シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Loulay (ルーレイ)
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★★★☆
フランス料理
Loulay
600 Union St
Seattle, WA 98101
206-402-4588

僕が大好きだったフランス料理レストランRover'sが閉店してはや6か月近く。そこのシェフ、Chef-in-the-Hat(帽子をかぶったシェフ)で知られるThierry Rautureau氏の新しいレストランがダウンタウンにオープンしたので、その初日にディナーに行ってきた。

ダウンタウンのど真ん中にあるLoulayは天井が高く、昔のDahlia Loungeのような高級さが感じられる。ダイニングルームにはテーブルの他にブースもいくつかあるし、階段を上ったところにもテーブルがあって、レストランを上から眺めながら食べることができる。奥にはイベント用の部屋もあって、大人数を収容することもできるらしい。僕たちはキッチンの目の前にある "Chef's Counter" に座って、様々な料理が出来上がるのを見ながら食べることにした。

カウンターに座ってかなり待ってもメニューを運んできてくれないので、頼まなければいけなかった。オープン初日なんだから、こういうこともあるよね。でもその後ダイニングルームのマネージャーが来て、待たせてしまったことを平謝りして、シャンペンをサービスしてくれた。こういうのはやっぱりさすがだ。

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天井が高いダイニングルームは、昔のDahlia Loungeを思わせる

アミューズは半熟卵の上にイクラが数粒乗ったもの。一口食べて、これはRover'sの繊細さだ!と思った。これは食事が楽しみだぞ。

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アミューズ・ブーシュ

メニューは小皿、中皿、大皿と分かれていて、4コース$49のテイスティングメニューもある。僕らはテイスティングメニューにあまり惹かれるものがなかったので、全てアラカルトで行くことにした。大皿のアイテムもパスして、小皿を一品とスペシャルのフォアグラをアペタイザーとして、その後は中皿を3種類頼んでシェアすることにした。

まずは小皿のアヒ・ツナ。大根と梨の千切りが乗っていて、ポン酢のようでちょっと違うソースがかかっている。口の中にはとても日本色の濃い味わいがいっぱいに広がるけど、100%日本的ではないのがミソ。マグロの赤身の味とソースが見事にマッチして、梨からくる微かな甘味も爽やかで、素晴らしく美味しい一品だった。Rover'sの料理の繊細さが感じられるけど、それよりはもうちょっとだけ思い切った味つけかな。

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Ahi Tuna (daikon radish, asian pear, ponzu) ($8.50)

次のフォアグラは、Rover'sで食べたそのままの味。カリカリの表面は香ばしく、トロリとした中身といい対比をなしている。甘味のあるソースとブリオッシュと一緒に食べると、フォアグラがそれほど好きではない僕でもウットリしてしまうほどの美味しさ。このフォアグラはRover'sで名物料理だったんだろう。もう一つのRover'sの定番、スクランブルエッグの上にキャビアを乗せたものもメニューに載っている。Rover'sファンの心をつかんでしまう作戦だ。

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Seasonal Seared Foie Gras ($17)

次はホタテ。中皿なんだけど、大きいホタテが一つだけ。まぁ二つあったら、それだけでメインになっちゃうかな。一口食べると……、しょっぱい! しょっぱすぎる! ホタテ自体に塩が振られている上に、パンチェッタのソースも塩気が多いので、全体的にとてつもなく塩辛く感じてしまう。ホタテ自体の味はいいんだけどなぁ。これはちょっと知らせた方がいいので、皿を取りにきたサーバーにその旨を伝えておいた。

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Seared Scallop (spinach gâteau, carrot purée, pancetta sauce) ($15)

中皿の第二弾はウサギ肉。それにキノコやパッパルデッレが入ってきた。これはスープからして、家庭的でホッとする味。キノコや小さな玉ねぎがいいアクセントになっていて、飽きさせない。ただウサギ肉が、場所によってはかなりドライだったのが気になった。小さな肉はいいんだけど、大きな肉は口の中でボソボソになってしまう。これさえなければパーフェクトだったのになぁ。

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Braised Rabbit (wild mushroom, arugula, pappardelle) ($14)

中皿第三弾は、豚の肩肉のコンフィ。それが春巻きの皮に包まれている。これもコンフィ自体の味は素晴らしいんだけど、ドライなんだよなぁ。たっぷりソースを吸わせないと、すぐにボソボソしてしまう。コンフィの味といい、チョコレートと唐辛子を使ったソースといい、味自体は素晴らしいから、そのドライさが余計に気になった。中でもこのソースは見事。言われなければチョコレートだとわからない感じで、カカオの密かな味に唐辛子の辛さが加わって、豚肉の味わいを素晴らしく高めていた。

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Confit Pork Shoulder (bitter chocolate-chili sauce, mustard greens) ($12)

デザートにはベニエを注文。キャラメルソースが甘すぎやしないかと不安だったけど、とても軽い甘さでホッとした。ベニエは口の中でポフッとつぶれて香ばしい味わいがいっぱいに広がる。欲を言えば、ベニエ自体がもうちょっと大きかったらよかったのになぁ。サワーアップルもモルトアイスクリームも、クリスマスを感じさせる味で、とても美味しかった。

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Beignets (sour apple, malt ice cream, caramel) ($8)

いくつかの不満はあったものの、全体的にとても満足のできるディナーでホッとした。Rover'sの繊細さから離れて、もうちょっと家庭的なボールドさを味わえた気がする。キッチンが落ち着けば、今回感じた不満も少しずつ消えていくだろう。ランチもやっているらしいので、また近々試してみたいと思う。
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by seafoodie | 2013-12-04 18:30 | シアトル
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