シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie プロフィール
シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。
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Altura (アルトゥラ)
★★★½ イタリア料理 Altura [前の訪問記へ] 617 Broadway E Seattle, WA 98102 206-402-6749 最近のお気に入りのAltura。同じイタリア料理だとSpinasseやCantinettaの方がちょっと上かもしれないけど、Alturaはまた違った美味しさがある。特にここのシェフの一番の強みともいえる繊細さにおいては、他の店の追従を許さない感じだ。 席に着くとまず運ばれてきたのはウェルカム・ドリンク。今回はブラッドオレンジとグレープフルーツジュースに、モスカト・ダスティとカンパリを加えたもの。さっぱりとした甘さの後には密かな苦みを感じて、それが舌を引き締めてくれる感じ。 その後は「ストゥッツ」。前来たときにはオリーブだったけど、今回は酢漬けアンチョビのクロスティーニ。アンチョビの味と、野菜の香り、それにクロスティーニのカリカリ感。それぞれに違った方向性を持ってて美味しかった! いつものように、メニューの一つひとつには値段がついていない。3コース$53、4コース$61、5コース$69を払って、後は全て自分で料理を組み合わせることができる(3コースと4コースは以前に比べてちょっとだけ値上がりしたみたい)。僕はパスタ2種とメインの3コースでいってみることにした。 まずはイカ墨のタリアテッレ。焼いたタコが入っていて、ソースはライムとチリがベース。このチリオイルのせいでかなり辛いんだけど、それがタコの香ばしい匂いとよく合う。ここでこんなに思い切った辛さの料理を食べるのは初めて。でもイカ墨のパスタの繊細な味わいが、ちょっと覆い隠されちゃった感じかな。よく味わわないと、普通のパスタなのかイカ墨のパスタなのかわからない感じだった。 お次はリゾット。グリーンピースはまさに春!って感じの味わいだし、当たり前のように美味しいプロシュートからはこのリゾットの要の旨味が溶けだしてるし、パルミジャーノのソースからは本当にいい香りが漂っている。繊細だけど主張に溢れた味わいで、個人的な好みにピッタリ! 同行人のアペタイザー第一弾は和牛(スタイルの肉)のカルパッチオ。極薄切りの牛肉には、極上のオリーブオイルと極上の塩が少しかかってるだけ。でもそれが肉の味を最大限に増幅してくれるんだから不思議だ。臭みはまるでなく、まるで刺身のような旨味だけが口の中一杯に広がる。春野菜の爽やかさもとてもよかった。 同行人のアペタイザー第二弾はパパデーレ。牛の尻尾と胃でつくったソースがかかってる。胃を千切りにしたものはクニュクニュしていて甘みがあって美味しいんだけど、尻尾の旨味には敵わない。尻尾の肉は口に入れた瞬間に、まるで花火が弾けたかのように素晴らしい味わいを口の中一杯にふりまいてくれる。素晴らしく美味しいんだけど、その美味しさをこのソースが100%吸い込んでない気がするのはなぜだろう? パスタを食べると、なんかソースの腰が弱い感じがするんだよね。肉が表現力タップリだっただけに、なんとなくアンバランスな気がしてならなかった。 僕のメインはポークシャンク。一つの肉のように見えるけど、豚の様々な部分を集めて調理したもの。だから様々な歯触りと様々な美味しさを楽しめてしまう。豚の脂の最高に食欲をそそる香りに、最高に主張の強い味わい。繊細さはもちろんあるものの、豚肉のボールドさが前面に押し出されていて、本当に美味しかった。 同行人はハリバットを注文。上にはポテトのカリカリが載っていて、繊細な味わいのハリバットに、ちょっと香ばしい味と香りを与えていた。美味しいことは美味しいけど、ポークの方が僕は好きだったかな。 いやー、満足満足! ちょっと前までは、シアトルには美味しいイタリア料理の店ってあまりなかったけど、最近になってたくさん美味しい店がオープンしてくれて本当に嬉しい。Alturaもまさにその一つ。また近いうちに行って、今度はワインのペアリングも頼んでみたいぞ。
by seafoodie
| 2012-05-15 17:30
| シアトル
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