シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Wild Ginger (ワイルド・ジンジャー)
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★★★☆
アジア/フュージョン料理
Wild Ginger
1401 3rd Ave
Seattle, WA 98101
206-623-4450

Wild Gingerはシアトルのアジア料理レストランの中で、一番有名で一番人気のある場所。僕がシアトルでレストランに狂い始めた頃、かなり頻繁に通っていた場所でもあるけど、店がもっと大きな場所に移ってからクオリティが落ちた気がして、最近はあまり行ってなかった。うちのコーラスがコンサートをやるBenaroya Hallがすぐ隣にあるので、リハーサルと本番の間の空き時間に友達を連れて行ってきた。

ここでは個人で料理を頼んでもいいけど、中華料理屋のように、いくつかの料理を頼んでみんなでシェアして食べるのが楽しいと思う。

まずはWild Ginger風ブルスケッタ。アヒ・ツナの身をつぶしてフィッシュソースやゴマ油を加えて、軽くトーストされたバゲットに載せて食べるもの。好みによって、バジルの葉やディルを載せて食べてもいい。口に入れた瞬間はなんだか味が薄いように感じたんだけど、噛みしめるとアヒ・ツナの身の旨味と共にスパイスの香りや味が出てきて、どんどん美味しくなってくる。バゲットはおかわり可能だった。

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Wild Ginger Bruschetta

メインの一品目は「七味ビーフ」。Wild Gingerで一番有名な料理の一つなんじゃないかな。日本の「七味」とは別物で、レモングラス、ピーナッツ、ホイスン、唐辛子、バジル、ニンニク、ショウガと一緒にビーフを炒めてあって、もやしの上に載って出てくる。ジューシーなビーフの味が様々なスパイスによって引き立てられていて、素晴らしい味わいを体験できる。どっしりとした自身に溢れた味で、ご飯と一緒にいくらでも食べられてしまう感じだった。

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Seven Flavor Beef

二品目はギンダラ。口に入れた瞬間にゴマ油のいい香りが鼻に抜けて、キリリとした唐辛子の辛さが優しいギンダラの味を支えている。味が濁らずに、はっきりと透明な味わいといった感じで、目の覚めるような美味しさだった。

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Black Cod

仔羊のカレーは、ギンダラとは真逆な感じ。様々なスパイスが入っていて美味しいんだけど、なんだか味が濁ってしまっているような感じがしてならなかった。

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Lamb Curry

それとはまた逆に背骨の通った味だったのが、このホタテ。醤油と黒胡椒でサッと炒めてあるだけらしいんだけど、黒胡椒のドーンとした辛さがまるでシンバルのように鳴り響いて、柔らかなホタテの風味を何倍にも増幅している感じ。とても美味しい一品だった。

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Black Pepper Scallops

うん、Wild Ginger、クオリティが戻った感じ! でもやっぱりここで頼むのは中華系の料理の方が美味しい気がする。アジア料理のフュージョンの店だといえ、やっぱり得手不得手があるんだろうな。大勢でワイワイするのに楽しい店なので、また近いうちに友達をたくさん連れて行きたいな。人気のあるレストランなので、予約を忘れずに!
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by seafoodie | 2011-11-26 16:30 | シアトル
Bisato (ビサト)
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★★★★
アメリカ/イタリア料理
Bisato     [前の訪問記へ] [次の訪問記へ]
2400 First Avenue
Seattle, WA 98121
206-443-3301

シアトルで僕が一番大好きなレストラン、Bisatoに行ってきた。サンクスギビング翌日に訪れるっての、なんとなく恒例になりつつあるな。Lampreiaだった時代には一つひとつの料理が結構大きかったけど、Bisatoになってからは小さな料理をいくつも頼む感じになった。たくさん食べようとすると同じくらいの値段になっちゃうけど、色々な味を楽しめるから僕はこっちの方が好きだな。

まずは今日のスペシャルメニューから、黒トリュフのパスタにフォンティナチーズのソースとトリュフバターが載ったもの。これはもう、口に入れた瞬間に恍惚状態になった。僕を惹きつけてやまないあのトリュフの香りと、チーズの香りのコンビネーション。このトリュフは最近食べたものの中で、一番香りが強い気がする。以前このレストランではアシアゴチーズをかけたものを食べたことがあるけど、この料理にはフォンティナチーズの方が合うみたいだ。量を考えるとかなり高めな値段設定だけど、頭のてっぺんからつま先まで満足させてくれた味だった。

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Black truffle pasta sheet with fontina cheese sauce and truffle butter ($18)

次はポーク・ロイン。マグロから作ったムースのようなソースと、フルーツの砂糖漬けが載っている。ピンク色のポーク・ロインは柔らかでジューシー、豚肉独特の食欲をそそられる香りにウットリ。それにマグロのソースの塩辛さとフルーツの甘さが一体となって、口の中には交響曲が鳴り響く。この三つの味、頭で考えただけでは方向がバラバラになるような気がするんだけど、これがピッタリと合わさってしまうのがスゴイ。

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Sliced pork loin with venetian tuna sauce ($10)

次はバローロ・ワインを使ったマカロニにパルミジャーノチーズがかかっているもの。これはナイフのように洗練された他の料理とはうってかわって、すごく家庭的でホッとする味。ワインの旨味をパスタが吸い込んでいるからなんだろうか、本当に奥行きのあるドッシリした味で、自然に笑顔になってしまう味だった。

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Barolo macaroni with grated parmigiano reggiano ($11.50)

Bisatoに来るといつも頼んでしまう仔羊の肉。微妙に甘いソースは、なんとなく日本の照り焼きを思い出させてくれる。今日のソースはいつもに比べると少しだけ薄い気がしたけど、仔羊の肉の旨味をうまく引き出していた。最後は手に取って、骨についた肉を歯でこそげ取ってたもん。

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Seared lamb chops with whipped potato ($6/chop)

次はシャントレル・マッシュルームのリゾット。それになんとパルミジャーノチーズのアイスクリームが載っている。シャントレル・マッシュルームの姿はまったくないんだけど、リゾットを食べるとその風味が口いっぱいに広がって、快感の溜息が出てしまう。リゾットってスープと同じく、レストランのクオリティ評価のいいバロメーターになると思う。リゾットを食べているうちにパルミジャーノのアイスクリームが溶けてきて、それがリゾットに混ざって、素晴らしい香りを与えてくれる。ああ、本当にBisatoの食べ物は、僕の感性に100%合致してる。

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Chanterelle risotto with savory parmigiano ice cream ($12)

まだちょっとお腹に入る感じだったので、ハマチとマグロのクルードを注文。普通クルードといえば、生の魚にオリーブオイル、海塩、柑橘系フルーツのジュースがかかっているだけのシンプルなものなんだけど、ここのはそれに加えて、濃い目に取った鰹節のソースがかかっている。魚の味が重なるんだけど、でもそれが嫌味じゃなくて、逆にハマチとマグロの味を引き立てていた感じ。その他にもミカンやザクロも載っていて、爽やかな味がフワッと口の中に駆け抜ける。ここで生魚を食べたのって初めてかもしれないけど、これも感動の味でもう最高!

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Crudo of hamachi and yellowfin tuna ($12)

最後はチーズで締め。強い風味のチーズが好みだということを告げて、シェフに三種類ばかり選んでもらった。どれも本当に美味しかったけど、僕は真ん中のモンチアーノ(monchiano)というスペインのチーズが好みど真ん中の味だった。醤油の旨味を思わせるような熟成した味は、赤ワインにピッタリだった。

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Choice of cheese ($5/ounce)

あーもう、シェフScott Carsberg氏は毎回毎回僕を感動させてくれるぜっ! 僕にとってはシアトルで一番のレストランだけど、ここは人によって好みが分かれる場所だと思う。まず量が少ないので、お腹いっぱい食べたいって人には不向き。でも、繊細な味つけや、新たな味の発見を望んでいる人には、すごくピッタリの場所だと思う。このレストランがシアトルにあることを感謝しなくちゃだな。

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by seafoodie | 2011-11-25 18:00 | シアトル
Thomas Street Bistro (トーマス・ストリート・ビストロ)
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★★☆☆
フランス/地中海料理
Thomas Street Bistro
421 E Thomas St
Seattle, WA 98102
206-323-0914

最近GrouponやLivingSocialといったクーポンサイトで、レストランのクーポンを見つけることが多くなった。LivingSocialで「2名様用4コースディナー+ワイン1本つき」を$49で売っていたのが、このThomas Street Bistro。最近そういうクーポンサイトでよく見る名前だなとは思っていたので、ちょうどいい機会なのでこのクーポンを買ってしまうことにした。

場所はキャピトル・ヒルの住宅街の中。アパートのビルの一階の、とても小さなスペースにあった。僕たちはドアの階段のすぐ脇、奥まった場所のテーブルをもらえたからいいけど、他のテーブルの人たちは結構窮屈かもしれない。

「4コースのディナー」といっても、選ぶことができるのはメインの一品と、それとワインの赤か白かの選択だけ。スープ、アペタイザー、デザートは全て一つだけだった。

席に着いてまず運ばれてきたのがスープ。野菜のクリームスープだけど、どうもチキンストックを使っている気がするので、「ベジタリアン」なスープではないみたい。シンプルなんだけど、とてもどっしりとした味わいがあって、レストランのスープというよりも家庭料理の味。美味しいことは美味しかったけどね。

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Fresh Vegetable Creamy Soup

次に運ばれてきたのはアペタイザー。……でも「これってただのアミューズ・ブーシュなんじゃないの??」って感じの一品。フランスパンの薄切りに、スモークサーモンのクリームと赤ピーマンが載っているだけ。これが一人ひとつだけ。美味しいことは美味しかったけど、このスモークサーモンのクリーム、どこかで市販品を買ってきたんじゃないの?っていう感じの味だった。

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Fresh Cream with Salmon & Bread

僕はメインにスモークサーモンのパスタを注文。なんでもこのアパートの住んでいる人が釣ってきて自分でスモークしたものらしい。軽いトマトソースとスモークサーモンのバランスがとてもよくて、とりたてて素晴らしくはないものの、とても美味しい一品だった。

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Smoked Salmon Pasta

同行人はリガトニを注文。牛、仔牛、豚の3種の肉が入ったラグー。美味しいことは美味しかったけど、ちょっと軽い気がしたな。

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Rigatoni de Maison

デザートはパンプキンパイ。美味しかったけど、これ市販品なんじゃないの?って疑問が消えないような味だった。

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Pumpkin Pie

味はまあまあ、サービスもまあまあだったけど、なんだか全体的にアンバランスな気がしたことは否めない。スープもアペタイザーも、メインに単についてきただけの感じで、とてもこれ全体が$115の価値があるとは思えない。クーポンサイトで客集めのために、コストを削った結果がこうなっちゃったって感じなのかな。なんか最後まで納得がいかないレストランだった。もしかするともう長くないかもしれないな。
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by seafoodie | 2011-11-16 19:00 | シアトル
Lecōsho (レコショ)
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★★½☆
アメリカ料理
Lecōsho
The Harbor Steps
89 University St
Seattle, WA 98101
206-623-2101

今月はDine Around Seattleのお蔭で、いくつかのレストランでは3コースのディナーが$30、ランチが$15で食べられる。先月のSeattle Restaurant Weekとオーバーラップするレストランもかなりあるけど、こっちのイベントにしかないレストランもある。今日はそのランチを食べに、Lecōshoというレストランに行ってきた。

Lecōshoという名前はちょっと前から耳にしていたものの、僕のレーダーにはあまり入ってこなかった。なんでもここのオーナーのMatt Janke氏は、パイク・プレイス・マーケットにあるMatt's In The Marketをオープンした人で、レストランのMattという名は彼の名前から来ているらしい。でもそのMatt's In The Marketの経営からは完全に離れて、新しくオープンしたのがこのLecōshoとのこと。なんでも "Lecōsho" とは、Chinookインディアンの言葉で「豚」を意味するらしい。

場所はダウンタウンのHarbor Stepsの階段の途中にある。今日は残念ながら雨が降っているけど、天気のいい日や夏には、たくさんの人がここの階段でくつろいでいる姿を見かける。気持ちのいい場所で、僕は好きだな。ホラー映画のアメリカ版『リング』では、主人公がここのアパートに住んでいることになってたよな。

まずは3コースのメニューから、リレットを注文。リレットとはパテのようなもので、豚肉を細かく切って塩をして、豚の脂でゆっくりと調理したもの。普通のパテよりももっと固く、ナイフで切ると繊維質の身が現れる。上に少し塩が振ってあるので、そのまま食べてもいいんだけど、それだけだとちょっと弱い感じがした。一緒についてきたフェンネル・マスタードをつけると大変身。マスタードが豚肉の味を引き立てる感じで、とても美味しくなった。薄切りのパンにつけて食べると、マスタードのせいでまるでサンドイッチを食べているかのような感覚。これと赤ワインだけで軽いランチになっちゃうなぁ。窓際の席だったので、外の景色を見ながらバンバン食べてた。

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Pork Rillettes (with fennel mustard, pickled vegetables)

メインはガンボ。サーブしてくれたときに「パンはいる?」って聞かれたんだけど、いらないって答えたんだよね。でもガンボを食べてみると、これ、ライスが入ってないじゃん! ガンボってライスと一緒のやつしか食べたことがなかったから、この米なしガンボがとても妙に思えてしまった。これだったらパンがいるかも、ってことで持ってきてもらった。ピリ辛のガンボはピーマンやオクラの味わいがよく出ていて美味しいんだけど、なんとなく一本調子な感じであることは否めない。自家製ポークソーセージも美味しいんだけど、なーんか味が弱い気がするんだよなぁ。ガンボが結構パンチのある味なので、それに負けちゃってる感じ。ガンボに対抗するんだったら、もっと胡椒とかスパイスを効かせた方がいい気がした。普通ならガンボは残したことがないんだけど、今回は途中で飽きちゃって、最後まで食べきれなったのが残念。

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Matt's Gumbo (grilled shrimp & house-made pork sausage)

デザートはチョコレート・ヘーゼルナッツのジェラート。ヘーゼルナッツの香りがちょっと人工的なことを除けば、味も舌触りもグー。一緒についてきたショートブレッドはちょっとボソボソして食べきれなかった。

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Chocolate Hazelnut Gelato (with pink peppercorn shortbread)

なんか結構不満があった初訪問。抜きんでてはいないものの、いたって平均的な美味しさという感じ。Matt's In The Marketが美味しい店だったので、ここの店もかなりいいところまでいけるはずなんだけどなぁ。他に美味しい店がたくさんあるので今度いつ挑戦できるかわからないけど、次回はいい経験ができることを祈ろう。
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by seafoodie | 2011-11-16 11:15 | シアトル
Tamura (たむら)
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★★★½
日本料理
Sushi Kappo Tamura     [前の訪問記へ]
2968 Eastlake Ave E
Seattle, WA 98102
206-547-0937

Tamuraはこれで三度目。最初はおまかせコースを食べたものの、なんとなく「?」な感じだった。でも二度目に行ったときに頼んだ豚カツは、「アメリカでこんな豚カツが食べられるのか!」って感じでとてもグー。今回はチャリティ・コンサートでのオークションで勝ち取ったエミ・マイヤーさんとの食事で、一人$100設定のおまかせ。普通のおまかせは$60なので、これはスペシャルおまかせなんだろうな。

最初は高菜とマグロのアーモンド・わさびソース和え。わさびの香りがするこのソースが絶妙で、アーモンドの甘さと高菜とマグロにピッタリ。ホウレンソウのゴマ和えのような感覚なんだけど、高菜はもう少し歯触りがしっかりしていて、ソースももっと複雑な味。しょっぱなから「おおっ!」って感じの一品だった。

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Mustard greens and Washington Albacore tuna dressed with almond wasabi sauce

次はKumamotoという種類の生牡蠣。小さくてコンパクトな感じの牡蠣なんだけど、そのせいか味もすっきりさっぱり。かけてあるソースも牡蠣の味を覆い隠すことなく、海の香りと味を包み込むようにバックアップする感じ。エミさんは生牡蠣が苦手らしく一つしか食べなかったので、残り二つを頂いてしまってラッキーだった(笑)。

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Kumamoto Oysters

次はいきなりマツタケの土瓶蒸し! ワシントン州でいつもわんさか採れるマツタケが今年は不作らしいので、この秋は無理かなぁと思っていた矢先だった。ライムを絞っておちょこに注いで、まずグイッと味わってみる。白身魚やエビなんかの旨味が一つひとつの楽器のようで、それをマツタケが指揮者のようにまとめている感じ。日本のマツタケのようなズーンと強い香りではないものの、全体の旨さを包み込むようにエレガントな演出をしている。あぁ、本当にマツタケは日本のトリュフだ。みんな美味しさの溜息をもらしながら、じっくりと味わっていた。あー、もう最高!

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マツタケの土瓶蒸し

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マツタケや白身魚やエビなんかが入ってる

お次はキンキの煮つけ。魚がまるまる一匹出てきて、シェフ手ずから一人ひとりに取り分けてくれた。柔らかでホクホクな舌触りのキンキは、中華風の味付けがしてある。とても美味しいんだけど、なんだかちょっとだけ味が薄いような気がしたな。煮つけっていうと、どうしても甘辛い煮つけを思い浮かべちゃうからかもしれない。ヒレのすぐ下の肉や頬の肉がプリプリとしていて、堪えられない美味しさだった。ちなみにキンキは英語で "Idiot Fish"(阿呆魚) と呼ばれるらしい。そりゃあんまりな名前だよねってみんなで笑ってた。

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キンキの煮つけ

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シェフが手ずから取り分けてくれた

お次は和牛とマイタケがすき焼きのように調理されたもの。トロトロと溶けるような牛肉ももちろん美味しかったけど、秋の滋味を凝縮したようなマイタケの味も最高だった。甘辛い味付けは、まさに家庭料理の本道!って感じの味で、大満足の味だった。

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和牛とマイタケ

お肉のコースの後はお寿司。僕はウニやイクラはあまり好きな方ではないので普通は頼まないんだけど、こんな風に出されるとちゃんと食べてしまう。やっぱり美味しいもんだね。大好物って人の気持ちもよくわかる。でもウニはソースとして使っても美味しいんだよなぁ。

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Chef's sushi selection

デザートは柚子ヨーグルトのパンナコッタ。ふるふるとしていて儚いほど柔らかなパンナコッタは、口に入れた瞬間に柚子のやさしい香りが鼻に抜ける。甘すぎも酸っぱすぎもせず、美味しいおまかせ料理の素晴らしいエンディングだった。

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Yuzu yogurt panna cotta

前回のおまかせは個人的にあまり好みじゃなかったけど、今回はほとんど全てが素晴らしかった。一品料理の豚カツも前回で美味しいことがわかったし、今度またここでたくさん一品料理を食べてみたいな。

Sushi Kappo Tamura: [前の訪問記へ]
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by seafoodie | 2011-11-09 18:30 | シアトル