シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Bouley (ブーレイ)
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★★★★
フランス料理
Bouley
163 Duane St
New York, NY 10013
212-964-2525

フランス料理の名店で溢れているニューヨークだけど、Bouleyという名前は、今回リサーチを始めるまで聞いたことがなかった。素晴らしく評判が高く、Zagatで29点、Gayotで17点、ミシュランでも一つ星を獲得している場所。ディナーもいいけど、ここのランチは素晴らしくコストパフォーマンスがいいということを聞いたので、ランチの予約を入れておいた。

歴史的な建物の一階にあるBouleyは、足を踏み入れた瞬間、パリのレストランにテレポートしてしまった感じがした。重鎮で上品だけど、あまり堅苦しくは感じない。

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上品で落ち着いた店内

ランチのテイスティングメニューは5コースで$55。各コースにはいくつかの選択肢があり、その中から選んで自分なりのコースメニューを創りあげる。

まずアミューズ・ブーシュとして出てきたのは、冷たいトマトスープにロブスターとリコッタチーズが入ったものと、トリュフとクリームが乗ったクラッカーのようなもの。冷たいトマトスープというとガズパッチョを想像するけど、そんなに重くもキツくもない。トマトの爽やかな酸味と甘味が前面に出た、トマトのコンソメみたい。中にはロブスターとリコッタチーズが入っていて、それぞれにトマト風味を纏って最高の美味しさ。クラッカーの方っも、黒トリュフのいい香りが味覚と嗅覚を包み込んで、トリュフ好きな僕にはたまらない一品だった。

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冷たいトマトスープ、ロブスター、リコッタチーズ / トリュフクリームの煎餅

最初のコース、アペタイザーに僕が選んだのはビッグアイ・ツナと呼ばれるもの。ビッグアイというのは、マグロの種類なんだろうか。透明なドームの中にマグロの身があって、その上にはキャビア、周りは白いクリームのような泡で覆われている。マグロ自体はまるでヅケにしてあるような味わいで、中までしっかりとした味が染みていてとても美味しかった。周りの白い泡は、どうやら青リンゴから作られたものらしい。美味しいんだけど、ちょっとマグロにはフルーティーすぎる気がしてならなかった。マグロとキャビアにフルーティーな甘いソース……、ちょっと僕の好みの味じゃあないな。泡はなるべく避けて、マグロとキャビアだけを食べるようにしていたんだけど、やっぱり甘さがどこまでもついてきてしまう感じだった。

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Big Eye Tuna (Green apple, bergamot, Osetra caviar)

二つ目のコースは、『キノコ狩りの宝物』というような名前がついたもの。これはトロをちょっと炙って薄く切って、様々なキノコと一緒にトリュフのソースをかけたもの。トロは薄いから、なんとなくどっちつかずの味という気もしないでもなかったけど、何種類も使ってあるキノコはそれぞれに味が違っていて、トリュフの香りと一緒になってとても美味しかった。

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Forager’s Treasure of Wild Mushrooms (Sweet garlic, special spices, grilled toro, black truffle dressing)

メインコースに移る前には、サービスの一品としてチーズフランが出てきた。何種類ものチーズを層にしてフランのように仕立ててある。チーズの茶碗蒸しといった感じだろうか。一口食べて、満面の笑顔になってしまった。チーズの素晴らしい風味で口の中は一杯だけど、それが少しもしつこくない。どこまでも優しい味わいで、心からホッとさせてくれる感じ。しかも少しずつ違うチーズの味が層になっていて、一口ごとに違う味わいを楽しめる。このクオリティのものをサービスで出しちゃっていいの?って感じだった。

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チーズフラン

メインは仔羊を選択。これはメインコースの中で唯一$25の追加料金を払わなきゃいけないものだったけど、気分が仔羊だったのでしょうがない。ソースは何種類かかけてあるけど、緑色のものはズッキーニとミントから作られたもの。アメリカでは仔羊の肉にミントゼリーをつけて食べることがよくあるので、それをもじった感じなんだろう。ミントの香りは本当に僅かしかしなかった。真ん中の骨付き肉にはトリュフが載っていて、恍惚となってしまう美味しさ。周りの肉もシンプルなソースとよく合って、感動するほどではないものの、自信に溢れた美味しさだった。緑色のソースの中に見えるのは小さなニョッキのようなもの。クニュクニュした舌触りが面白かった。

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Colorado Lamb (Zucchini mint puree, langres aligote potato) (+$25)

デザートの第一弾にはストロベリーを選んだ。適度に砂糖を加えてあって、デザートとして楽しめる甘さ。かといって新鮮なイチゴの爽やかさを失っていないのは見事。アマレットのアイスクリームも、イチゴととてもよく合った。全てのレストランのデザートが、このくらい爽やかで軽いものだったらいいのにな、とか思ってしまった。

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Tristar Cooks Falls & Santa Barbara Organic Strawberries (Housemade amaretto ice cream)

デザートの第二弾はチョコレートスフレ。これはイチゴの爽やかさから離れて、ドッシリとした重さ。カカオの美味しさが口の中いっぱいに広がってとても美味しいけど、やっぱりちょっと僕には甘すぎるかな。下の泡はコーヒーの「雲」、コーヒーアイスクリームに、チョコレートムースもついてきた。この中ではコーヒーアイスクリームが一番口に合ったかな。

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Hot Valrhona Chocolate Soufflé (White coffee cloud, coffee ice cream, chocolate mousse)

最後のプチフールが出てきたときには、もうお腹はいっぱいだったので一つも食べられなくて残念。

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プチフール

レストランを離れるときには、パウンドケーキのお土産まで貰ってしまった。このクオリティとボリュームで$55っていうのは、信じられないほどお買い得だ。なるほど、人々が絶賛するのもよくわかる。いくつかは僕の好みから外れた味もあったけど、全体的には最高に満足できるランチだった。ニューヨークで素晴らしいランチを楽しみたかったら、ここは大オススメ。ただし男性はジャケットが必要だし、ジーンズとかだと居心地が悪いかもしれないので、念のため。
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by seafoodie | 2014-01-22 11:30 | 北アメリカ(シアトル以外)
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