シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Restaurant Zoë (レストラン・ゾーイ)
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★★★☆
アメリカ北西部料理
Restaurant Zoë     [前の訪問記へ]
1318 E Union St
Seattle, WA 98122
206-256-2060

シアトル・レストラン・ウィークの締めはRestaurant Zoëで。3コースのディナーが$28、ランチが$15で食べられるこのイベントも今日で一応終わり。ディナー5軒、ランチ1軒と、我ながらよくあちこち行ったもんだ。11月にはダイン・アラウンド・シアトルという、3コースのディナーが$30、ランチが$15で食べられるイベントがやってくる。参加レストランはシアトル・レストラン・ウィークほど多くないけど、食べ物好きにとってはとても嬉しいイベントだということには変わりない。

ベルタウンにあったときから好きだった、このRestaurant Zoë。キャピトル・ヒルに移転してからまだ一度しか行ってないけど、その場所のクールさと食べ物のクオリティには感動した覚えがある。シアトル・レストラン・ウィークの終わりを飾るレストランとしてはピッタリだ。

アペタイザーには、リコッタチーズのニューディ。「ニューディ」とはイタリア語で「ヌード」の意味で、ニョッキと同じような料理を意味する。丸いニューディはフワッとしていて、ソースのバターの香りを感じた後、リコッタチーズの優しい味わいが口いっぱいに広がる。芽キャベツも一緒に調理してあるので、僕の大好きな芽キャベツを炒めたときの匂いも楽しめて、嬉しくなってしまう。重すぎることも軽すぎることもなく、アペタイザーとしては最高の一品だった。

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Fresh Ricotta Gnudi, balsamic brown butter, brussels sprouts

同行人はパンプキンスープ。他で食べたパンプキンスープよりも少しだけ甘味が強い気がしたけど、でもそれが嫌味じゃなかった。カボチャの種を炒った香ばしい匂いと、パンプキンスープの優しい甘味が見事にブレンドしていて、とても美味しかった。

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Sugar Pie Pumpkin Soup, pepitas, creme fraiche

僕はメインにサーモンを頼んだ。表面はカリッと焼きあがっていて、でも中はドライじゃない、ちょうどいい調理加減。こんがりと焼けた表面から感じる美味しい塩味と、ソースから感じるフルーツの甘味がとてもよくマッチしていた。サーモンって調理法によっては、つまらない味になってしまうことが多いんだけど、ここのは最後まで飽きが来ることもなく、とても楽しめる一品だった。

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Coho Salmon, escarole, walnuts, apple

同行人は豚の腹肉。豚の脂の食欲をそそる香りと、ジューシーな豚肉の味。ソースは赤ワインベースに、少しフルーツのジャムを加えてあるらしく、でも甘さは感じるか感じないかくらいのレベル。やっぱり豚肉は僕にとって食べ物の王様だけど、この一品はその美味しさをほとんどフルに引き出してたんじゃないかな。やっぱりこのレストランはレベルが高い。

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Carlton Farms Pork Belly, braised cabbage, hazelnuts, stone fruit jam

僕のデザートはメナージュ・ア・ポアール。洋ナシのパフェのようなもので、パンナコッタ、サバヨン、茹でた洋ナシの三種類が一つのグラスに入ってくる。それぞれに違う食感のレイヤーからは、どれも優しい洋ナシの甘さが味わえて、うっとりとなってしまう。僕にとってはちょっと量が多かったから残してしまったんだけど、これはとてもいいデザートだと思った。ちなみにこのデザートの名前は、フランス語でいわゆる「三人プレイ」を意味する "ménage à trois" をもじったもの。こういう言葉遊びも洒落てると思った。

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Menage a Poire

同行人はチーズを頼んだ。一つはブルーチーズで、もう一つはクリーミーなチーズ。どちらも僕のストライクゾーンど真ん中の味で、赤ワインかポートワインが欲しくなる感じだった。

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Two Cheeses with Accompaniments

今回は格安メニューだったからか、前に来たときのような感動はなかったものの、どれも文句のつけどころのない素晴らしい料理ばかりだった。こんなにいいレストランがキャピトル・ヒルにどんどんできると、どんどん支出が多くなって体重は増えて、困っちゃうよー。
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by seafoodie | 2012-10-25 19:00 | シアトル
Golden Beetle (ゴールデン・ビートル)
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★★★☆
東地中海料理
Golden Beetle     [前の訪問記へ]
1744 Northwest Market St
Seattle, WA 98107
206-706-2977

Golden Beetleは、TilthのMaria Hines氏の二軒目のレストラン。東地中海/中近東の料理がテーマの店で、僕がここに行くのはこれで二回目になる。そういえば前回来たときもシアトル・レストラン・ウィークだったっけ。今回もその3コースメニューを注文することにした。

まずは通常メニューの中から、ツァツィキのディップを注文。レストランで作られたピタブレッドは厚くて香ばしくて、それにヨーグルトの酸味があって、ガーリックもたくさん入ってるツァツィキがとてもよく合う。

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ツァツィキのディップ

僕のアペタイザーはお米を詰めた赤ピーマン。酸味がベースな味なんだけど、それが少しも嫌味じゃない。だからこそ、赤ピーマンの微かな甘味が強調されるみたいだ。お米好きな日本人としては、とても嬉しい前菜だった。

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Rice Stuffed Red Pepper (goat horn pepper, thyme, shallot)

同行人のアペタイザーは、トマトとヒヨコマメのスープ。ただのトマトスープに終わらずに、ヒヨコマメがどことなく中近東的な味わいを醸し出していて、これも非凡な一品。カリカリのクルトンが一緒についてきたんだけど、これにスープを吸わせて食べると最高だった。

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Tomato-Chickpea Soup (lentil, ginger, crouton)

メインは二人ともリブ肉を注文。脂の香りが食欲をそそるんだけど、口に入れた瞬間、甘酸っぱい味にちょっとビックリする。タマリンドのソースがこの甘酸っぱさを出してるんだ。最初の一口は面白いなと思ってたけど、二口、三口と食べるにつれて、この甘酸っぱさが鼻についてくる。これはちょっとアレンジしすぎで失敗って感じ。もっと中近東の個性をそのまま打ち出せばよかったのに。ソースのあまりのしつこさに、二人とも半分くらいしか食べられなかった。前回来たときにはすごく感動した覚えがあるのになぁ……。

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Slow Roasted Baby Back Ribs (tamarind, rice, mustard greens)

僕のデザートはブレッド・プディング。リンゴが爽やかなんだけど、これは甘すぎる! 生地が甘いソースを吸って、とてつもなく甘くなってしまってる。甘い物好きな人にはいいかもしれないけど、僕は1/3食べたところでリタイア。なんか今回の訪問はツいてないぞ。

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Warm Bread Pudding (mint coulis, apple, chantilly)

同行人はバクラヴァを注文。僕は前回これを食べたことがあるんだけど、これはかなり甘いんだけど、不思議とそれが苦にならないような味。クルミが甘味を軽減してるのかな? トルコで食べたバクラヴァよりも、ずっと僕の口に合う。

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Black Walnut Baklava (phyllo dough, creme fraiche, rose water)

なんか今回はちょっと失敗しちゃった感じだけど、あまりアメリカ風なアレンジを追及しないで、もっと中近東料理の良さを前面に引き出してほしい気がした。
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by seafoodie | 2012-10-24 19:00 | シアトル
Tilth (ティルス)
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★★★½
アメリカ北西部料理
Tilth     [前の訪問記へ]
1411 N 45th St
Seattle, 98103
206-633-0801

Tilthは大好きなレストランなんだけど、なぜかシアトル・レストラン・ウィークのようなイベントがないとなかなか行けない場所なんだよな。なんでなんだろう? ダウンタウンから離れた場所にあるんだけど、素晴らしい料理と、普通の民家のような面白い雰囲気で、シアトルを訪問した人をぜひ連れてきたい場所の一つだ。

まずはアミューズ・ブーシュ代わりに、透明なトマトのジュースに浸ったプチトマトが出てきた。爽やかだけど味が濃く、酸っぱすぎることもなく、Tilthが売りとしている有機栽培の野菜の底力を感じることができる。この味の濃さは、なかなか他では味わえない。

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アミューズ・ブーシュはプチトマト

僕はまずスイートコーンのフランを注文。以前ここでスイートコーンのフランを食べたときに感動した覚えがあったので。コーンのフランは柔らかく、甘く、どこまでも爽やかな味わい。バスク地方でよく使われるエスペレット唐辛子の密かな辛みが、スイートコーンの甘さにアクセントを与えている。うん、やっぱりこれは僕にとって、Tilthで食べた一番美味しい料理の一つだ。とてもシンプルなんだけど実質のある味わいで、僕に感動を与えてくれる。

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Local Sweet Corn Flan (yogurt, sweet pepper, espellette)

同行人はハバード・スクアッシュ(冬カボチャ)のスープ。そのままでも甘くて美味しいんだけど、真ん中のクレムフレッシュを溶かして飲むと、背骨が通った味になって最高だった。

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Hubbard Squash Soup (creme fraiche, pecan, thyme)

僕のメインはビンチョウマグロ。軽く外側だけを焼いてあって、メインの味つけは塩だけ。マグロの旨みを海の塩が大増幅していて、それにフェンネルの香りが爽やかな伴奏を付け加えていて、とても美味しい。時々オリーブの味と香りがフッと口の中に現れて消えていくのも、とても面白かった。

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St. Jude Albacore Tuna (fingerling potato, fennel, dry cured olive)

同行人のメインはチキンのコンフィ。皮の焦げ目からは素晴らしく香ばしい匂いが漂っていて、ジューシーな身の味の美味しさを何倍にも増幅している気がした。うーん、僕のマグロも美味しいけど、このチキンの方が一枚上手な気がする! 小食な同行人が、最後まで綺麗に平らげていたくらいだもん。やっぱりTilthの料理は美味しいよー!

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Washington Chicken Confit (polenta cake, romesco, spinach)

僕のデザートはパンプキンのパンナコッタ。これは美味しいことは美味しかったけど、ちょっと普通な気がしたな。甘いし、ちょっと一本調子な感じだったのかな。ブリトルは歯にくっつくからあまり好きじゃないし。というわけで、半分以上残してしまったのが残念だった。

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Pumpkin Panna Cotta (anglaise, pumpkin seed brittle, fresh breeze cream)

ここでまたまた点数を稼いだのが、同行人のデザート。ブラウンバターのフィナンシエ。カップケーキみたいなものなんだけど、これがバターの香りが素晴らしくて、甘すぎることもなく、心から幸せにしてくれる味だった。フランスの田舎の家庭に招かれて、そこでデザートを食べてる感じかな。なんだかリラックスさせてくれる、そんな不思議な力がこのフィナンシエにはあった気がする。

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Brown Butter Financier (lemon marmalade, chantilly, almond butter)

支払いの前には、またクッキーのサービス。こういう小さな心配りもとても嬉しい。美味しかった!

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最後のクッキー

うん、やっぱりTilthはシアトルで5本の指に入るくらいのお気に入りだ。シェフ/オーナーのMaria Hines氏は、この他にGolden Beetleという中近東料理の店も持っているんだけど(翌日に行く予定)、来年の2月には南イタリア料理の店もオープンする予定らしい。彼女のレストランの料理は、僕の感性にピッタリ一致するみたいだから、すごく楽しみだ!
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by seafoodie | 2012-10-23 19:00 | シアトル
Anchovies & Olives (アンチョビス & オリーブス)
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★★★☆
シーフード/イタリア料理
Anchovies & Olives     [前の訪問記へ]
1550 15th Ave
Seattle, WA 98122
206-838-8080

シアトル・レストラン・ウィーク第3弾は、Ethan Stowell氏のシーフード/イタリアンレストランのAnchovies & Olives。ここは以前に一回訪れたことがあるだけなんだけど、そのときがとても美味しかったので、また訪問したかった場所。

まず最初はローストされたカリフラワー。僕はこんな感じのカリフラワーが大好き。香ばしく、ちょっと甘い匂いがとても心地よくて、口の中では大地の味わいがいっぱいに広がる。スモークされたパプリカのいい匂いもして、とても美味しい。カラント(干しぶどう)の甘さがアクセントになってたんだけど、ちょっとこの甘さは僕には余分な気がした。同じカリフラワーの料理でいえば、以前The Harvest Vineで食べたものの方が一枚上手だけど、ここのカリフラワーもなかなかだった。

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Roasted Couliflower (Capers, Currants, Pistachios, Smoked Paprika)

同行人はビートのサラダ。ウォータークレス(クレソン)とリコッタチーズと一緒に盛ってある。ビートの甘さがとても美味しかったけど、個人的にはウォータークレスよりもアルグラを使った方が、ゴマのようなあの香りがビートの甘さとマッチするんじゃないかと思ったりした。

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Beet Salad (Pistachios, Watercress, Ricotta, Controne Chili)

僕のメインはアンコウ。こんがりと焼きあがった身からは、バターのいい香りが漂ってくる。表面はカリカリ、でも中はしっとり。しっかりとしたアンコウの身からは、いい味があふれ出てくる。付け合わせは豆とコーンとパンチェッタ。美味しかったけど、以前食べたハリバットのような感動はなかったなぁ。なぜだろう?

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Rockfish (Corona Beans, Corn, Pancetta)

同行人はブカティーニというパスタを注文。これはマカロニのように中に穴が開いた太いパスタで、ちょっとスパイシーなトマトソースがかかっている。これも美味しいことは美味しいんだけど、なんだか少し一本調子な感じ。ソースに深みがないっていうのかな、ずっと食べてたら飽きてくる味。それにパスタが少し茹で足りなくて、ちょっと中に芯があるような感じがした。以前のような大外れのパスタじゃないんだけど、やっぱりEthan Stowell氏のレストランは波が激しいのかもしれない。

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Bucatini (Spicy Pomodoro, Pancetta, Pecorino)

デザートはメープルのパンナコッタ。メープルシロップの味と香りで美味しいんだけど、かなり甘い! この甘さとメープルの味のきつさで、半分も食べられなかったのが残念。んー、以前来たときのパンナコッタは本当に美味しかったのになぁ……。

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Maple Panna Cotta (Cranberry Compote, Oat Hazelnut Streusel)

なんだか今回は、前回の感動を打ち消すような形になってしまったのが残念。Ethan Stowell氏のレストランは、僕とはあまり相性が良くないんだろうか? 時に素晴らしく美味しい料理を味わえるんだけど、時にその真逆の経験をしてしまうのも事実。彼の新しいレストランRione XIIIは今のところ僕も大お気に入りの場所なので、ぜひ波があるというジンクスを打ち破ってほしいぞ。
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by seafoodie | 2012-10-18 19:00 | シアトル
Monsoon (モンスーン)
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★★★☆
ベトナム料理
Monsoon     [前の訪問記へ]
615 19th Ave E
Seattle, WA 98112
206-325-2111

シアトル・レストラン・ウィークで$15ランチを食べるため、またまたMonsoonに行ってきた。なんかMonsoonには、こういうスペシャルなときでないと行かない気がする(笑)。別に普段のクオリティが悪いってことはないんだけど、やっぱりお得感が嬉しい場所ではあるよね。

アペタイザーには、パパイヤ・サラダ。青いパパイヤを千切りにしたもので、油揚げやシャロットを揚げたものが一緒に入ってる。甘酸っぱい風味とシャリシャリした食感がとてもフレッシュ! なんだか体中の血が綺麗になっていくような気がする。メニューにはスパイシーって書いてあったんだけど、辛さは全然感じられなかったのがちょっと疑問だったな。

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Spicy papaya salad with rau ram, tofu, caramelized shallots

メインには、オックステールスープのフォー。フォーの店はシアトルに何軒もあるから食べ慣れてる感じだったんだけど、ここのは文句なしに一番の味! まずスープが全然違う。オックステールを煮込んだスープはどっしりと豊かなんだけど、とても澄んだ味わい。まさに牛肉の味を凝縮した感じで、一口スープを飲んで感動してしまった。和牛スタイルのビーフの薄切りも、真ん中はピンク色でとてもジューシー。豊かなスープの味わいに、フレッシュさを与えていた。いやー、本当に美味しかった。これを書いてたらまた食べたくなってきたぞ(笑)。

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Wagyu eye of round and braised brisket oxtail broth pho

デザートはいつものようにバナナケーキ。甘すぎないので、毎日でも食べたい感じ。

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Banana cake with savory coconut sauce

いやはや、やっぱりMonsoonは美味しいや。最近はランチしか行ってないので、ディナーにも近々挑戦してみなきゃいけないな。
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by seafoodie | 2012-10-18 12:00 | シアトル
Lark (ラーク)
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★★★½
アメリカ北西部料理
Lark     [前の訪問記へ] [次の訪問記へ]
926 12th Ave
Seattle, WA 98122
206-323-5275

多くのレストランで$28でディナーが食べられるシアトル・レストラン・ウィーク。今回の皮切りはLarkを選択した。Larkってすごく美味しいんだけど、量の割にお値段がちょっと高くて、頻繁に通うにはちょっとツライ場所なんだよね。だからシアトル・レストラン・ウィークみたいな機会は、絶対に逃したくない。

まずはトマト・バジル・スープから。トマトの酸味よりも甘味が前面に出ていて、バジルの香りもトマトを引き立てていて素晴らしい味と香り。一緒についてきたのは、チーズをふんだんに使ったブレッドスティックのようなもの。昔からアメリカでは、焼いたチーズサンドイッチ(Grilled Cheese)にはトマトスープってのが定番らしいんだけど、ここでもそれを踏襲した雰囲気。なるほど、深いチーズの味わいとトマトの風味が妙にマッチして、素晴らしいアペタイザーだった。

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Tomato basil soup with vintage Cougar Gold cheese twists

僕はメインに豚の肩肉を注文。ホロホロと崩れるような肩肉は、秋の味覚の代表格といってもいいくらいのシャントレルマッシュルームと一緒に調理してある。豚の脂の魅惑的な香りに、口の中で溶けるような肩肉。噛みしめると肉汁がほとばしり出て、豚肉の美味しさが口いっぱいに広がる。シャントレルマッシュルームの侘びた香りも、セロリルートのピュレの緑色の香りも、豚肉の味わいを一段と盛り上げていた。あー、やっぱりLarkの料理は美味しいや。

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Roasted pork shoulder with chanterelle mushrooms, lentils and celery root

同行人のメインはラビオリ。ハロウィンがもうすぐなので、ラビオリの中身はバターナット・スクアッシュ(カボチャの一種)と玉ねぎ。ラビオリのプリプリした食感、中身の甘さ、セージの爽やかな香り。それに上に散らしてあるパン粉にはトリュフオイルも使ってあるらしく、微かにトリュフの匂いもする。これも最高に美味しかった!

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Butternut squash and caramelized onion ravioli with sage butter and truffled bread crumbs

僕のデザートは、洋ナシのタルト・タタン。口の中に広がるのは、どこかで記憶にある味。そっか、これって昔Dahlia Loungeで大のお気に入りだった、洋ナシのタルトにそっくりなんだ。Dahlia Loungeのタルトの方がもうちょっとパイ皮が厚くてサクサクしてたけど、ここのタルト・タタンの味わいも引けをとらない美味しさ。思わず笑顔になってしまう味だった。

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Pear tarte tatin with Single barrel rum caramel and vanilla bean ice cream

同行人のデザートは、チョコレートのパヴェ。パヴェとは「石畳」の意味で、ブロック型のケーキのことを意味する。甘すぎず、チョコレートの深い味わいがとても心地よくて、これだったらいくらでも食べられそう。上に載っているのはピーナッツバターのムースだけど、これは僕にはちょっと余計だったな。

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Theo chocolate pavé with chocolate cookie crumble and peanut butter mousse

やっぱりLarkは、シアトルで一番美味しいレストランの一つだ。僕と感性が合うんだろうな。Lampreia/Bisatoの料理のような踊りだしたくなるような感動はないけれど、リラックスして楽しめる優しい料理って感じかな。店内はムードも満点なので、デートにもピッタリの場所だと思う。
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by seafoodie | 2012-10-16 19:00 | シアトル
Grouchy Chef (グラウチー・シェフ)
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★★½☆
アメリカ料理/インターナショナル料理
Grouchy Chef
4433 Russell Rd, Suite 113
Mukilteo, WA 98275
425-493-9754

Grouchy Chefは日本人のシェフが経営するレストランで、以前から美味しいとの評判は耳にしていたんだけど、「Grouchy(怒りっぽい)」の名の通りシェフがかなり気難しい方で、そこで食事をするためには様々なルールを守らなければならないらしいので、今まで怖くて予約も取れなかった。友達はそこに行ったことがあるらしく、彼が予約を取ってくれてやっと行くことができた(ここは予約オンリー)。

Mukilteoの外れの、まるで倉庫のような場所にあるこのレストランは、入る前からかなり緊張していた。中には既に何組かの客が食事をしていたけど、やっぱり彼らからも緊張感が漂ってくるみたいな気がした。たった一人ですべての業務を切り盛りしているシェフが予約の名前を聞いてくるまで、入口にある椅子に腰かけて待つことになる。

テーブルに通されてメニューをシェフからもらうと同時に、色々なルールを聞かされる。ワイングラスはクリスタル製なので乾杯はしてはいけない、布製のナプキンで口を拭いてはいけない(他に紙製のナプキンも置いてある)、等々。

メニューは4コースのディナーだけで、選ぶことができるのはメインディッシュとその付け合わせのみ。僕は仔羊を頼みたかったんだけど、その夜はなかったらしいので、シュニッツェルと、付け合わせにはリゾットのケーキを注文することにした。お勘定は注文したすぐ後で、現金のみ。チップは不要、というか、シェフにチップをあげることは禁じられているらしい。

まずはアペタイザーの盛り合わせ。サラダ、ヌードルサラダ、トマトとチーズ、ブレッドスティック、フルーツなんかが盛られている。どれも文句のつけどころのない味で、僕は特にごま油の香りのするヌードルサラダが好きだった。全体的にかなりボリュームがあるので、小食の人にはツライ場所かもしれない。

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アペタイザーの盛り合わせ

次はスープ。胡椒の効いたパンチのある味わいで、最後にフッと緑色の香りが口の中に残る。最初はアスパラガスのスープかなと思ったんだけど、シェフに聞いてみると、ローストされたピーマンのスープらしい。ピーマンの臭みや苦みはまったくなく、この個性的な味わいがとても気に入ってしまった。

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ピーマンのスープ

メインのシュニッツェルはカラッと揚がっていて、マッシュルームのソースがかかっている。とても美味しいんだけど、なんだかちょっと普通っぽくて、あまり感動はない味だったなぁ。リゾットのケーキも美味しいけど、全部食べ終わる頃には味に飽きが来てしまう感じだったし。それでも、これといった不満を感じなかったのは、やっぱりシェフの腕がいいからかもしれない。

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シュニッツェル

最後はデザートの盛り合わせ。プリン、チョコレートケーキ、チーズケーキ、クッキーなんかが少しずつ載っていて、どれも上品な甘さで、ディナーを締めくくるのにピッタリの味だった。

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デザート

いやー、しかしディナーでこれほど肩がこった経験って、今までで初めてだと思う。ルールが多いとはいえ、最低限の礼儀をわきまえていれば大丈夫な感じなんだけど、自分か、または他の客がシェフを怒らせてしまうんじゃないかという不安が常に心の中にあって、とにかくあんなにリラックスできないのは初めてだった。

途中で一緒に行った友達が、アメリカで「悪い言葉」とされている "shit" をつい使ってしまったんだけど、そのすぐ後にシェフが後ろを向きながら、かなり大きく「シー!!」と言って、レストラン全体がシーンとしてしまったことがあった。別に誰も大声で話していたわけではないので、たぶんシェフが友達の言った言葉を聞きつけて警告を発したんじゃないかという結論に達した。気持ちはわかるけど、ちょっとなんだかなぁって感じだった。

確かに食べ物は美味しかった。あれだけのクオリティと量で、ディナーだけだと一人$20いかないっていうのはスゴイことだと思う。でも美味しい食事を心から「楽しむ」ことはできなかった気がする。人によっては楽しめる人もたくさんいると思うけど、少なくとも僕にとっては居心地は悪かった。もう一度行くかどうかはちょっと疑問だなぁ。
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by seafoodie | 2012-10-13 18:30 | シアトル
May (メイ)
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★★½☆
タイ料理
May Restaurant and Lounge
1612 N 45th St
Seattle, WA 98103
206-675-0037

MayはWallingfordエリアにあるタイレストランで、三角屋根でとても目立つ建物を持つ。あまりにも目立つので、こんなケバケバしい場所は美味しくないに違いないと失礼ながら先入観を持っていたんだけど、実はかなり美味しい部類のレストランらしいという噂を聞いたので、行ってみることにした。

一階はバーで、ランチのときにはここで食べるらしいけど、ディナーのダイニングルームは二階。三角屋根のロッジ風の場所なので、イエローストーン国立公園でロッジに泊まったときのことを思い出してしまったほど。

まずはお決まりのトムヤムクンから頼んでみることにした。エビはプリプリ、マッシュルームはシコシコしていて、スープ自体の辛酸っぱさも文句なし。感動するほどの美味しさじゃないけど、不満な点は何一つ見つけることはできなかった。澄んだ辛さで、額に汗がにじみ出てくるのがわかる。

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Tom Yum with Prawns ($14)

メインは二種類頼んで、同行人とシェアすることに。まずはここの定番カレーらしい、レッドカレーをチキンで。一口食べて……、ちょっとガッカリ。味自体は美味しいんだけど、アメリカのタイレストランでカレーを頼むと決まって感じる、あの微かな甘さがここのカレーにもあった。なんていうんだろう、表面にうっすらと甘さの膜があるっていうのかな。タイではこんな甘さを感じるカレーを食べたことがなかったし、これがアメリカ人好みの味なんだろうけど、なんだかちょっとガッカリだ。タイバジルもタケノコも、ココナッツミルクの味と相まっていい香りを放っているんだけど、いかんせんこの甘さのヒントが惜しかったなぁ。

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Red Curry with Chicken ($15)

もう一皿は豚肉のニンニク炒め。ベビーコーンとマッシュルームと一緒に、ガーリックペッパーソースで炒めてある。これはニンニクの香りが食欲をそそって、シンプルながらにご飯によく合う、とても美味しい一品だった。味が濁らずに背骨の通った味という感じで、僕は大好きだった。

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Golden Garlic with Pork ($12)

まぁ感動モノの味ではなかったけど、他のタイレストランよりは美味しいかなといった感じの店だった。クリスピーガーリックチキンが評判の味らしいので、今度はそれを注文してみようと思う。
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by seafoodie | 2012-10-06 18:30 | シアトル