シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Lampreia (ランプレイア)
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★★★★
アメリカ北西部料理/イタリア料理
Lampreia
2400 1st Ave
Seattle, 98121
206-443-3301
(注) 現在は閉店。同シェフによって、Bisatoという少しカジュアルなレストランとして同じ場所に再オープン。

Lampreia は、シアトル市内では僕が一番好きなレストラン。初めて行ったときから完全に恋に落ちてしまった場所。イタリアンがベースなんだけど、その洗練された調理法とプレゼンテーションは、まるでフランス料理を食べているかのような気になってしまう。ここではシェフのおすすめコースを頼むことが多いんだけど、今回はちょっと趣向を変えてアラカルトで行ってみることにした。

アペタイザーとして頼んだのはKobe BeefのGravlax。いわゆる生の牛肉で、Carpaccioと似たようなものなんだけど、Gravlaxは塩やウォッカなんかに漬けておいたもののことを言うらしい。アメリカで "Kobe Beef" と書いてあるときには本物の神戸牛ではなく、「神戸牛スタイル」の霜降り肉のことを指すことがほとんど。今回もたぶんそう。柔らかな牛肉をナイフで皿から剥がすようにして食べると、ほとんど生の牛肉の味の後ろに素晴らしい味の広がりを感じる。それが単純な味じゃなくて、何層にも重なってる感じ。奥底にある胡椒のような香りが、肉の味を極限まで高めてくれているみたい。ここのシェフのスゴイところは、素材の持ち味を殺さずに最大限に引き出してくれるところ。このアペタイザーも例外じゃなかった。

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お次のコースは黒トリュフクリーム入りのニョッキ。まるでKissチョコレートのような形をしたかわいいニョッキが並んでいて、その向こうには羊のミルクのチーズが淡雪のように盛ってある。間にあるのは白トリュフを使ったウエハー。ニョッキ自体はとても優しい味わいで、口の中に黒トリュフの香りがフワッと広がる感じ。トリュフの匂いにニョッキが負けないように、とても抑えた使い方をしてあるみたいだ。この優しい味のニョッキと一緒にチーズを食べると、僕が大好きなポテトとチーズ、おまけにトリュフが加わったもんだから、もう口の中は素晴らしい三重奏! 羊のミルクだとはいえ、僕があまり得意じゃない独特の癖は全然ない。あああ本当に美味しいよう。もう幸せ度200%。

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メインコースは子羊。これは唯一ちょっと「?」な感じだった。使ってる塩は上々だし、上に乗ってるソースのようなものも、肉の美味しさを損なわないようにすごく落ち着いた味付け。でもなんだか子羊がちょっと調理しすぎといった感じで、少々ドライみたい? ここでは数え切れないくらい子羊を食べたけど、こんなのは初めてだった。いつも文句のつけどころのない料理を出してくれるだけに、今回のドライさにビックリ。まぁこういうこともあるよね。味としてはピカ一。肉は臭みは一切なく、ソースは肉の旨みの引き立て役に留まってる。

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デザートは、今日のスペシャルの中から、オレンジのコンポート。砂糖と赤ワインで(色からすると)、オレンジの一切れを甘く煮たもの。オレンジは甘くてほろ苦くて大人の味。もうお腹が一杯だったから、さっぱりしてて本当によかった。オーナー/シェフのScott Carsbergがテーブルに挨拶しに来てくれて、なんとソーテルヌを一杯ずつみんなにプレゼントしてくれた。嬉しいなぁ。

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今回はこのレストランで初めて「?」を感じてしまったものの、ここに来るといつも心の底から満足させてくれる。素晴らしい料理、超一流のサービス、もう本当に最高の場所。毎年僕の誕生日近辺にはここに来ることに決めてるくらいだもん。シアトルには美味しいレストランがたくさんあるけど、Lampreiaとためをはれる場所はThe Herbfarmくらいしか思いつかない。以前 The HerbfarmのシェフJerry Traunfeldがどこかでインタビューされたときに、「もし一生、たった一つのレストランでしか食事しちゃいけないとしたら、どこで食べる?」と聞かれて、Lampreiaと答えていた。大好きなレストランのシェフが、僕の大好きなもう一つのレストランを好きだと知って、とても嬉しかったのを覚えてる。

Lampreiaはシアトルが誇れる場所。このレストランがシアトルにあって、本当によかった!
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by seafoodie | 2007-04-11 23:45 | シアトル