ($9)

ラザニアはミートソースが詰まっていて、見た感じにはごく普通なんだけど、ネットリと溶けたチーズがパスタとミートソースを包み込んで、口の中を恍惚状態にしてくれる。とりたてて変わったところのない、正統派のラザニア。でもレストランで食べた正統派ラザニアとしては、一番の味だろうな。パスタもグチャッとなってしまわずに、シコシコとした感触をしっかりと残していて最高だった。

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Lasagne Alla Bolognese ($9)

なるほど、パスタで有名な店ってのは伊達じゃない。変にいじくりまわすことなく、パスタの美味しさを前面に出していて、本当に嬉しくなってしまう味だった。ランチしかやってないってのが玉にキズだけど、ダウンタウン近辺で働いている人たちはもちろん、シアトル観光の間のランチにもピッタリの場所。また近いうちに別のパスタを食べに行きたい。
by seafoodie | 2013-04-05 11:00 | シアトル
Sebi's Bistro (セビズ・ビストロ)
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★★½☆
ポーランド料理
Sebi's Bistro
3242 Eastlake Ave E
Seattle, WA 98102
206-420-2199

家の近く、イーストレークエリアに新しくオープンしたポーランド料理の店、Sebi's Bistroに行ってきた。ここはずっと長いことイタリアンレストランが入っていて、以前一度だけピザを食べに行ったことがあったけど、今度はシアトルでも珍しいポーランド料理ということで、とても期待が大きかった。

店の中はとても家庭的な雰囲気。タイルの床に、世界地図のテーブルクロス。以前イタリアンだったからか、なんとなく地中海レストラン的な感じもする。これといって特筆するようなインテリアじゃないけど、バーには大きなテレビもあって、スポーツバーとしても使えるみたい。

サーバーもバーテンもポーランド系らしく、ポーランド語の発音ばっちり。これは食べ物にも期待できるかもしれないな。

メニューは品揃えがすごい! アペタイザーやサラダの他に、冷たいサンドイッチ、温かいサンドイッチ、ピザ、それにポーランドのスペシャルティと、どれを頼もうか迷ってしまうほど。「ポーランド料理の店」ということで来たんだから、今回はポーランドのスペシャルティを色々と頼むことにしましょうか。ほとんどのメニューにハーフサイズとフルサイズの値段が書いてある。僕たちはたくさん色々なものを注文したかったので、全部ハーフサイズでお願いした。

まずはビーフ・ストロガノフ。家でもときどき作って食べるけど、牛肉を玉ねぎやマッシュルームと一緒に調理したもの。これは正確にはロシアの料理で、普通パスタやライスと一緒に食べる。今回はポーランド料理ということで、ダンプリングが一緒に来た。サイコロ状に切られた牛肉はとても柔らかで、スパイスの香りと共に奥行きのある味わいを口の中に奏でてくれる。繊細じゃないけど、家庭料理のように自信に溢れた味で、文句のつけようがなかった。ただ僕個人としては、ダンプリングと一緒に食べるよりも、パスタやライスと一緒に食べたかった気がしたな。それに慣れてるからね。それにしてもハーフサイズなのにこの量ってのは驚いた。これで$8なんだから、お買い得すぎる気がする。

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Beef Stroganoff (cubes of beef braised with onions, mushrooms, finished with sour cream and served with dumplings) ($8/$14)

お次はポーランド名物、ピエロギ。これは2006年にクラクフに行ったときにイヤってほど食べたけど、僕が大好きなポーランド料理のひとつ。モチモチした皮の中には肉が詰まっていて、上にはベーコンも載せてある。一体どんなスパイスを使ってるのかわからないけど、肉の臭さは一切感じずに、美味しさだけが口に広がるってのはスゴイ。それと、ほんのちょっとだけトリュフオイルも使ってあるのかな。本当に時々だけど、僕の大好きなあの香りが鼻に抜けるときがある。これがまた肉の味を何倍にも高めてくれるよう。あー、美味しかった。

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Meat Pierogi (Polish style dumplings filled with meat, topped with bacon) ($6/$11)

次はシュニッツェル。ドイツ/オーストリア風トンカツ。カラッと揚がっていて、肉質も上々。ちゃんと味がついてるんだけど、他の料理がかなりどっしりしてるから、少し軽すぎる印象を受けたな。これにはレモンを絞って食べたい感じだった。……でもこれがハーフサイズなんだから、フルサイズになるとどんな大きいのが出てくるわけ??

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Schnitzel (pork loin breaded saute served with potatoes with veggies of the day) ($8/$15)

最後はポーランド風ロールキャベツ。牛肉と豚肉、それにライスと玉ねぎなんかを大きなキャベツの葉で包んで、トマトクリームソースをかけてある。柔らかいトマトの味の奥からキャベツの香りが立ち上って、中の肉の味を増幅してくれる。確かにロールキャベツの味なんだけど、中身にライスを加えてあるせいか、全体的にとても軽い仕上がりになってるのが印象的だった。これはポーランド料理として有名らしいけど、僕がクラクフに行ったときには食べなかったな。

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Cabbage Rolls (Golabki) (pork and beef cooked with rice and onions stuffed in cabbage leaves served with creamy tomato sauce) ($6/$11)

いやはや、満足満足! 全てどっしりと自信に溢れた味で、美味しいと思えるものばかり。ポーランドのビールも揃ってるみたいだし、僕が大好きなズブロッカ(違う名前だったけど)も発見! スタッフもいい感じの人ばかりなので、これから何度も通ってしまいそうな気がする。あまりファンシーじゃないけど、ポーランド料理の実質のある味わいを楽しみたい方には超オススメ。今度はピザを注文してみたいな。
by seafoodie | 2013-04-03 18:00 | シアトル
Chico Madrid (チコ・マドリッド)
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★★½☆
サンドイッチ/スペイン料理
Chico Madrid
711 Bellevue Ave E
Seattle, WA 98102

Chico Madridは、つい先日キャピトル・ヒルの住宅街にオープンしたカフェ。スペイン風サンドイッチ「ボカディヨス」を筆頭にしたメニューは、カフェであるがゆえにレストランのような豊富なセレクションはないけど、なるほどポイントはおさえてあるなって感じ。

今日はハムとチーズのボカディヨスをテイクアウトで頼んでみた。

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Bocadillos, Jamon y Queso (olive oil, tomato pulp, Serrano ham, manchego ($7.50)

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バゲットの表面は軽くトーストしてある

カリカリのサンドイッチにかぶりついてみると、まず感じるのは軽いトマトの酸味とニンニクの香り。軽くトーストしてあるバゲットの香ばしさとトマトの風味が、最高にマッチしてる。スペインを代表するチーズ、マンチェゴの優しくも説得力のある味わいと、ハモン・セラノの男性的な風味が立ち上ってきて、あーもうこりゃ気分はスペインだ。

PaseoBaguette Boxのようなボリュームはないけれど、ここのサンドイッチはこのシンプルさが身上といった感じ。細めのバゲットなので口に入れやすいし、具が溢れているわけでもないので食べやすい。コーヒーにもワインにも合うだろうな。

シンプルなんだけど、このサンドイッチの説得力はスゴイと思う。また明日行って、他のメニューもトライしてみたい。


[追記 - 04/03/2013]
というわけで、今度は「ビキニ」と呼ばれる焼きチーズサンドイッチを頼んでみた。

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Bikini, Jamon y Queso (Serrano ham, queso barra, membrillo) ($7.25)

ただハモン・セラノとチーズの焼きサンドイッチかと思いきや、甘さが口の中に立ち上ってきてビックリ。これはスペインでよく使われるクインスのペーストらしい。ハモン・セラノとチーズの塩味にクインスの甘味が加わって、どことなくトーストにバターとジャムを一緒に塗ったときのような味わいになってる。この塩味と甘味のコンビネーション、不思議に後を引く美味しさだ。ちょっと小さめなのでこれだけじゃランチには足りないかもしれないけど、軽食にはピッタリ。個人的な好みからすると、昨日のバゲットサンドイッチの方が好きだったかな。


[追記 - 04/06/2013]
ベーコンのサンドイッチ。トマトが塗られたバゲットには、カリカリベーコンに加えてサルサ・ベルデとアイオリが載っている。ベーコンの香ばしい味とトマトがとてもよく合って嬉しくなってしまう。個人的にはサルサ・ベルデもアイオリもいらなかったかな。この二つのソースのせいでかなり食べにくくなってしまうし、アイオリの重さはベーコンの味には向いていないような気がした(マヨラーの方々は嬉しいかもしれないけど)。今度行ったときには、サルサ・ベルデとアイオリなしで頼んでみようと思う。

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Bocadillos, Bacon (olive oil, tomato pulp, Zoe's bacon, aioli, salsa verde) ($8)

パン・コン・トマテは、その名の通りトーストにトマトを塗ったもの。オリーブオイルと海塩がかけてあるだけで、とてもシンプル。香ばしいトーストに、トマトのフレッシュな風味がピッタリ。どことなくイタリアのチヴィタで食べたブルスケッタを思い出すけど、やっぱり根底に流れる文化の違いを感じる。とてもスッキリとした美味しさは、ちょっとしたおやつに最適だと思う。

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Pan con Tomate (olive oil, tomato pulp, sea salt) ($4)

by seafoodie | 2013-04-02 10:30 | シアトル