シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Le Grand Véfour (ル・グラン・ヴェフール)
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★★★★
フランス料理
Le Grand Véfour
17 Rue de Beaujolais
Paris, France

Le Grand Véfourは、ずっとミシュラン3つ星だったレストランなんだけど、最近なぜか2つ星に下がってしまった。それでも以前からずっと行ってみたいと思っていたレストランなので、今回ちょっと安めの(それでも高いけど)ランチに行ってきた。

とても時代を感じさせるパレ・ロワイヤルの回廊の一角にLe Grand Véfourはある。中に入ってビックリ! こんな豪華絢爛な場所は初めてかも! まるでベルサイユ宮殿の中にダイニングテーブルが置いてある感じ。観光客もいるけど、常連らしいビジネスマンたちや、きちんとした服装の人たちで溢れてる。僕もジャケットを着てたしネクタイもしてたけど、一人だということもあってこの雰囲気に気おされてしまって、今までにないほど緊張してしまった。ナイフとフォークをどちら側から使うか、一瞬思い出せないほどだった。料理が進むうちにリラックスしてきたけど、あの緊張は今思い出しても笑ってしまうくらいスゴかった(笑)。

さて、ランチは3コースで€98。ただの3コースだと思っていたら大間違い。アミューズ・ブーシュや、チーズのコース、それに怒涛のようなプチ・フールももちろん入っている。

アミューズは二つ。最初はあまりの緊張に写真を撮り忘れてしまったんだけど、カレー粉を使った何かで最高に美味しかった。二つ目のアミューズはフォアグラのダンプリング。そのまま口に放り込むと、プリプリしたパスタの中から、濃厚なフォアグラの味が飛び出してくる。重すぎも軽すぎもしない、パーフェクトなバランス。言っちゃ悪いけど、これが一番印象に残ってる料理かな。

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フォアグラのダンプリング

アペタイザーは豆のスープ。新鮮な豆の香りが胸をスーッとさせてくれる。個人的には塩味がほんの一つまみだけ多すぎるような気がしたけど、このままでも十分OK。トマトの中にはヤギのチーズと豚肉が少し入っているらしく、噛みしめるとその深い味わいにビックリする。かなり普通の軌道からは外れた味なんだけど、スープの味と喧嘩しないのは、やっぱり見事としか言いようがない。全体的に素晴らしいスープだった。

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Cold young French peas bouillon and ginger, glazed tomatoes with fresh goat cheese and smoked pork chest

メインにはアンコウを選択。タンドーリのスパイスで調理してあって、下にはキヌアが敷き詰めてある。アンコウの身はしっかりとした繊維質で、口に入れる瞬間にはインド風の香りが感じられる。軽い味つけなんだけど、身の味をしっかりと支える感じ。それにやっぱりこのアンコウの筋肉のような歯触りがいい。キヌアのベースもニンジンのジュースを吸ってなかなかの美味しさなんだけど、全体的にはちょっと飽きのくる味かもしれない。魚が軽い味つけなんだから、付け合わせはもうちょっとドッシリした味でもよかったんじゃないかと思った。まだ体調が完全じゃないし、味も一本調子だったので、二つある身のうち一つを残したら、マネージャーらしき人が「何か不都合でもありましたか?」と心配そうに聞いてきた。いや、ただお腹がいっぱいなだけだと答えても、「何か違うものをお持ちしましょうか?」と聞いてくる。いやー、別のものを持ってきてもらってもこれ以上食べられないよ。何も不都合はなく、単にあまり食べられないだけだと言って、やっと納得してくれた。やはりこのクラスのレストランは、こういう気配りがすごい。

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Roasted monkfish with tandoori spices, quinoa and carrots as a risotto, carrot juice
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付け合わせの野菜

チーズのコースは、目の前に山のようなチーズプレートを持ってきてくれて、その中から選べる。もちろん自分で全て選ぶ必要は全くなくて、サーバーに自分の好みを伝えて選んでもらうこともできる。僕はクリーミーなチーズと、すごく強い味と香りのチーズを選んでもらった。向こう側のクリーミーなヤツはブリーかカマンベールかなと思ったんだけど、苦味がないので違うのかな。そのままパンに塗って食べたいほど美味しかった。手前のはたぶん山羊のチーズ。独特な酸味があって、僕はこれはちょっとだけ苦手だ。右側の色の濃いのはリバロ。「すごく強い」ってことでリバロが来るかなと思ったんだけど、やっぱり来たか(笑)。これはすごく臭いことで有名なチーズ。納豆のような、腐敗臭の一歩手前のような匂いがあるんだけど、口に入れるとその味の成分の複雑さにウットリとしてしまう。やっぱり僕はリバロが大好きだ。中の柔らかい部分だけを食べるときと、外の皮も一緒に含めて一緒に食べるときとで、全く性格が違うのも面白い。僕は臭いチーズが好きだから、全部皮も一緒にいただいた。満足!

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チーズは山のようなチーズプレートから選べる
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僕はクリーミーなものとすごく強い風味を持つものを選んでもらった

チーズのコースが終わると、プチ・フール4種をテーブルの周りに置いてくれた。あれ、デザートの前にプチ・フール?と思ったら、その後すぐに真ん中にデザートを置いてくれた。

プチ・フールはこんなに食べられるわけもないので、シャーベットとカスタードだけ食べることにした。マカロンやゼリーも美味しそうだったのになぁ……。

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怒涛のごときプチ・フール

デザートはチョコレートムースのケーキにキャラメルアイスクリーム。プレゼンテーションからして嬉しくなってしまう。メインのケーキはムースだけど普通のケーキのような生地もあって、しかも底にはウエハーが敷いてあって、様々な口当たりを楽しむことができる。程よい甘さで、チョコレートの味わいが口いっぱいに広がって、甘いものはあまり食べない僕も幸せを噛みしめてしまう。この間のAkrameで食べたチョコレートといい、やっぱりパリはチョコレートが美味しいかも! キャラメルのアイスクリームも、チョコレートの味の間に新鮮な風を吹かせてくれてよかった。

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Milk chocolate mousse on hazelnut pastry, caramel ice-cream and Guérande sea salt

最後にコーヒー(これは別料金)を頼んだら、チーズ台の横にあったシフォンケーキを切ってくれて、そのスライスと一緒に来た。素晴らしい食事の後のコーヒーは美味しいし、シフォンケーキは控えた甘さで最高に美味しかった。

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コーヒーを頼むと、シフォンケーキもついてくる

いやー、堪能しました! メインがちょっと単調な味だったことを除けば、他は最高だった。あまりの美味しさに、途中からは緊張も忘れて100%楽しんでたもん。いつかここにはディナーでも訪れてみたいな。

店を出るときに、一番近い地下鉄の駅はPyramidesですよね?とマネージャーに聞くと、行き先を尋ねてきて、その後パリの地下鉄のマップを持ち出して、どういう行き方がいいかちゃんと調べてくれた。それはもう事前に調べてあったんだけど、やっぱりここのサービスは素晴らしいと感心させてくれた。最後には「よいご旅行を!」と送り出してくれた。
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by seafoodie | 2013-10-28 12:30 | ヨーロッパ
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