シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Cafe Presse (カフェ・プレス)
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★★★☆
フランス料理
Cafe Presse
1117 12th Ave
Seattle, WA 98122
206-709-7674

Cafe Presseは、僕の大好きなLe Pichetの二号店。Le Pichetも素晴らしいフレンチ・ビストロだけど、Cafe Presseも似たようでちょっと違う雰囲気を持ったビストロで、僕の大好きな場所。いつ行っても多くの人で溢れかえってる。

「プレス」という名の通り、店の入口にはずらっと雑誌が並んでいて、まるで本屋のよう。これは無料じゃなくてちゃんとお金を払って買わなきゃいけない雑誌だけど、こういうちょっとした演出がとてもいい。

僕たちはまず白ワインを注文して、おつまみとしてサーディンのリレットを注文。このリレット、パンにつけて食べると魚臭さがプンプン。でも嫌な臭みじゃなくて、魚好きには堪えられない感じの匂い。ワインと喧嘩しちゃうかなと思ったんだけど、不思議に魚臭さが増幅されなかったのがよかった。とても軽いワインだったからかもしれないな。カリフラワーのピックルも口の中をリセットしてくれる感じだし、カブの爽やかな風味もイワシの味と対極にある感じで最高だったし。特筆すべきはこのバター。海塩を使ったバターで、もうこれが食べだしたら止まらない美味しさ! なんでもサーバーの言うことには、食事に塩をたくさん入れて育った牛のミルクから作ったバターだということだけど、本当なのかなぁ?? そうだとしたらミルク自体がしょっぱいことになるよね。まあそれは置いといて、ワインがどんどん進んでしまう一品だった。あー、こういうビストロ的な食事、大好きだ!

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Casse-croûte de printemps (Sardine rilettes, radishes, house-made cauliflower pickle, Brittany sea salt butter and baguette slices) ($10)

僕のメインはニューヨークステーキのストリップ。香ばしく焼き上がったステーキはそれだけでも最高に美味しいんだけど、クリームとブルーチーズで煮たホウレン草と一緒に食べると、またガラッと違った味わいになる。ブルーチーズは本当に軽くしか使ってないらしく、ただのクリームソースといってもおかしくない感じ。パリで食べたフリカッセの軽い味わいを思い出す。もちろんポテトフライも最高の味! ここに来たら絶対にポテトフライを味わってほしいです。

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Steak-frites, épinard à la crème au bleu d'Auvergne (Northwest Grass Fed Beef petit New York strip, spinach simmered with cream and bleu cheese) ($17)

同行人1は本日の魚、アンコウを注文。軽いトマトソースにはオリーブが入っていて、このコンビネーションはプエルトリコ料理のArroz con polloを思い出させてくれる味わいだ。アンコウのしっかりとした身の味をよく引き立てていて美味しかった。

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Poisson du jour rôti et sa sauce aux tomates et au safran (Pan roasted fish of the day on a sauce with tomatoes, fennel, capers, olives and orange joice, served with grilled polenta) ($16)

同行人2はポークチョップ。彼は一口食べて「しょっぱい!!」と叫んだ。僕も一口もらってみると、スパイスを擦り込んであるポークはとてもいい風味なんだけど、なるほど塩味がきつすぎる。このしょっぱさがなければ最高の味わいなんだけど……。上の塩をこそげ落とすようにして食べてたのが可哀想だった。サーバーに言ったら、とても申し訳なさそうに謝ってくれて、後で伝票を見たらこっそりとポークチョップの分だけ無料になっていた。高級レストランではこんな感じにしてくれるところはたくさんあるけど、フレンチ・ビストロでこういうサービスを受けると感動してしまう。

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Cote du porc grillée et son jus à la moutarde à l'ancienne et aux abricots (Carlton pork chop on red potatoes mashed with duck fat, spring onions and rosemary, grain mastard-dried apricot jus) ($17)

食事も2/3は素晴らしかったし、サービスもフレンドリーで最高だった。ここは友達と何人かで行って、ワインをガブガブ飲みながら、美味しい食事を食べながら、ワイワイやるのに最高の場所だ。値段もこのクオリティにしてはそれほど高くないし。前から好きな場所だったけど、頻繁に通うようにしなきゃなって改めて思った。
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by seafoodie | 2012-04-21 19:15 | シアトル
Cuoco (クオコ)
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★★★☆
イタリア料理
Cuoco     [前の訪問記へ]
310 Terry Ave N
Seattle, WA 98109
206-971-0710

3コースのディナーが$28で食べられるSeattle Restaurant Week。結局今回はこのCuoco一軒だけとなってしまった。以前はランチばかり食べに来ていたので、ここで初めてのディナーにはとても期待していた。

まず最初はロロロッサのサラダ。バルサミコ酢がメインのドレッシングが全体にかかっているんだけど、その後で水気を切ってあるみたいで、サラダがドレッシングで薄化粧してある感じ。僕はこういうサラダが大好き。普通にドレッシングがかけてあるだけだと、ドレッシングのあるところとないところで味が違ってくるし、皿の下の方はドレッシングに浸される感じになって味が濃すぎることになる。こんな風に全体的にドレッシングを行きわたらせて、しかも水気を切ってあると、全体で同じ味わいを最後まで楽しめることになる。薄化粧のロロロッサとホウレンソウは軽い味わいで最高! 酢漬けの赤玉ねぎも、優しい味わいのサラダにアクセントを与えていた。

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Lolla rossa, baby spinach, pickled red onion, balsamic onion vinaigrette

同行人はパルマの生ハム。もちろん美味しいんだけど、薄切りのリンゴとアルグラはちょっと余計な気がしたな。それだけだと無個性になっちゃうのかもしれないけど、美味しい生ハムはそれだけで十分って感じだった。

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20 month aged parma prosciutto, honey crisp apple, arugula

僕のメインはバベット・ステーキ。外は香ばしくカリッと焼けていて、中はミディアムレア。イタリアのステーキって塩だけってところが多いけど、ここのはちょっとだけソースがかかってる。でも肉の味を覆い隠すような感じじゃなくて、増幅してくれる感じで抜群の味。付け合わせのケールも、ちゃんと味がついていて最高。そういえば最初にTom Douglas氏のDhalia Loungeで食事したときに、単なる付け合せにもきちんとした味がついていて感動したっけ。それまで食べたレストランでは、付け合わせはほとんど味がついてなくて、テーブルの上の塩コショウで自分で味をつけないといけないようなところばかりだったから、こういう最後まで手を抜かない姿勢にとても感服した。Tom Douglas氏のレストランは、こういう安心感がある。

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Grilled bavette steak - braised kale, new potatoes

同行人のメインはタリアテッレ。パンチェッタとアスパラガス、パルミジャーノだけのシンプルな一品だったけど、パスタの美味しさを100%味わえて、とても美味しかった。

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Tagliatelle - house made egg pasta, asparagus, parmigiano, pancetta

デザートはティラミス。僕がティラミスを頼むのは珍しいんだけど、これは「Tom Douglas氏のレストラン」という期待を裏切らない味で最高だった。全体的に甘すぎず、一番上に載っているエスプレッソのゼラチンがいいアクセントになっていて、ペロッと食べてしまった。

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Tiramisu - ladyfingers, marsala cream, espresso gelatin, cocoa

同行人はパンナコッタ。こんなに甘さを抑えたパンナコッタは食べたことがない! まさに日本人好みの味わいかもしれない。甘いのが好きな人はルバーブのソースをつけて食べることで甘さを調整できるし。この上品な甘さのデザート、他のレストランでもやってほしいものだ。

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Panna cotta - poppyseed shortbread cookie, rhubarb sauce

うん、ものすごく感動ってほどの味じゃないけど、どの料理も心から安心して美味しい!と言えるものばかり。いつもレベルの高い料理を生み出し続けてくれるTom Douglas氏は、やっぱり僕のヒーローの一人だ。
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by seafoodie | 2012-04-18 18:30 | シアトル
Canlis (キャンリス)
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★★★★
アメリカ北西部料理
Canlis
2576 Aurora Ave N
Seattle, WA 98109
206-283-3313

Canlisは、シアトルで一、二を争うくらいの有名なレストラン。僕は15年前に一度だけ来たことがあるんだけど、そのときには食事は及第点ではあるものの感動はあまりなく、「バカ高い店」くらいの印象しか受けなかった。ところが最近色々な人からとても良かったとの噂を聞くことが多くなったので、友達の誕生日祝いのためにここに行くことにした。

場所は、クイーン・アンの丘とフリーモントとの間にある橋のすぐ脇。だから店の中からは、ユニオン湖とその向こうに広がるフリーモントやユニバーシティ・ディストリクトの景色を楽しめる。建物はいかにも60年代から70年代のデザインなんだけど、インテリアをうまい具合にコーディネイトしてあって、古ぼけた印象は全くない。シアトルで最も高級感のあるレストランの一つだと思う。

メニューを見ると、やっぱり高い! アペタイザーやサラダなんかはほとんど一品$15以上するし、メインコースに至っては全て$35以上。ロブスターが$66、和牛テンダーロインステーキが$68などなど。アラカルトの他にもシェフのおまかせコース、Chef's Tasting Menu($115)がある。いろいろと頼もうとすると同じくらいの値段になってしまうので、このコースを注文することにした。

まず最初のコースは豆とミントのスープと、米で作った小さなお煎餅の上にタコが載ったもの。スープはそのまま容器ごと口に運んでクイッと飲む。ネットリとした感覚で、まるで口の中に春の息吹が駆け抜けるよう。ミントの香りはかなり抑えてあって、豆の爽やかな美味しさが100%表現されている感じ。カリッとしたお煎餅の上には超薄切りのタコが載せてあって、口の中ではタコのクニュッとした感覚とサクサク感が混ざりあって、とても楽しい。タコ好きな人には堪えられないような味わいで、これはもっと食べたい感じだった。最初からかなり感動させてくれる味で、とても嬉しい!

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Peas and Mint: with puffed rice, octopus, and ramps

次はやはり旬のアスパラガス。山羊のチーズを薄く敷いてある上にアスパラガスが一本だけ、その上にはイクラが載せてある。横には半熟の卵黄をアスパラガスの薄切りで巻いたものもある。味の濃いアスパラガスに、イクラの塩味が「なんで?!」ってくらいよく合う。ネットリとした卵黄をつけて食べると、また味が素晴らしく膨らむし。この爽やかな味わいには山羊のチーズがちょっとだけ余分な気がしたけど、シンプルながらに感動の味で最高だった。

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Asparagus: with egg yolk, goat cheese, and smoked steelhead roe

お次のコースはホタテ。上にはゼラチンの透明な膜と、紫ポテトのチップスが置いてある。オレンジのソースをつけて食べてもいいけど、ちょっと甘くなりすぎてホタテの甘さが薄れてしまう感じがしたので、僕はそのまま食べた方が好きだったな。特筆すべきは向こう側に置いてある白い雪のようなもの。これはホースラディッシュから作った、まさに「雪」で、口の中でふんわりと溶けて大根のような味を残してくれる。これがホタテと合うこと合うこと! この「雪」は本当に非凡だと思った。

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Diver Scallops: with Cara Cara orange, fennel, and horseradish "snow"

次のコースはホロホロ鳥。しっかりとした肉質の鳥で、噛むと美味しい肉汁が溢れてくる。皮がついてるってのが最高で、この皮の香ばしい匂いと味わいが、この肉の味を何倍にも高めてくれている。嫌な匂いは一切なし。上にちょっと塩が振ってあるんだけど、これがちょっとだけ多すぎた気がしたのが残念だった。

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Guinea Fowl: Roasted heirloom carrots, parsley, cumin, and jus

メインコースはニューヨークステーキ。最高の焼き具合のビーフの旨味が、ブラックトランペットマッシュルームの蠱惑的な香りに包まれて、ため息が出てしまいそうな美味しさだった。ちょっと焼いてあるカリフラワーの香りも格別。これはHarvest Vineでも感動したけど、最近の僕の中での大ヒットの付け合わせだな。

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New York Strip Steak: 28-day dry-aged with black trumpet mushrooms and cauliflower

デザートはパイナップルのアイスクリームに、ホワイトチョコレートとパッションフルーツとココナッツがついてきたもの。パイナップルとパッションフルーツの爽やかな酸味が、口の中の脂を洗い流してくれる感じで、とても美味しかった。

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Pineapple: white chocolate, passion fruit, and coconut

デザート第二弾はなんだったかどうしても思い出せないんだけど、これも優しいフルーツの味わいでとても美味しかったことは覚えてる。ケーキとかあまり重いものだと食後に胃がもたれちゃうけど、ここのデザートは二つとも軽い感じでとてもよかった。

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デザート第二弾

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レストランからはユニオン湖とFremontエリアの夜景を楽しめる

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コニャックのサービス

最後のプチ・フールは、チョコレートとフランボワーズのマカロン。マカロンは久しぶりだったので嬉しかった!

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プチ・フールはチョコレートとマカロン

うん、色々な人から聞いたいい噂は本当だった。以前とは比べ物にならないくらい良くなってる。値段が値段だけに頻繁に行くわけにはいかないけど、特別な日の食事の場所にピッタリだと思う。

サービスもピカ一。車で行くときにはレストランの入口の前で降りてアテンダントが駐車してくれるんだけど、普通の場所みたいに番号札を渡されたりしない。でも食事が終わって外に出ると、ちゃんと自分の車が目の前で待っていてくれる。これも感動したなぁ。

味、雰囲気、サービスのすべての面でThe HerbfarmとRover'sと肩が並んだ感じかな。Canlis、これからは「シアトルを代表するレストランの一つ」として大オススメします。
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by seafoodie | 2012-04-09 19:30 | シアトル