シアトル近辺の美味しいレストラン食べ歩き
by seafoodie プロフィール
シアトル在住のAlexです。美味しいものが大好きなので、レストラン訪問記をまとめてみました。
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Cantinetta (カンティネッタ)
★★★½ イタリア料理 Cantinetta [前の訪問記へ] Seattle, WA 98103 206-632-1000 さてさて、一度以前来てすっかりファンになってしまったイタリア料理の店Cantinetta。今度は友達と6人で行ってきた。ここは6人以上じゃないと予約が取れないってのが玉にキズ。今回も6人行くと決まったのが直前だったので、予約を入れていなかった。でもバーで飲みながら15分くらい待っただけで席に着けたので、とてもラッキーだったかも。 6人いると本当に色々と頼めるから嬉しい。興味があるものを頼みまくって、みんなでシェアすることにした。 まずはデーツ(なつめやしの実)をパンチェッタでくるんで焼いたもの。豚の脂身の美味しい塩味の下から、甘くネットリしたデーツが出てくる。美味しいんだけど、個人的にデーツはあまりファンじゃないので、ネットリとした甘さがしつこく思えてしまった。 これは本来ならばサイドディッシュの一品なんだけど、アペタイザーとして頼んでしまったズッキーニの花の天ぷら。以前オーストラリアのイタリア料理の店で食べたときにとても美味しかった思い出があって、どうしても頼みたかった一品。軽く揚げてあるズッキーニの花には、塩がパラッと振ってあるだけ。それなのにサクッと口に含むと、なんでこんなに美味しいの?!と感動してしまう。微かな甘みとフレッシュなフルーツのような香り、それを揚げただけでこんなに美味しくなってしまうんだから不思議だなぁ。 ヒマワリの芽は見た目はカイワレなんだけど、それよりももっとどっしりとした歯触り。そのフレッシュな味わいに、甘いイチゴ。それとバルサミコ酢を主体にしたドレッシングがとてもよく合って、まさに夏のサラダといった感じ。 アサリはちょっとピリッと辛い味付けで、パンチェッタから出る豚の脂身の美味しい香りをまとっていて素晴らしかった。シェアしてなかったら、一人で全部食べたいくらいだった。 豆の冷製スープ。ミントも使ってあるんだけど、それは本当に隠し味程度。味付けも抑えてあって、本来の豆の味が100%楽しめるという寸法。この抑えた味付けを好きじゃなかった人もいたけど、僕は結構好きだったな。僕の好きなレストランBisatoと方向性が似てる気がした。 ペコリーノチーズは杉の木の上で焼いてある。チーズには黒トリュフが混ぜてあって、しかもその上にはハチミツがかかっていて、もう文句のつけようのない味! トリュフ入りのペコリーノチーズは友達にも大好評で、このアペタイザーのおかわりをオーダーしてしまったほど。これ、Cantinettaに来る度に頼んでしまいそうな一皿だな。 さて、いよいよアペタイザーを終えて、メインへと突入。以前ここで一口食べたステーキがとても美味しかったので、僕はそれを頼んでみた。こんがりと焼き上がったステーキには、オリーブオイルと塩がかかっているだけ。前回のような骨髄を使った味付けがないせいか、正直ちょっとだけ物足りなく感じたけど、やっぱり美味しい肉とオリーブオイルとの相性は抜群で、最後まで食べきってしまった。 友達とシェアして食べたのは、ボロネーゼソースのかかったパパデーレ。麺はシコシコしていて最高の味。ボロネーゼソースも、トマトの酸味が効きすぎることなく、とても優しい味わいを与えていた。 他の友達の頼んだタリアテッレには、なんとカラスミのパウダーを使った味付けをしてあって、それに甘いチェリートマトの味が加わって、すっきりさっぱり、しかもパスタという麺の味を楽しめる感じで、これは一人で全部食べてしまいたいくらいだった。まさかカラスミがパスタに使えるなんて! リゾットはSummer Squashがたっぷり載っていて、とてもシンプルなんだけど爽やかな夏の味だった。 デザートはイチゴのパンナコッタ。一口食べて……、えっ、これって砂糖入れ忘れたの?というのが第一印象。僕はあまり甘いものは好きじゃないんだけど、それにしてもこのパンナコッタは甘さがなさすぎた。バルサミコ酢のシャーベットのようなものが載っているので、そのせいで酸味だけしか感じられない。今まで素晴らしい料理続きだったのに、デザートで失敗ですか? これは残念だったなぁ。 店を出るときにオーナーのような人が挨拶してきてくれたので、デザートが全然甘くなかったことを言ったら、ちょっと待ってて!と言って中からカノーリを一本持ってきてくれた。これは普通の甘さだったので、デザートがみんな甘くないってわけでもなさそうだ。パンナコッタ、本当に砂糖を入れ忘れっちゃったりしたのかな?? デザートではちょっとつまづいたけど、Cantinettaはイタリア料理ではSpinasseを肩を並べるくらい素晴らしい場所であることには違いない。イタリア料理を食べたくなったら、Spinasseかココか、かなり悩むことになりそうだ。 Cantinetta: [前の訪問記へ]
by seafoodie
| 2011-07-23 00:00
| シアトル
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