シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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The Harvest Vine (ザ・ハーベスト・バイン)
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★★★½
スペイン/バスク料理
The Harvest Vine     [次の訪問記へ]
2701 E Madison St
Seattle WA 98122
206-320-9771

The Harvest Vineは、僕が大好きなスペイン料理の店。いや、スペイン料理の店というよりも、バスク料理の店といった方がいいかもしれない。バスク地方はスペインの北部、フランスの国境近くにあるんだけど、ここは山と海からの素材に恵まれていて、スペインの他の地方の料理とは一線を画していると思う。スペイン料理とフランス料理のいいところを取り込んだ感じかな。

ここの店は最初は20人以下くらいしか座れない一階のみの営業でスタート。かなりの人気だった上に予約を受け付けていなかったので、ここで食べるには開店時間くらいに行くか、並ぶ覚悟で行くしかなかった。今では地下のセラースペースもオープンして予約も取るようになったので、ずっと行きやすくなった。でもこの店で最高の場所といえば、なんといってもキッチンの真ん前にあるカウンター。ここで食材が調理されていくのを見ながら美味しい料理を食べるのは本当に楽しい。今回は4人で行ったので、残念ながらカウンターの後ろの(ちょっと小さすぎるかもしれない)テーブルで食べることになった。

まずメニューと一緒に運ばれてきたのは、アミューズ・ブーシュの位置づけのセロリのスープ。小さな容器に入ったスープは、そのままクイッと一口で飲む。とても優しい味わいに、素晴らしいオリーブオイルの香りがフッとしてとても美味しい。ますますお腹が空いてくる。

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セロリのスープ

ここはタパス形式で、たくさん料理を頼んでみんなでシェアするのが一番。今回は4人だったので、かなりたくさんの料理を楽しめることになる。最初に来たのは、今日のスペシャルメニューから、ホタテとレンティル。表面はカリッと、中は柔らかなホタテは、口の中でとろけるよう。香りも味わいも申し分なし。レンティルにはベーコンの香りがついていて、普段あまりレンティルが好きじゃない僕にもとても美味しく感じられた。

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Vieiras: Seared Scallops, Black Lentils, Bacon ($18)

次はカリフラワー。キャラメルのような色になった表面からは何ともいい香りが漂っていて、口の中に入れるとカリフラワーの密かな甘みが、軽く振ってある塩と対比をなして恍惚状態になってしまう。一緒に行った友達は、「こんな美味しいカリフラワーは初めて!」と驚いていた。下にあるグリーンペッパーのソースをつけて食べてもいいんだけど、そのままでも十分に美味しい。

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Coliflor: Roasted Cauliflower, Onion Confit, Green Pepper Vinaigrette ($9)

お次はアヒルの足。アヒルって普通は臭みがあって苦手な方なんだけど、このアヒルの肉には臭みは全然なかった。ホロホロと崩れる肉は全然ドライじゃなくて、抑えた味付けのために肉本来の味を100%味わえる。こんなアヒルだったら、シェアしないで一人で全部食べちゃいたい感じだぞ。付け合わせのポテトムースも、ただのマッシュドポテトに終わらない、素晴らしい味だった。一体何を入れたらあんな美味しさになるんだろう? バターかクリームの味が違うのかな?

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Pato Confitado: Duck Leg Confit, Potato Mousse ($13)

イカ墨のソースを纏ったイカの中には、足を細かく切ったものが詰まってる。イカの三段重ねだ。調理しすぎていないので、イカの身はとても柔らかい。香ばしい匂いに嗅覚を刺激されながら、墨の優しい味わいに包まれたイカの身を味わう…。あー、もう最高! 付け合わせはボンバ・ライスにペッパーの泡がかかったもの。ライス自体にも味をつけてあるみたいで、これだけでもメインの料理になりそうな感じだった。

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Txipirones en Su Tinta: Ink-Braised Squid, Bomba Rice, Piquillo Foam ($16)

次の料理は仔豚の肉。ポテトを重ねた上に仔豚肉が置いてあって、その上には豚の皮を揚げたものでトッピング。どの層も最高に美味しかった。仔豚肉は柔らかくてとても味わい深い。こんなにどっしりとした味を仔豚の頃から出せるんだから、やっぱり豚肉って神様からの贈り物レベルだと思う。カリカリの皮もスナックみたいで大好きだし。ポテトも肉汁を吸って深い味わいを出してるし。やっぱりここのレストランは本当にレベルが高いと思う。

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Cochinillo: Roasted Suckling Pig & Panadera Potatoes ($18)

最後の料理はフォアグラ。ここのフォアグラはいつ食べても最高の味なので、来る度に頼んでしまう。全く臭みのないフォアグラは、表面はカリッと仕上げられていて、香ばしい匂いと味で本当に美味しい。

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Foie de Pato: Seared Foie Gras, Apple Puree & Sherry Reduction ($22)

4人いるので、デザートも4種類違うものを頼んだ。まず最初はキャラメルと海の塩のアイスクリーム。塩を使ったアイスクリームって「なんでこんなにしょっぱいの?」になることが多いんだけど、ここのは「ああ、言われてみれば!」というレベル。複雑な塩の味がキャラメルの甘さを引き出していて、僕が食べた塩を使ったアイスクリームの中で文句なしに一番の味だった。

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Helado de Caramelo con Sal de Mar: Caramel Sea Salt Ice Cream with Caramel Sauce ($7.50)

次はチョコレートのタルト。小麦粉を使っていないらしく、中はネットリとしたチョコレートがたくさん詰まっている。甘みも抑えてあって大人の味。甘いデザートが嫌いだけどチョコレートは好きな僕にはピッタリだった。

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Tarta de Chocolate: Flourless Chocolate Cake with Vanilla Bean Ice Cream ($8)

エスプレッソのフラン。フランって元から好きな方なんだけど、エスプレッソのフランとなるともう最高! 爽やかな卵の味に、エスプレッソの香りが鼻に抜ける。重すぎもせず、軽すぎもせず、素晴らしいデザートだった。

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Flan de Cafe: Creamy Espresso Custard with Ganache ($8)

最後はパインナッツのタルト。それにクインスと呼ばれる果実のペーストも入ってる。今回頼んだ中で一番甘くないデザートだった。他のデザートもアメリカの平均から比べると随分甘くない方なんだけど、これは日本人好みの上品な甘さ。アメリカ人にはちょっと物足りないかもしれないな。ナッツの歯触りと、クインスのほのかな柑橘系の香り。初めての味わいだったけど、僕は大好きだった。

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Tarta de Piñones: Tartlet filled with Pinenut Paste & Quince Paste with Almond Chantily ($7.50)

あー、やっぱりこのレストランは光り輝いてる。ここのオーナー/シェフのJoseba Jimenez de Jimenez氏は今はスペインで過ごす時間が多いそうんなんだけど、この店は今でもクオリティを全く失っていない。以前カウンターで食事していたときに、彼がキッチンで新たな料理の実験をしていて、何回もお裾分けをもらったことがあった。チョコレートのソースを使った料理は今までに体験したことのない味で、でもとても新鮮な感動を与えてくれた。それを伝えたら満面の笑顔で喜んでくれたっけ。また最前線に戻ってきてくれないかなぁ。

このThe Harvest Vine。僕の好きなシアトルのレストラン、ベスト5の内の一つだと思う。

The Harvest Vine: [次の訪問記へ]
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by seafoodie | 2010-11-26 00:00 | シアトル
Bisato (ビサト)
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★★★★
アメリカ料理
Bisato     [前の訪問記へ] [次の訪問記へ]
2400 First Avenue
Seattle, WA 98121
206-443-3301

シアトルで僕が一番好きなレストラン、Bisatoにまた行ってきた。

ここのところ雪が降ったりして寒い日が続いているので、まず最初はポテトスープで体を温める。トリュフのソースが皿の中に入れてあって、その上にポテトスープを注いでくれる。スープの塩加減は、塩が足りないと思う直前の本当にギリギリなところ。だからこそポテトの香りと味を純粋に楽しめるんだろう。こんなにポテトの本来の風味を味わえたポテトスープは体験したことがなかった。とてもシンプルな、でもとても満足させてくれるスープだった。

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ポテトスープ

次は今日のスペシャルの中の一品、大きなラビオリ。中にはリコッタチーズが入っていて、上には「」と呼ばれるソーセージが載っている。シコシコしたラビオリはもちろん美味しいんだけど、ソーセージを崩して一緒に食べると口の中に旋風が吹き抜ける。ソーセージにはチリペッパーも使ってあるので、その風味と辛さから、なんとなくスペイン風に思えてしまうから不思議。ポテトスープとは対極で、口の中の味覚を最大限に刺激する一品だった。

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ラビオリ

また今日のスペシャルメニューの中から、トリュフとチーズのパスタ。一枚のパスタの上に、トリュフとアシアゴチーズがチーズソースとしてかけてある。これもまたラビオリとは全然違う味で、純粋にパスタとチーズの優しい味を楽しむ一品。アシアゴチーズのソースはどっしりと重い味で、後味には密かな苦みを感じる。それがパスタの甘みを引き出していて、シンプルながらに感動してしまう味。トリュフとパスタってどうしてこんなに合うんだろう?

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トリュフとチーズのパスタ

今度は通常メニューから、フォアグラをイチジクに詰めたもの。アップルソースの上に載ってきて、その上には塩を少々とラズベリーのゼリー。僕はフォアグラはそれほど好き!って感じじゃないんだけど、このフォアグラはもう本当に最高だった。とにかく口の中のすべての味覚神経を刺激する感じ? ネットリと重いフォアグラの脂肪の甘さ、上に載っている塩の味、イチジクの爽やかな甘さ、アップルソースのフルーティーな甘さと、ラズベリーゼリーから来る酸味。すべての味が、口の中で喧嘩せずにハーモニーを作り出している。思わず満面の笑顔になってしまう味。いやー、これは本当にスゴイ。手前にあるのは、カモ肉の「ベーコン」。これもまたとても主張のある味わいで、最高だった。

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フォアグラのイチジク詰め

次はスペシャルメニューから。仔牛のレバーを焼いたものが、玉ねぎを甘くソテーしたものの上に載ってきた。20年もののバルサミコ酢もかけてある。中はトロッとした感じで、レバーならではのドッシリした味が口の中に広がる。フォアグラとかレバーには本当に甘いものが合うよね。重くなりがちな舌を、甘い玉ねぎがリセットしてくれる感じ。あと、バルサミコ酢がレバーに合うなんて初めて知った。20年もののまろやかな味だからこそなんだろうか?

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仔牛のレバー

さて、ここに来たら絶対に食べなきゃいけない仔羊も、いつも通り最高に美味しかった。これにはサバ・ドレッシング(ぶどうの果汁を煮詰めてシロップとバルサミコ酢を加えたもの)が塗ってあって、それが密かな甘みを仔羊の肉につけている。これはとても日本人好みな味かもしれない。付け合わせのポテトピュレも最高だし。

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仔羊

デザートは今日のスペシャル、マスカルポーネ・アイスクリーム。マスカルポーネは隠し味のようなレベルで使われているみたいで、とても爽やかな味。アイスクリームの下にはフルーツケーキを崩したものが敷いてあって、それと一緒に食べるともう口の中はクリスマス一色! すごい速度で食べきってしまった。

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マスカルポーネ・アイスクリーム

あー、やっぱりBisatoは僕がシアトルで一番好きなレストランだ。たぶんScott Carsberg氏の感性が、僕と100%一致するんだろうな。一品一品の量は少ないのでガッツリ食べたいって人には不向きな場所かもしれないけど、僕はここでは味わいだけで満足してしまう。たぶんこの店に来る他の人たちもそんな感じなんだろう。見ていると、料理をすごく真剣に味わっている人ばかりのような気がする。

シェフScott Carsberg氏には、これからもずっと感動を作り出してもらいたい。

Bisato: [前の訪問記へ] [次の訪問記へ]
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by seafoodie | 2010-11-24 00:00 | シアトル
Toulouse Petit (トゥルーズ・プティ)
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★★½☆
ケイジャン・クリオール/アメリカ南部料理
Toulouse Petit     [次の訪問記へ]
601 Queen Anne Ave N
Seattle, WA 98119
206-432-9069

Toulouse Petitは、クイーンアンにある最近オープンしたケイジャン・クリオール料理の店。原点はフランス料理にあるんだけど、少しピリ辛が特徴のニューオーリンズ辺りの料理のことをいう。最近この店の噂を聞くことが多くなってきていたので、Dine Around Seattleのイベント($15で3コースのランチが食べられる)に合わせてランチを食べに行ってきた。

最初はフレンチオニオンスープ。Le Pichetのスープと同じくらい濃厚で味わい深いけど、ほんの少しだけ塩が効き過ぎって感があったかな。あと、最初から黒胡椒がたっぷりとかかっているので、後味がとても胡椒辛い。ケイジャン・クリオール風のフレンチオニオンスープってことで、こういう辛さなのかもしれないな。ネットリと糸を引くように伸びるチーズも、オニオンスープの味を引き立てていて、最高に美味しかった。

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True French Onion Soup Lyonnaise

メインにはソーセージの入ったタリアテッレを注文。ソーセージは臭みもなく、フェンネルの香りがフッとしてとても美味しい。でもタリアテッレの食感がいまいち。パスタを噛むとグチャッとなる感じで、明らかに調理しすぎで伸びちゃってるみたい。ピリ辛のトマトソースもソーセージも最高だっただけに、これは残念だったなぁ。

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Housemade Fennel-Sausage and Tagliatelle with a Spicy Tomato Sauce and Mustard Greens

デザートはベニエ。これはフランス風揚げドーナツといった感じのもので、チコリーのソースが付いてきた。ベニエの味はなかなかなんだけど、これもまた食感がいまいちなんだよな。中がフワフワじゃなくて、半分生といった感じでグチャッとしてる。チコリーのソースはアーモンドシロップを入れたコーヒーのような味ですごく美味しかったんだけど、やっぱりベニエの半生みたいな中身が悔やまれた。

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Beignets with Chicory Anglaise

ランチタイムだったからなのかなぁ。基本はいいところを押さえてるのに、調理で失敗しちゃってる感じ。パスタがアルデンテで、ビニエがフワッと揚がっていたら、もう最高だったのに。でもなかなか美味しかったので、今度はディナーでガンボかジャンバラヤを注文してみたい。
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by seafoodie | 2010-11-17 14:02 | シアトル
Ponti Seafood Grill (ポンティ・シーフード・グリル)
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★★½☆
シーフード
Ponti Seafood Grill
3014 3rd Ave N
Seattle, WA 98109
206-284-3000

Ponti Seafood Grillは、アメリカに来て間もない頃、会社の英会話の先生が勧めてくれた場所。その頃は何度も通ったりしてたけど、いつの間にか行かなくなっちゃったんだよな。味が落ちたと感じたのかな? フリーモントブリッジのすぐ脇にあって、夏のブランチやランチは運河を望むパティオに座ることができて、とても気持ちがいい。今回はDine Around Seattleの$30ディナーを食べに行ってきた。

$30ディナーのせいかレストランは人で溢れていて、僕たちはバーの奥にある小さなサブダイニングに通された。ここのメインダイニングは結構雰囲気が良くて好きだったので、ちょっと残念。まぁ当日の予約だったから仕方ないか。

僕はアペタイザーにクラムを注文。昨日のAnchovies & Olivesで食べたクラムに比べると、ほんの少しだけ泥臭さを感じる気がしたけど、レモングラスの味を基にしたスープが味を引き立てていてとても美味しかった。クラムが美味しいかどうかで、だいたいレストランのレベルって判断できると思う。

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Manila Clams: Steamed in Ginger, Lemongrass Coconut Sake Broth, Miso Butter, Green Onion, Fresh Basil Garnish

同行人が頼んだのはエビに薄く衣をつけて揚げたもの。微かな甘みあって普通に美味しかったけど、エビの身の味は少し薄い感じがしたかな。

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Tempura White Gulf Prawns: Mango Wasabi Coulis

アヒ・ツナを頼んだんだけど今夜は売り切れてしまったらしく、代わりに頼んだのがこの鱈。身は瑞々しくて柔らかくて、最初はとても美味しいと思ったんだけど、しばらく食べているうちに油の重さが気になってきた。そんなに油を使ってるようには思わなかったんだけど、なんでだろう? あと、ここのシェフの性格なのかな。この身も微かに甘く調理してあって、ニンジンのソースは甘すぎて僕には余計に思えた。

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Alderwood Smoked Pacific Coast Black Cod: Five Spice Cure, Sesame-Carrot Sauce

同行人のメインはキングサーモン。これも内部は瑞々しく文句のない仕上がりだけど、またもや表面に微かな甘みを感じる。やっぱりここのシェフの好みの調理法なのかもしれないな。最近食べたサーモンの中では、かなり美味しい部類に入ってたと思う。

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Grilled Wild King Salmon: Soy Cilantro Lime Sauce

僕のデザートはチョコレートケーキ。外側は思ったよりも甘くなくて美味しかったんだけど、中にトロリとしたチョコレートソースが入っていて、それが結構重いので全部は食べられなかった。口が曲がってしまうような甘さのアメリカのデザートとは違って、上品な甘さだったけど。

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Chocolate Cake

同行人のデザートはシャーベット。オレンジが二つと洋ナシが一つ。シャーベットは普通酸味が強くて僕は好きじゃないことが多いんだけど、このシャーベットは酸味があまりなく、柔らかな甘さでとても美味しかった。

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Sorbet

しばらくぶりのPonti Seafood Grill、なかなか美味しかったと思う。でも今回改めてメニューを眺めてみて思ったんだけど、ここって結構高いんだよなぁ。ほとんどのメインディッシュは$25以上のものばかり。$30ディナー月間じゃなかったら、今回のディナーは倍くらいの値段がしたと思う。そのくらいの値段だったら他にももっと美味しいレストランがあるから、そっちに行っちゃうかもしれない。

でも夏や天気のいい日に、ここのパティオで食べるブランチは美味しいんだよな。今度また友達を誘ってここでブランチをすることにしようかな。
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by seafoodie | 2010-11-07 22:19 | シアトル
Anchovies & Olives (アンチョビス & オリーブス)
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★★★☆
シーフード/イタリア料理
Anchovies & Olives     [次の訪問記へ]
1550 15th Ave
Seattle, WA 98122
206-838-8080

Anchovies & Olivesは、キャピトル・ヒルにあるEthan Stowell氏のレストラン。ちょっと前から行きたいと思ってたんだけど、なかなか行く機会に恵まれなかった場所。先週Ethan Stowell氏のレストランStaple & Fancy Mercantileでガッカリしたばかりだったので、今回もちょっと恐る恐るといった感じで訪れた。

店自体はとてもカジュアルな雰囲気。むき出しのコンクリートに、オープンキッチン。かなり騒がしい店内だけど、時々キッチンからフッと流れてくるいい匂いに会話が止まってしまうこともあった。オープンキッチンは見ているだけでとても楽しくなってしまう。

まず最初に頼んだのは、貝の入ったタリアテッレ。僕は実はこういうクラムの入ったパスタに目がない。パスタがほんの少しだけ硬い感があったけど、プリプリとしたクラムのいい味に、スペックと呼ばれる燻煙されたハムの香りと塩味が加わって、素晴らしい味わいの一品だった。キャベツもいい香りと歯触りだし。パスタの堅さを除けば、僕にとってはパーフェクトな味だったと思う。そうなんだよなー、ここのパスタもTavolataのパスタもすごく美味しかったのに、なんでStaple & Fancyのパスタはあんなに美味しくなかったんだろう? それが不思議でならない。

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Tagliatelle: Clams, Speck, Cabbage, Cream

僕のメインコースはハリバット(オヒョウ: カレイの仲間)。アメリカでは一番ポピュラーな魚の一つ。身がほんの気持ちだけドライな感触があったけど、たっぷりのバターで調理してある身は素晴らしい味と香りでとても美味しかった。そうか、会話の途中にフッと流れてきたあの美味しそうなバターの香りは、これを調理していたからなのか。使ってある塩も上々! 付け合わせのポテトはとても味が濃くてとても美味しい。有機栽培なのかな。

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Halibut: Escarole, Goat Horn Chilies, Potato

同行人が頼んだのはエイのヒレ。大きなヒレの軟骨についた身は淡泊な味ではあるけれど、ハリバットよりももう少し味わい深い気がした。同行人は、付け合わせのデリカタ・スクアッシュは美味しいけれど、エイの味とは合わないと言っていた。

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Skatewing: Delicata Squash, Green Apple, Chard, Romesco Sauce

デザートはハックリベリーのかかったパンナコッタ。すごく美味しいけど、これ食べたことがある!と思ったら、そういえば先週Staple & Fancyでパンナコッタを食べたばかりだということを思い出した(笑)。注文するときには全然気がつかなかったよ。でもEthan Stowell氏のパンナコッタは、甘さ控えめでハックリベリーの優しい味がよく合って、僕の好みのど真ん中の味。

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Panna Cotta: Huckleberry

先週のStaple & Fancyの件があるからちょっと怖かったんだけど、今のところEthan Stowell氏のレストランの中ではここが一番好きかなという結論に達した。イタリア料理のバックグラウンドを持ったシーフードの店といった感じで、アメリカ風のシーフードに飽きたときにはピッタリの場所だと思う。

個人的に、シアトルのシーフードで有名な店の料理はあまり好きじゃないんだよなぁ。素材の味を大切にしているっていうと聞こえがいいけど、逆に言うと一ひねり入っていない感じで、なんか食べてると飽きてくる。Flying Fishや、ここAnchovies & Olivesの料理は、素材の味を引き出しながら、しかも工夫を重ねてある感じで、僕は大好きだ。Anchovies & Olivesは何度も通いたいレストランの一つになった。
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by seafoodie | 2010-11-06 18:00 | シアトル
Steelhead Diner (スティールヘッド・ダイナー)
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★★½☆
アメリカ北西部料理
Steelhead Diner
95 Pine St
Seattle, WA 98101
206-625-0129

10月のSeattle Restaurant Weekでは一軒しかレストランに行けなかったけど、11月はまた "Dine Around Seattle" という別イベントによって、参加レストランでランチ$15、ディナー$30で食べられる。今日はその中で行ったことのなかったSteelhead Dinerにランチを食べに行ってきた。

Steelhead Dinerは、シアトルダウンタウンPineストリートの、Pike Place Marketを望む場所にある。今日みたいな快晴の日には、マーケットのサインが青空に映えてとても綺麗だ。Steelhead Dinerのオーナー/シェフは、以前僕が好きだったシーフードレストランOceanaireをオープンした人らしいので、結構楽しみかもしれない。Oceanaireの場所に新しくオープンしたBlueacre Seafoodも同じオーナーらしい。

まずアペタイザーにはバターナットカボチャのスープ。一口飲んで「これはインド料理か?!」と思ってしまうほどクミンの香りがしてビックリ。あと胡椒もたくさん使ってあるみたいで、後味がかなり辛い。砂糖で煮た生姜が少しだけ入っていて、それが口に入ると甘くていい香りがフッと漂うのがいい。美味しいことは美味しいんだけど、どこかヘンがない味に思えてしょうがない。なんか中音域が足りないような、そんな感じ。僕は辛いのは好きな方だからいいけど、これ、辛いのが苦手な人にはちょっとツライかもしれないなぁ。

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バターナットカボチャスープ

メインコースはTrout(マス)。皮をパリッと調理してあって、香ばしい匂いにウットリしてしまう。身は薄いんだけど、サッパリとした味でグッド。付け合せのカリフラワーを炒めたものともピッタリ合うし。でもちょっと薄味かな。もう少し塩がかかってた方が美味しいと思うな。

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マス

デザートはコーヒーのポット・ド・クレム。かなりドッシリした甘さで、僕には少し甘すぎる感じだったけど、コーヒーの香りがよくてなかなかだった。上に載ってるのがクリームじゃなくて、甘さを抑えたアイスクリームだったら個人的にもっと好きだっただろうな。

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コーヒーのポット・ド・クレム

これは!と思わせるような感動はなかったけど、観光地ど真ん中にあるレストランとしてはなかなかのクオリティだったと思う。でもPike Place Market周辺はEtta's SeafoodやSeatownなんかのTom Douglasレストランがあるし、シーフードレストランとしてはかなりの激戦区だよな。この場所にあった店が長続きしたのを見たことがないので、彼らには頑張ってほしいと思う。新しいシーフードレストランBlueacreは結構評判がいいみたいだから、大丈夫かな?
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by seafoodie | 2010-11-03 14:23 | シアトル