シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie
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シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。

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Grouchy Chef (グラウチー・シェフ)
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★★½☆
アメリカ料理/インターナショナル料理
Grouchy Chef
4433 Russell Rd, Suite 113
Mukilteo, WA 98275
425-493-9754

Grouchy Chefは日本人のシェフが経営するレストランで、以前から美味しいとの評判は耳にしていたんだけど、「Grouchy(怒りっぽい)」の名の通りシェフがかなり気難しい方で、そこで食事をするためには様々なルールを守らなければならないらしいので、今まで怖くて予約も取れなかった。友達はそこに行ったことがあるらしく、彼が予約を取ってくれてやっと行くことができた(ここは予約オンリー)。

Mukilteoの外れの、まるで倉庫のような場所にあるこのレストランは、入る前からかなり緊張していた。中には既に何組かの客が食事をしていたけど、やっぱり彼らからも緊張感が漂ってくるみたいな気がした。たった一人ですべての業務を切り盛りしているシェフが予約の名前を聞いてくるまで、入口にある椅子に腰かけて待つことになる。

テーブルに通されてメニューをシェフからもらうと同時に、色々なルールを聞かされる。ワイングラスはクリスタル製なので乾杯はしてはいけない、布製のナプキンで口を拭いてはいけない(他に紙製のナプキンも置いてある)、等々。

メニューは4コースのディナーだけで、選ぶことができるのはメインディッシュとその付け合わせのみ。僕は仔羊を頼みたかったんだけど、その夜はなかったらしいので、シュニッツェルと、付け合わせにはリゾットのケーキを注文することにした。お勘定は注文したすぐ後で、現金のみ。チップは不要、というか、シェフにチップをあげることは禁じられているらしい。

まずはアペタイザーの盛り合わせ。サラダ、ヌードルサラダ、トマトとチーズ、ブレッドスティック、フルーツなんかが盛られている。どれも文句のつけどころのない味で、僕は特にごま油の香りのするヌードルサラダが好きだった。全体的にかなりボリュームがあるので、小食の人にはツライ場所かもしれない。

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アペタイザーの盛り合わせ

次はスープ。胡椒の効いたパンチのある味わいで、最後にフッと緑色の香りが口の中に残る。最初はアスパラガスのスープかなと思ったんだけど、シェフに聞いてみると、ローストされたピーマンのスープらしい。ピーマンの臭みや苦みはまったくなく、この個性的な味わいがとても気に入ってしまった。

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ピーマンのスープ

メインのシュニッツェルはカラッと揚がっていて、マッシュルームのソースがかかっている。とても美味しいんだけど、なんだかちょっと普通っぽくて、あまり感動はない味だったなぁ。リゾットのケーキも美味しいけど、全部食べ終わる頃には味に飽きが来てしまう感じだったし。それでも、これといった不満を感じなかったのは、やっぱりシェフの腕がいいからかもしれない。

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シュニッツェル

最後はデザートの盛り合わせ。プリン、チョコレートケーキ、チーズケーキ、クッキーなんかが少しずつ載っていて、どれも上品な甘さで、ディナーを締めくくるのにピッタリの味だった。

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デザート

いやー、しかしディナーでこれほど肩がこった経験って、今までで初めてだと思う。ルールが多いとはいえ、最低限の礼儀をわきまえていれば大丈夫な感じなんだけど、自分か、または他の客がシェフを怒らせてしまうんじゃないかという不安が常に心の中にあって、とにかくあんなにリラックスできないのは初めてだった。

途中で一緒に行った友達が、アメリカで「悪い言葉」とされている "shit" をつい使ってしまったんだけど、そのすぐ後にシェフが後ろを向きながら、かなり大きく「シー!!」と言って、レストラン全体がシーンとしてしまったことがあった。別に誰も大声で話していたわけではないので、たぶんシェフが友達の言った言葉を聞きつけて警告を発したんじゃないかという結論に達した。気持ちはわかるけど、ちょっとなんだかなぁって感じだった。

確かに食べ物は美味しかった。あれだけのクオリティと量で、ディナーだけだと一人$20いかないっていうのはスゴイことだと思う。でも美味しい食事を心から「楽しむ」ことはできなかった気がする。人によっては楽しめる人もたくさんいると思うけど、少なくとも僕にとっては居心地は悪かった。もう一度行くかどうかはちょっと疑問だなぁ。
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by seafoodie | 2012-10-13 18:30 | シアトル
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